環境にやさしい?翻訳者日記

環境分野を専門とする地方在住の翻訳者が、自らもなるべくエコなライフスタイルを目指します。がんばりすぎず、ぼちぼちと。

ウグイスの初鳴きか?

2006-03-25 23:29:48 | 環境
ちょっとあまりに遅いので、ほんと? って感じもするんですが、
でも、それこそ今週は毎日通っている場所で、今日初めてウグイスのさえずりを聞きましたので・・・ 
栃木県なんですが・・・

たしかイギリスで3世代にわたって100年くらいウグイスの初鳴きの記録をとっていたご家族がいて、それを見ると、たぶん温暖化の影響であろうと思われる感じで、どんどん初鳴きが早まっている傾向が出ていた、とか。
だから、ウグイスの初鳴きの記録ってのも、あなどれないわけです。

で、一応今年の記録に残しておきます。

継続は力なり。
果たして来年のブログにウグイスの初鳴きを忘れずに記録できるでしょうか?
いや、その前に、来年の今頃もこのブログは続いてるんだろうか・・・? (汗)

エコロジカル・フットプリントの講演会に行きました

2006-03-21 00:19:48 | 環境
3/16-17、エコロジカル・フットプリントの考案者のひとりである、グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)のマティース・ワケナゲル氏の講演会に行ってきました。ボランティアで少々お手伝いしているエコロジカル・フットプリント・ジャパンの主催です。
マティースさんは、もっと「大御所」的な人なのかと思っていたら、意外や意外、とても若々しく、冗談好きのエネルギッシュな人でした。スイス生まれだがカリフォルニア在住ということで、アメリカ西海岸の陽気な雰囲気を醸し出していました。

エコロジカル・フットプリントについては、前に一度エコロジカル・フットプリントとは?(1)の記事で書きましたが、
2日間の講演会で新たに学んだこと。
日本で出版されている本『エコロジカル・フットプリント』『エコロジカル・フットプリントの活用』にはなかった新しい話として、「フットプリント・ニュートラル」というコンセプトが紹介されました。
ニュートラルとは、「中立」あるいは「プラスマイナスゼロ」という意味。
どんな活動をしてもフットプリントが発生してしまうもの。それ自体をゼロにするのは無理だけど、代わりに別のところでその分のフットプリントを減らす努力をすれば、プラスマイナスゼロになるんだよ、ということ。

たとえば、ご自身の講演活動についてもこんな風に話をされた。
今回は5日間滞在するためにはるばる飛行機に乗って日本にやって来た。なんと大きなフットプリントだろう! でも、自分がこうやってたくさんの人に話をすることで、話を聞いた人がそれぞれフットプリントを減らすとしたらどうだろう。その全員のフットプリントの減少分が、自分のフットプリント増加分よりも大きいならば、来た価値があったと言えるのではないか。

……かなりの「ポジティブ思考」ともいえますね(笑)。
でも、環境活動をやっていると、こういうジレンマに陥ることが多々あります。その時に、全体を見わたして、それでもやる価値のある活動かそうでないか、をこうやって冷静に判断するというのは、必要なことだと思います。

マティースさんは現在、世界各国の政府機関や研究機関などに、エコロジカル・フットプリント算出で連携しないかと働きかけています。
それは、「地球には限界がある」ということをあらゆる対話の前提条件にしっかり位置づけたいから。
それから、現実問題として、エコロジカル・フットプリント算出には複雑な計算を積み重ねないといけないので人手がいるし、また、なるべく正確な係数も得なければならないため、各国関係者の手助けが必要だから。

すでにEUが、加盟各国のエコロジカル・フットプリントの算出を行って公表しています。
さて、日本は、アジアで一番初めにこれに名乗りを上げることができるでしょうか? 是非是非、日本の環境省にもがんばっていただきたいものです! 
今回、講演会も満席になるほど大勢の人が話を聞きに来ていましたし、また、それとは別に各方面を訪問した際にも結構好感触だったとのことで、日本でもっとエコロジカル・フットプリントが普及するといいなと思います。

確定申告最終日の駆け込み

2006-03-15 22:53:23 | もろもろ
個人事業主の場合、避けて通れないのが、確定申告。
仲間由紀恵を見るたびに、あぁやらなきゃ~と思いつつ、
ついつい先延ばしにしてしまい。。。

特に今回は、昨年12月にコンピューターを買うお金があるかどうか調べた時、11月分までの会計をほぼ完璧に仕上げていた(と思っていた)ので、余裕余裕、と、

本格的にやり始めたのが3/12(日)。

メインバンクの通帳を見ると、記帳してあったのは11月末まで。
12月に翻訳代が振り込まれているはずだから、とインターネットバンキングでチェックすることにする。
1度目は、完全に違うパスワードを入れてしまい(ATM用とネットバンキング用を間違えた)
2度目は、自信を持ってパスワードを入力したのに入れず。
あれ? タイプミス? と 一応内緒のパスワードメモを確認してから、
3度目も自信をもって同じパスワードを再入力。
し、しかし、、、
やってしまった。
間違えた!
メモの通りに入力したらダメなのだ・・・ 頭を使ったはずが、自分でひっかかってしまった・・・
案の定、今度こそ絶対に正しいパスワードを入れてみたが、もう反応してくれない。
もしかして、一晩寝て起きたら復活してるかも と淡~い期待を抱いて、12(日)は終了。

明けて13(月)。
日本の銀行は甘くない。(当たり前)
絶対に正しいパスワードを入れても、やっぱりもうログインできない。
しょうがないので、お客様センターに電話。案の定、昨夜の間違いのせいで、サービスは停止され、再開届けがすでに郵送されているので、それに捺印して返送を、とのこと。
近くに支店がないので記帳はできないし(最寄りの支店は電車で1時間)、
それじゃあ確定申告に間に合いません
と訴えてみたら、
取引内容を口頭で教えることならできます、
と言われたので、12月の振り込み明細を教えてくれるようにお願いすることにする。3カ月前の記録をさかのぼらないといけないので、明朝(14日)折り返し電話します、とのこと。

その間に、もうひとつの懸案事項を片づけることにする。
実は、よくお仕事を下さる翻訳エージェント1社の源泉徴収の支払調書が、私の思っていた額と合わなくて、頭の中が「????」になっていた。
エージェントの方とお話しし、それからその会社が使っている会計事務所の方ともお話しし、結局、現金主義から発生主義への移行時期に支払われた分の売り上げと源泉徴収が抜け落ちてしまっていたことがわかった。
つまり、2004年12月の請求分が2005年2月に振り込まれていたのだが、それは2004年分に含まれていただろうという判断のもと、2005年分の支払調書に入れてくれていなかったわけ。
しかも、この時の仕事はそこそこ大きいプロジェクトで、これが還付されれば「3人くらいで飲みに行けそう」というような額だったので、泣き寝入りはできないと、
支払調書を再発行してください
とお願いする。会計事務所からエージェントに発送し、エージェントから私に15日朝着の宅配便で送ってくれることになった。
この段階で、
確定申告を最終日に税務署に持ち込む
ことが決定。

14(火)
朝、銀行からお電話をいただいて、予想通りの振り込み内容に、ほっと安堵。
申告書の下書きまで終えて、後は明朝の支払調書を待つのみ。

15(水)
朝10時に宅配便到着。
税務署にレッツゴー!

きっと大混雑だろうと予想していたのだけど、意外や意外、ガラガラにすいていた。
最終日は混むだろうと皆さん前倒しで申告されたのだろうか??
それなら、私はある意味、裏をかいたわけで、なかなか賢明な選択だったといえるかも??
ははは。いやはや。
順調に30分ほどで申告を終えて、帰路へ。

エージェントのKさんとSさん、
ほんと、この還付金で飲みに行きましょうね~! (^ ^)

エコロジカル・フットプリント講演会

2006-03-09 11:47:25 | 環境
あ~あ~あ、もう3月である。
今年の「週1更新」という目標は一体どこへ・・・?

さて、今日も、イベント情報。
エコロジカル・フットプリントの世界的な第一人者の講演会です。
そうめったに来日される人ではないと思われるので、「エコロジカル・フットプリント」あるいは環境/持続可能性指標全般に関心のある方には、またとないチャンスと思います。

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http://www.ecofoot.jp/event.html

エコロジカル・フットプリントの国際的リーダー
マティース・ワケナゲル来日講演会

○3月16日(木) 15:00(開場14:30)-17:00
1部:持続可能な未来をつくる指標(1)
エコロジカル・フットプリントの活用事例と効果
--地域・まち、企業の製品・活動、国・州、環境教育における事例を中心に

○3月16日(木) 17:30(開場17:05)-19:30
2部:持続可能な未来をつくる指標(2)
エコロジカル・フットプリント、測定方法のポイント
--地域・まち、企業の製品・活動を、どう測定・評価するか

○3月17日(金)  18:30(開場18:10)-20:00
3部:持続可能な未来をつくる指標(3)
エコロジカル・フットプリントで、持続可能な未来を築く
--世界と日本のフットプリントを通して、持続可能な社会への展望を示す

○講演者Profile
マティース・ワケナゲル Dr.Mathis Wackernagel
エコロジカル・フットプリント指標の開発者の一人であり、世界的な活用・普及
を促したリーダー的存在。環境シンクタンク「グローバル・フットプリント・
ネットワーク(GFN)」代表。2005年米国・エコロジー経済学会「ハーマン・デ
イリー賞」受賞。
共著書:『エコロジカル・フットプリントの活用~地球1コ分の暮らしへ』
『エコロジカル・フットプリント~地球環境持続のための実践プランニングツー
ル』

○会場
EPO(エポ:環境パートナーシップオフィス)会議室(3回とも)
→アクセスMAP(表参道駅5分、渋谷駅10分)

○料金
1部:3,000円 2部:3,000円 3部:2,000円

1部・2部共通:5,000円
1部・2部・3部共通:6,000円

*定員各70名と少数制ですので、事前予約をおすすめします!
 

○ご予約方法
下記項目を明記され、メールあるいはFAXで送付ください。

* 件名:マティース講演会
* 講演の種類
1部/2部/3部/1部・2部共通/1部・2部・3部共通
のいずれかを明記ください。
* お名前(フルネーム+読みをひらがなで)
* 所属先
* ご連絡先:メールアドレス、お電話番号
* 領収書が必要な方はその旨+領収書の宛名も明記ください。


ご予約の送付先(エコロジカル・フットプリント・ジャパン)
E-mail こちら あるいは event01@ecofoot.jp
FAX.03-3325-8307

○お支払い方法
当日、会場受付にて。
(共通参加の方は、初回に一括で。共通券をお渡しします)
 

○主催・共催
* 主催:NPO法人エコロジカル・フットプリント・ジャパン(EFJ)
* 共催:環境省民間活動支援室(EPO)/地球環境パートナーシッププラザ
(GEIC)
NPO法人 フューチャー500/(株)イースクエア
* 協賛:(社)環境情報科学センター

○記者会見・インタビュー
メディア関係者の方々のために、会見・インタビューの場を設けています。
3月17日(金) 衆議院第1議員会館第1会議室 15:00(開場14:30)-16:30 無料
→アクセスMAP 3581-5111(内線)6801(会議室直)
*ご招待制ですので、必ず事前にお申し込みください!
○お申し込み方法
下記項目を明記され、メールあるいはFAXで送付ください。
* 件名:マティース記者会見
* お名前(フルネーム+読みをひらがなで)
* 所属先・ご担当メディア名
* ご連絡先:メールアドレス、お電話番号

お申し込みの送付先(エコロジカル・フットプリント・ジャパン)
E-mail こちら あるいは event02@ecofoot.jp
FAX.03-3325-8307