たかつき環境市民会議ブログ

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たかつき市民環境大学

2024-01-26 18:20:53 | たかつき市民環境大学

たかつき市民環境大学

第28回 北摂地域の地形と地質

講師 大阪市立自然史博物館 学芸課長代理 中条武司さん

会場 あくあぴあ芥川多目的ホール

朝から雪が散らつく中、今日は岩石のお話から始まりました。

岩石の種類については中学1年で習ったらしいのですが省略せずに教えていただき助かりました。ちなみに今年アイスランドで噴火してできた岩石は火山岩の中でも急に冷えて固まった流紋岩というそうです。

 

大阪は3方を山(北摂、生駒、金剛)に囲まれていますが、北摂の山を作っているのは2〜3億年前の岩石だそうです。

 

  

5500年前が縄文時代で 2000年前が弥生時代になります。

 

地震についてのお話には聴く側にも力が入ります。

  

そしてこの日本は複数のプレートの境界にあり、その内2つのプレートは毎年数センチずつ沈み込んでいるという。常に力を受けている日本は地震が多いというわけです。

地震については今年の元旦に能登半島地震が起きたばかり。今、地震について学べることは大変意味のあることだと改めて感じました。

様々な情報がありますが、私たちにできることは、地震のメカニズムを正しく理解して自身が住む地域の地形や地質を知りハザードマップを活用して減災に努めることだと学びました。難しいところもありますが、まずは高槻市のハザードマップを確認しておきたいと思いました。

 

第29回 河原の石から地質を知ろう

講師 大阪市立自然史博物館 学芸課長代理 中条武司さん

会場 あくあぴあ前の河川敷〜今城塚古墳

午後は芥川の河川敷で石の観察。石の仲間分け。

 

みんな下をみて真剣に石を選んでいます。

 

石の粒子の荒さ、筋や線の入り方、硬さ、色 などで石の種類を分けていくとどんな石なのかがわかってくるそうです。

砂岩と泥岩の違いもわかってきました。

 

その後、高槻に通っている有馬ー高槻断層の見学に向かい、断層の規模を確認して今城塚古墳まで歩いて講座終了となりました。

 

公園内ではフユザクラの花が可愛く咲いていました。

 

次回は今期最終回の講座となります。

2月8日 午前 第30回 環境活動の輪を広げる

            講師  近畿大学社会学部 教授 久 隆浩 さん  です。 

     午後 ワークショップ

以上

 

 

 


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たつの子園児さんとの「木の実工作」

2024-01-24 13:29:30 | 里山グループ

2024年1月23日(火)13時~14時 晴れ

場所:阿武山たつの子認定こども園2階ホール

参加者:8名

阿武山たつの子認定こども園の年長さん達と「木の実工作」を楽しみました。

「毎年1月はとても寒い時期。園児さんの体調も考慮して、公園での観察会の代わりに、屋内での勉強会の開催を。」と、

担当者が約1年前の年間計画から考え、準備を進めてきた講座です。

 

園児さん達は、工作開始前から目の前に置かれた見本や材料に興味津々です。

土台の段ボールに木の実を貼り付けるところまでは、説明を聞きながらみんなで一緒にしました。

「モミジバフウの実を貼ります。」

「次はメタセコイアの実を貼ります。」

一年間公園を歩いて学んだ樹木の名前を憶えています。

用意された数種類の木の実の中から、どれを選ぶかちゃんとわかりますよ。(`・∀・´)エッヘン!!

 

その後は、木の実の上にカラーボールやメロンのタネ等を自由に飾り付け。

みんな それはもう楽しそうで、ニコニコしながら、時には真剣に工作に取り組んでいました。

生き生きした笑顔、(個人情報保護のため)写真で紹介できないのが残念です。

そして、数人ずつ別エリアの「葉っぱ貼り付けアート」コーナーへ。

用意された紅葉や緑の葉を、画用紙に巾広テープで貼り付けます。

みんなとても上手にテープを扱えていました。

今年度の年長さんと会うのは、この日が最後でした。

これからも自然に興味を持って、木や花や草に優しくする素敵なおにいさん、おねえさんになってね。

ティッシュボックスを使った作品用箱に入れて、自分の作品を持って帰ってもらいます。

全員の作品を取ることはできなかったけれど、インデックスでご紹介します。

クリックすると、大きく表示されます。

        

 


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たかつき市民環境大学 第26回「身近な鳥たちの生態」第27回「バードウォッチングをしてみよう」

2024-01-12 12:04:10 | たかつき市民環境大学

令和6年1月11日(木)

第26回「身近な鳥たちの生態」

講師:あくあぴあ芥川 主任学芸員 高田 みちよさん

場所:あくあぴあ芥川 多目的ホール

いつもユーモア一溢れた楽しい講座をして下さる高田みちよさんは、この度令和5年度文化庁長官賞を受賞されました。講座前に皆様でお祝いの拍手をさせて戴きました。

おめでとうございます。

午前中は鳥の生態を詳しく学びました。

鳥類の肺に肺胞はなく、代わりに気嚢という袋を使って、肺の中に常に一方向の気流を生み出しています。つまり、吸うときも吐くときも常に一方向の直流状態で空気が流れているのです。鳥の肺は延々と途切れることなく酸素交換を続けることが出来るといわれてます。

第27回「バードウォッチングをしてみよう」

講師:高田 みちよさん

場所:あくあぴあ芥川~芥川遊歩道~門前橋付近まで

農耕地をゆっくり流れる芥川の水辺にはセキレイ類、サギ類、カワセミ等の多くの野鳥が飛来します。

1月11日は晴天に恵まれ、たくさんの野鳥に出会う絶好のバードウォッチング日和になりました。

カワセミ(魚を取って食べたり、お腹も見せてくれたりと大活躍して楽しましてくれました)、ハクセキレイ、キセキレイ、カワラヒワ、ダイサギ、コサギ、ホオジロ、コガモ、ジョウビタキ、マガモ、カワウ等たくさんの野鳥に出会いました。

お天気にも恵まれ多くの野鳥に出会い、受講生の皆様も野鳥の新しい発見と共に充実した時間を楽しまれました。

 

次回講座

令和6年1月25日(木)

10:00~15:00

第28回 北摂地域の地形と地質

第29回 河原の石から地質を知ろう

講師:大阪市立自然史博物館 学芸課長代理 中条 武司さん

 


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萩谷フィールド周辺整備と炭焼き窯火入れ式

2024-01-08 13:15:23 | 里山グループ

2024年1月7日(日)晴れ

場所:萩谷フィールドA及び炭焼き窯等活動拠点

参加者:17名

 

皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

里山グループの新年最初の活動です。

まずは全員で挨拶をして、役割分担の確認です。

挨拶の後、炭焼き窯にお神酒をあげます。

今年も無事に活動できますように、良い竹炭が焼けますように。

 

みんなで乾杯しました。

みんな今年も元気で!

この後、持ち場の整備を行ないました。

荒れた竹林の整備。どんどん生えるセンダンを除去しています。

不要な木、センダンを除去しています

フジバカマの畑に柵を作りました。

育ったフジバカマが倒れないためのに支えになるように。そしてイノシシが入り込んで踏み荒らさないように。

 

炭焼き窯の前では、竹を焼くのに適したサイズに割っています。

 

そして食事の用意も進んでいます。

餅を焼くために炭を起こしています。

人数分の豚汁の用意。今年も代表が、具をちょうどよい大きさにカットして持ってきてくださいました。

仕事を終えて、みんなでいただきます。揃って外で食べると、なんて美味しいのでしょう。

食事を終えて、そのまま席で定例会議です。

 

片付け終えて解散しました。

整備していた竹林がすっきりしました。山道沿いのクチナシもきれいに剪定されました。

 


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