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たかつき市民環境大学 第11回講座「水草を観察してみよう」 第12回講座「植物が見せる不思議な世界」

2022-09-10 08:40:14 | たかつき市民環境大学

9月8日(木)午前

第11回講座「水草を観察してみよう」

講師:あくあぴあ芥川(高槻市立自然博物館)主任学芸員  

高田 みちよさん

場所:西之川原の水田

 

 

あくあぴあ芥川で簡単な講義を受けてから、近くの西之川原の

田んぼに水生植物の観察に行きました。

秋の水田にはミズマツバ、スズメノトウガラシ、コナギ、

アメリカタカサブロウ、クログワイなどが見られました。

小さくて可愛らしい個性豊かな花をつけた水辺の草花をルーペで

観察し、熱心にメモを取りました。

ルーペで拡大すると美しい花を見る事ができました。

カヤツリグサの茎を割いて四角形の「蚊帳」を作りました。

また、つゆくさの肉眼では見ることができない雄しべ(6本)

と雌しべはどこにあるの?とルーペを使って観察しました。

さらに帰路の途中で寒天の話などもしていただきました。

曇天の中、楽しい講座になりました。

 

午後

第12回講座「植物が見せる不思議な世界」

講師:午前に同じ

場所:あくあぴあ芥川3F多目的ホール

生物多様性についてや外来種問題を学びました。

外来種は生態系の一員ではないので、日本の在来種に悪影響、

また人間、農薬や産業にも害を与える。

高槻でも多くのボランティアの方がオオバナミズキンバイ、

ナガエツルノゲイトウ、ミズヒマワリの駆除を行っておられます。

またクビアカツヤカミキリ、ツヤハダゴマダラカミキリ、

アルゼンチンアリをみかけたら教えてくださいとのことでした。

 

 

また図鑑の選び方を学びました。

植物の分類は年代によって変わる、最近はDNAを使って分類する

APG分類体系第3版が最新版、適切な図鑑を選ばないと載っていないことも

あると教えていただきました。

 

今日は午後に降水確率が高いことから午前に野外活動、午後に座学を

行いました。5時頃より雨が降り出しました。

 

次回の講座は9月15日(木)

芥川の増水等で実施できない場合は9月22日(木)に延期

午前「芥川の水質と生物」  場所:あくあぴあ芥川3F多目的ホール

午後「芥川の水生昆虫を採取・かんさつしてみよう」  

場所:芥川 です。

 

 

 

 


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