環境にやさしい?翻訳者日記

環境分野を専門とする地方在住の翻訳者が、自らもなるべくエコなライフスタイルを目指します。がんばりすぎず、ぼちぼちと。

ATOK 2016

2016-10-26 15:32:31 | 翻訳
前々から更新したかったATOKもこのたびめでたく更新させていただき
「ATOK 2016」を導入することができました。

えっと、どのくらい古かったかというと、
使っていたのは「ATOK 16」。

昔は、末尾に西暦ではなくバージョン番号が付いていたのですな。
2003年に購入していました。

干支も1周+αしてしまったところで、やっと追いついた……

16から2016へと、無事に登録辞書も引き継ぎ完了。
3週間弱、使ってみたところ。

大きな違いは、
推測変換ウィンドウが出てくるところかな。
これは便利だ!
以前は何度も繰り返し出てくる長い言葉をわざわざ自分で単語登録していたけど、
(例えば、「せい」と打ってスペースキーを押すと「生態系サービス」が出てくる、みたいに)
どうやらその必要がなくなったっぽい。

……しかし、邪魔だ。このウィンドウ。
たいてい、漢字を変換しながらもう次の英文を読み始めているので、
その英文にちょうどかぶさるのは、邪魔だ。
表示位置を変えられないのか?!

あと、もう一つ気になる新しい機能は、たぶんミスタイプが増えると、
「少し休憩しませんか?」
というコーヒーマークが出てくること。
「リフレッシュナビ」というのか。

いや、たしかに疲れてきたんだけどさ、
ミスタイプも増えてきたんだけどさ、
でも子どものお迎えの時間までカウントダウン、ここはちょっと無理して、もうひとがんばりしないとさ、
というタイミングなのでね。
お気持ちはありがたいんだけど、という。
でも、リフレッシュナビの本体の画面を立ち上げてグラフを見てみると、
なかなかよく傾向が出ていて面白いので、もうちょっと使ってみる。
でも、一段落したら、オフにするかも……

イミクルは、というと、辞書をインストールするのを忘れていた……
今試してみようとして気がついた。
あぁ!

読取革命

2016-10-18 15:21:11 | 翻訳
翻訳作業環境整備の一環で、Panasonicの「読取革命Ver.15」も買わせていただいた。

翻訳関連で何故OCRソフトが必要かというと、
1.原稿が紙媒体なので、それをテキスト化して作業効率を上げたい。
2.参考書籍の対訳テキストを検索したい。
という2つのケースがあるけど、1.は最近はもうないなぁ。
ほとんどのお仕事で電子ファイルをいただけるようになった。
ありがたい、時代の流れ。

去年、2.のケースで、参考書籍の英文はPDFファイルでいただけたので、
その邦訳書をテキスト化して、対訳ファイルにして参照したいと思ったことがあった。
OCRは、以前は「読んde!!ココ」を使っていて、そこそこ満足していたのだけど、2012年に販売終了。
いろいろ調べて「読取革命」が良さそうだという結論に至り、
体験版をダウンロードして使ってみたら、まあ良さそうだったので、
次はこれ買いたい~♪と思い続けていた。

今回、念願かなって、購入!
早速、テキスト化したいと思っていた本、3章分をやってみた。

これは良い!
変換ミスがかなり少ない!
使える!
10年くらい前の作業に比べて、ものすごい効率アップです。

「自炊」とか言ってOCRを使う層が広がった分、
性能が上がっているのかも。

今度は裁断機が欲しくなってきた……(笑)

英辞郎

2016-10-06 09:09:28 | 翻訳
今秋、お世話になっているエージェントさんのご厚意で、辞書環境を整えるチャンスをいただいた。
ここ10年くらいとにかく目の前のことをこなすのに精一杯で、時間が止まっていたから。

ありがたや あぁありがたや ありがたや

(友蔵 心の俳句?!)



まずは、ずっと気になっていた英辞郎のバージョンアップから。

「対訳君」という串刺し検索ソフトで使える英辞郎を愛用している。

英辞郎for対訳君
誠に勝手ながら、6月30日をもちまして 「英辞郎 for 対訳君」の発売を終了いたしました。
(理由は、英辞郎の(特に例辞郎の)データ増大に伴い、 コンバート作業が困難になったからでございます)
ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。


ガーン……
一体何年の6月30日だろう?!
きっとメールで案内を受け取っていたんだろうな……

と思って過去メールをさかのぼってみる。
2015年だった。
あーあ、ちゃんと読んでマーキングしてある。
で、そのとき忙しくて、後でもう1回考えよう、と思ってそのままにしてしまったんだな……
後悔。

仕方がない、普通の英辞郎を購入して、自分で対訳君用にコンバートするか。
渋々英辞郎のページに行くと、

英辞郎 辞書データの入手方法
Ver.144.1(2015年3月20日版)をダウンロード購入する
※Ver.145 以降のTEXT形式(およびTEXTに変換可能な形式)のデータが販売される予定はございません。


えっ?!
ガーン……
そ、そりゃそうさ……

最近はオンライン辞書が充実してきているし。
weblioだの、英英辞典だの、私だってさんざんオンライン版の恩恵を受けている。
どこでもネットにつながるようになってきたし。

でも英辞郎は、PDICで使っていた時代から、パソコン上でさくさく開いて作業するイメージのものなので、時代の変化に打ちのめされる。

浦島太郎の気分だ。

そんなわけで、昨年データのv144.1を購入し、昨日の午後から何時間もかけてコンバートして、使えるようにしましたとさ。
そのうちきっと、英辞郎on the WEBを使うことになるな……。

「英辞郎 on the WEB Pro」って有料サービスもあるのね、どうなのかな。