1月28日 続き
前記事、沖の水温変化(佐賀関)の続き。
船長から前日にいつもより遠くに行くので30分前には出航しますとの事。
船長のブログをみていましたがシケで9日出航出来ず。
昨日出航は出来たものの9日間だけでも海の状況は一変していたそうです。
かなりの苦戦、群れというか数匹の固まり?しかソナーで発見できずとのことでした。
出航6時半、今回16名の方々とご一緒でした。
船がデカイのもありますが広く装備がいい。
出航してまもなく俺は魚探知機やソナーに目をやります。
操舵室に居るのは好きなんですね。
なんと出てすぐ、水深20m付近、水温9.2℃
水深45m 水温10.4℃
水深67m 水温10.9~11.9℃
別エリア 水深66m 12.7℃
水深86m 水温13.6℃
と沖でもかなり違います。
水深が40m前後の漁場ではポイントらしき物は映りますが魚反応が全く映りません。
比較的高めの水温では薄いが魚の群れは見えます。
前日の話しを船長に聞いたら水温もあるが底引きによる甲烏賊漁もやっているので魚が居なくなったと追われてました。
深場を今回探りましょうとの事でした。
場所は伊予灘、大分空港沖付近より豊後水道が流れ込む佐田岬沖付近まで回ります。
漁場に1時間半近く、前には四国が見えます。
左には山口県。
今回、参加の若夫婦さん。
レンタルの防寒着をお借りし道具は俺のをチョイス。
楽しみにされてました。
海の凄さに感無量されてます
船がスローになり速攻準備。
一投目に気合を入れます。
誰よりも早く、ファーストHITも(爆)
合図と共に垂直落下、速攻タナ40~45mを取ります。
サビキは最初、ケイムラ5-5-7 関用、カゴは配布される100号関カゴ。
フォール中に30m付近より食い上げでアタッて来ました。
そのまま強制45mまで落としていきます。
10カウントばかり追い食いさせ数匹のアタリは間違いないです。
そのまま底へ落したい(爆)ですが巻き上げ。
ファースト頂き~!
40cmオーバーサイズの関サバ5連掛け、取り込みに1匹外しました。
若夫婦さんも準備運動にて気合入れ!
シングルですが良い型をゲット。
このあと数匹短発で来ますがそう後に続きません。
今回は流し釣りをしているのですが船から魚が外れるとサッパリ。
マキエ効果を十分効かせて寄せますがすぐに散ってしまうので1匹でも大事に取り込みしなければ。
厚かった雲が徐々に取れてきて次第に風が北に変り始めます。
しかももうすぐ満潮とまり時間帯。
他の船からの情報源も考慮され船長は漁場を移動。
型はどうか分かりませんが小さい群れもマキエを効かせタナの前後も攻めて頑張って下さいとアナウンスが流れます。
個人イケマの中には結構数は入ってました。
短発でも確実に獲っていきます。
オマツリやなんやらで関サビキがなくなり船に言えばあったんですが持ってきたサバ皮種類サビキをやることに。
マズは6本針 5-5-7 のカラーサバ皮にフラッシャーが付いているタイプ。
コイツはよくフォールしたりシャクリを入れた前後によくアタッて来ましたがオマツリですぐにダメに
次回候補に仲間入りです。
次は通常の6本枝、4-4-6のサバ皮。
伊万里湾ではサバ皮はよく釣れるのですが関サビキでサバ皮を見たこと無かったんで聴いてみてもあまり使わないらしいのです。
カラースキンかケイムラが主流みたいです。
サバ皮を入れて見ますが短発、もしくは2匹程度。
しかし型が良いのがあがります。
しかし若夫婦さんか5連のれんをサバ皮でやってました。
この時の5連の状況、船を流しでやっていた為に仕掛けは斜めを向いていたはず。
要は枝間隔の層が狭まり連を掛けやすいのかと考えてました。
サバ皮の27cm間隔8本針を次回仕込んでみましょうかね。
多分、コチラでもイケルはず!
今回、画像を忙しく取れなったり濡れたりで操作が上手くならなくて画像が少ない。
いい時間が流れていきますが風が出てきてややシケ気味に。
定例時間になり納竿。
このあと魚をイケマから取り出し包丁で血抜き、〆てさらに神経絞めをして氷水の中に入れ冷やします。
冷えたらクーラーの水を抜き直で氷が当たらないようにクッション材を引いて上から氷を足して保存。
若夫婦さんも結構釣っていらっしゃいました。
最初は食いが悪く皆さん苦戦モードでしたが中盤からの追い上げで追加。
40~50匹程度。
俺のも船で数えた数は間違えて船長へ45匹くらいでしょと言いましたが、帰って数えたら サバ47匹 アジ6匹でした。
あんまり釣れてなかったような感じだったのですが結構数は良い方向へ。
サバは良型で500g前後、アベレージで300~250g程度。
いい型は単発でもよく引きます。
若夫婦さんも沢山の魚、喜んでましたです。
帰港する船の中でイケマから魚をすくい1本づつエラ切り、血抜き、神経絞めと丁寧に仕込んでいきます。
この時カッパかサロペット履いてないとびしょ濡れになります。
しばらく海水に漬けて血が抜けたら氷水へ漬け込み冷えたら水を抜き上から氷で保存。
最後の絞めの鮮度が変るのでブランド魚、美味しく頂きたいですね。
サバシーズン、終わりかけに近いですが2月まではいけそうな。
行かれる方は道路状況をお確かめ下さい。