環境にやさしい?翻訳者日記

環境分野を専門とする地方在住の翻訳者が、自らもなるべくエコなライフスタイルを目指します。がんばりすぎず、ぼちぼちと。

改ざんの「ざん」

2018-03-15 08:47:10 | 翻訳
改ざんの「ざん」をいま漢字で書いてみてと言われても書けないけども(^_^;
なんとなくネズミっぽい漢字だよなーと思って調べてみたら、
そうか、あなかんむりネズミ(鼠)なのか



三省堂大辞林によると

【 竄▼ 】 [音] ザン
①のがれる。かくれる。 「 竄入 ・竄伏 ・逃竄 」
②追放する。島流しにする。 「 流竄(りゆうざん)((るざん)) 」
③文字を書き改める。 「 竄定 ・改竄 」


①は、見たまんまの意味だなー


ついでに以下、広辞苑(第五版)

ざん‐そう【竄走】
(「竄」は鼠が穴に入る意) のがれ走ること。


これも大辞林①と同じ、見たまんまの言葉だ


かい‐ざん【改竄】
(「竄」は改めかえる意) 字句などを改めなおすこと。多く不当に改める場合に用いられる。「小切手の―」


ここまで来ると、やっぱりネガティブな意味合いが出てる


と、好奇心から漢字の勉強をしてみたが、
共同通信社の『記者ハンドブック第12版』を見ると、

かいざん (改竄△)→変造、改編、改ざん

というわけで、結論、
翻訳では「改ざん」または「改竄(ざん)」だなー


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