市民環境講座 開催される

環境からみる食と農と健康
　　　（～高槻市の地産地消の現状と今後につい～）

平成20年度　市民環境講座の企画運営をたかつき環境市民会議が担当
　11月１日（土）高槻市主催の平成20年度「市民環境講座」が総合市民交流センターで開催されました。これは、高槻市から『たかつき環境市民会議』に委託されたもので、今年度で　４回目の開催となります。本年度のメインテ－マは「環境からみる食と農と健康」で、サブテ－マが「高槻市の地産地消の現状と今後について」です。
　講座は、1部の大阪府立大学大学院の宮武教授による基調講演会、2部は市内の3人の専門家によるパネル討論会の2部構成で行なわれました。
　食の安全性が揺れ動いている中で、講演会には100名近くの入場者があり、会場からも多くの質問や提案が出され予定の時間が超過するほどでした。
特に、今回はパネラ－に高槻市内の地域農業指導者（JA）,学校給食の栄養士、健康食の専門家がそれぞれの視点から地産地消を語りかけたことが会場を沸かせたようです。
　食の大切さから、会場や講師からも引き続きの開催要望があり、企画運営を担当したたかつき環境市民会議でも引き続き検討することとしたい。

初めて知った 打ち水

　たかつき祭りに参加

たかつき祭りで恒例となった打ち水は、今年も８月３日（土）17:00から、祭りの本部席前・市役所前の道路で実施されました。
　祭りパレードの開始前に、バケツと柄杓３０組がたかつき環境市民会議の会員により準備されました。パレードの開始直前に祭りの観客のこどもたちを中心に水まきが行われ、パレードの参加の皆さんに少しばかりの涼しさを提供したようです。
　昨年までは、関係先の支援でバケツ４０杯分に下水道の高度処理水が準備されました。今年は諸般の関係で支援が無くなり、実施の規模は小さくなりましたが、会員の協力で実施が出来ました。
　一方、打ち水に関するアンケートも同時に実施され、多くのかたがたに関心を寄せていただきました。しかし『打ち水』と言う言葉を知らない若い年齢層も多いことが分かり、われわれの広報活動がさらに必要のようです。

約８０人の方に参加いただきました

摂津峡クリーンハイキング

恒例となった第６回摂津峡クリーンハイキングは、８月３１日(日)好天に恵まれ、約８０人の参加を得て実施しました。この行事は、たかつき環境市民会議の活動の一端を知っていただくために、市民の方々とともに平成１５年度から行っています。また、夏休みに多くの人たちで賑わった高槻の清流を維持することも目指し、清掃しています。
当日は9時30分に上流側の上の口バス停に集合。受付後、川沿いを担当するグループ、道沿いを担当するグループに分かれごみ拾いをしました。下流側の摂津峡公園までを一般ハイキング客に交じり、セミの声を聞き、自然を眺めながらの実施となりました。最後に記念撮影を行い、いつもきれいな摂津峡と来年の再会を期し、正午に終了しました。また高槻ケーブルテレビの取材もあり、９月３日・６日・７日に“街かどほっとらいん”で放映されました。

大阪府知事と高槻市長より表彰

たかつき環境市民会議が大阪府知事と高槻市長より表彰される

1. たかつき環境市民会議は10月27日に橋本大阪府知事より平成20年度「おおさか環境賞」の準大賞を受賞しました。
賞には“環境の保全と創造に資するため自主的かつ積極的に活動に取り組んだ”とあります。
これは、私たちが高槻市環境基本計画の理念に基づき、ローカルアジェンダを推進し、全体活動や９つのグル－プの活動目標を掲げ、それぞれのフィ－ルドで実践活動に取り組んでいる姿勢を評価されたと思われます。

2. また、たかつき環境市民会議は11月3日（文化の日）「市政施行六十五周年及び中核市移行五周年記念式典」において奥本高槻市長より感謝状が授与されました。
賞には“中核都市高槻の発展と協働のまちづくりに資した”とあります。
高槻の環境に対して私たちは全体としての活動と９つのグループの実践的な活動を行ったことに対して市民が評価し感謝したものと受け止めたいと思います。

以上、大阪府知事と高槻市長からのたかつき環境市民会議への相次いでの受賞は偶々、同じ時期となりましたが厳しい審査を経ての結果だと聞いております。
何れにしましても、これらの賞や感謝状は私達の今後の更なる活動に期待が込められているものと受け止めて喜びを今後の活動の糧にして行きたいと思います。
そして、これまでたかつき環境市民会議の活動に携わって来られた皆さんにもこの朗報を伝えその御尽力に感謝の意を表します。同時に、皆さんには今後のますますのご支援をお願いする次第です。