10月17日 北東9m 波2.5mうねり 中潮 月齢12.1十三夜
赤と白、烏賊師なら実際目にしなくとも聞いた事はあるだろう。
生態などの詳しい話は俺も分かりませんが、こちらの赤系の水烏賊はメジャーシーズンから離れてある一定の範囲と範囲の筋、水深と時期で群れで着いてる事があります。
それが今年は高水温だったせいか期間が異常に長く感じて一旦終わったと思っていたのが近郊で年2回入るのが短い期間のが一瞬で終わったのか?
南方系の胴長身薄、見た目は物凄くウエイトありそうだけど実際計るとそうでもないのが南方の赤烏賊系、しかしこちらのヤツはエンペラは短いものの胴厚の筋肉質、下足の首周りが異常に太い。
急流が走る底潮のせいかも知れませんが異常にパワフル。
掛かると底へ底へ走る。
※過去画像より抜粋
長年やってると何となく見えてくるモノはあっても明確な事は中々ぼやけて分かりませんでした。
ただ狙っていく内に俺の予想が当ってればココ最近の獲れるものから大筋縄で的中に近い。
こちらの赤系は交配を繰り返し独自に近い環境にあったモノが各地にいるんじゃないかと俺は思うようになってきました。
釣りとしては凄く魅力あるモノなんですが食になるとアレ?と首を傾げるほど然程、旨くはない。
驚くのが4号エギを楽勝で抱いてゴイゴイ持って行くのは2キロ軽く超えるメス。
メスの赤系は通常見るヤツからするとデカイのでビックリする。
今日、ある人達と談義をしたのだが赤系狙う人は時期や筋をよく理解している。
俺自体もこの話はあんまり触れたくないのが本音、狙う方も同じ気持ちだと思う。
それだけ見つける努力と回数。
そして結果と行き着く先はココになるのかも。
南方へ狙いに行く豪腕も時間と金を掛け、行かないと釣れない。
行っても結果が出るかも分からない。
それが釣りなんですがね。
ただ夢幻と言われる世界には道心を奮い立たせるモノがある。
範囲は外れるが、ココには何かがある・・・・
俺は南方よりも天国と地獄のようなココを選ぶ理由は夢しかない。
近いようで凄く遠い島。
西南端、男女群島。