たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

起動不能 その2

2008-09-09 00:04:13 | Vine4.x
起動しなくなった自作機に、KNOPPIX5.3.1を入れて再起動。
調子のおかしいCD-ROMも無事に動き、KNOPPIXが動き出した。
画面の遷移がつっかかるのが気にかかるが・・・
KDEが立ち上がったところで、端末から下記のコマンドを実行。
$ sudo e2fsck -p /dev/hda
すると、/bootの入っている/dev/hda1は、なにごともなくチェックが終了。
特に問題はなかったようだ。
しかし、Debian Etchの入っている/dev/hda2は、何やらエラーメッセージが・・・
自動での修復は無理だから、手動でチェックせよ、ということだ。
$ sudo e2fsck /dev/hda2
しかしこれを実行すると、とてつもない時間がかかる。
いちいち、rewrite?などと聞かれるのだ・・・
数時間トライして、根負けして終了。

あらためて検索してみると、e2fsckでエラー修復を試みた場合、ファイルシステムが壊れる(!?)という記事を発見。ほんまかいな??
それよりも、既にハードディスクが物理的に壊れていることの方が、確率としては高いような気がするのだが・・・

物理的に壊れていれば、e2fsckだろうがfsckだろうが、エラーの修復は不可能だ。
となると、grubそのものを直してみるのはどうだろう?

ハードディスクのパーティション構成は、
/dev/hda1 : /boot
/dev/hda2 : Debianのルート
/dev/hdb1 : VineLinuxのルート
となっている。
ダメなのは/dev/hda2だけのようだから、このパーティションをつぶすか、grubの設定を変えてしまえばOKではないだろうか?!

まず、/dev/hda2のDebianを削除してみることにする。パーティションごとフォーマットだ。
KNOPPIXでQTPartedを起動させ、/dev/hda2の領域を削除、そしてext3形式でフォーマットしてみる。
特にエラーも出ず、/dev/hda2はまっさらなext3領域になった、はず。
これで再度、Vine4.2を起動させてみた。
・・・しかし、結果は起動せず。
考えてみれば当たり前で、grubの設定自体を書き換えないといけないはずだ。Debianのboot用ファイルは消えてなくなったわけだから、Vineの/bootパーティションにあるmenu.lstの内容を反映させてやればいいはずだ。