掲載遅くなりましたが、2月上旬開催の出前講座報告させていただきます。
日時:2024年2月2日 10時~10時30分
講師:高槻市役所資源循環課 谷口さん、西村さん
場所:南大冠公民館
掲載遅くなりましたが、2月上旬開催の出前講座報告させていただきます。
日時:2024年2月2日 10時~10時30分
講師:高槻市役所資源循環課 谷口さん、西村さん
場所:南大冠公民館
令和6年2月3日(土)に高槻市立自然博物館 主任学芸員 高田みちよ氏を講師に迎え津之江公園自然再生エリアと芥川河川敷で野鳥観察会を開催しました。
当日は19名の市民のみなさまにご参加いただきました。
カワセミやオオバン、ウグイス(鳴き声のみの確認)など23種の野鳥を観察しました。
また、芥川の土手の巣穴にヌートリアの姿も見つけました。
個体数は少なかったものの例年と変わらない種類の野鳥を確認できました。
参加者:山﨑、田口、小倉、山佐、田中、松本、山室、鈴木、福田、関田、池田、藤井、木村(上牧自治会)
昨年9月の調査から4か月が経ちました。
約半年にわたって調査を続けてきたヨシを刈り取る日が来ました。そのまま放置しておけば枯れたヨシは倒れて、いずれは土に還りますが、新しい芽が伸びてくるために枯れたヨシを撤去します(すぐ近くの鵜殿ではヨシ焼きが行われますが、これは害草・害虫を駆除し、不慮の火災の防止等を目的に行われるもの)。ここでヨシ焼きはできないので、撤去することになりましたが、刈り取ったヨシの処分にご協力いただいた関係者の皆様、どうもありがとうございました。
雨だったら刈り取りは延期、寒かったら嫌だなと思いながら当日を迎えましたが、(私を含む)皆さんの日頃の行いが良いのでしょう、暖かな日差しの中で無事に作業を終えることができました。
さて、この4ヶ月でヨシたちがどう変わったのか。
すっかり枯れて、葉が落ちてしまって、ヨシジャングルが“すだれ”っぽくなってしまいました。
では、刈り取りを…と、その前に、最後の高さ測定を行います。
昨年の調査時から、上流側(上の写真では手前)と下流側(上の写真では奥方向)で高さが違っていました。
今回の刈り取りに先立って、ランダムに選んだ(つもりの)20本のヨシの高さ(平均)は
上流側(道路側):262cm 下流側(道路側):249cm
上流側(池側) :259cm 下流側(池側) :223cm
でした。やはり下流側、特に池側のヨシは高さが低い傾向があるようで、池が近くて、地面が少し低い場所でヨシが少し小さくなっている(大きく育ったのは水から離れた場所)のようです。ちなみに最も高かったヨシは360cmでした。
作業をしていて、多くのヨシにこんな白いものが付いているのに気づきます。
これは「カイガラムシ」の痕跡ですが、これがあるとヨシにシミが出来て、スダレ等には使えなくなるそうです。カイガラムシについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ!
「お役に立ちます!カイガラムシ」(高槻市立自然博物館あくあぴあ芥川、2018)
https://omnh-shop.ocnk.net/product/1733
さて、朝10時から始まったヨシ刈り取り作業は、昼食休憩(約1時間)を挟んで14時頃には無事終了しました。お集まりいただいた皆さま、どうもお疲れさまでした。
なお、今後の活動で使えそうなヨシは持ち帰り、残ったヨシ(下の写真)は高速道路の建設工事事務所様で処分していただけることになりました。どうもありがとうございます。
ところで、ベストヨシ(?)がこちら!
雅楽器の篳篥(ひちりき)のリード「蘆舌(ろぜつ)」の材料になりそうなのは
たった1本! (?_?)
ここでパスカルの《パンセ》にある言葉が浮かんで来ました。
「人間は一本の葦にすぎず自然のなかで最も弱いものである。だがそれは考える葦である。」
(百科事典マイペディアより)
たった1本のヨシですが、我々にとっては”大切な”ヨシです。
額に入れて、飾っておきたいくらい(笑)
ところで、ここでは貝の養殖(?)もしています。これまでもヨシ調査の合間に、貝たちの成長ぶりを見守ってきました。
今回調査では養殖区画(?)の中には
ドブガイ :2個(最大のものは大きさ16.5cm)
ササノハガイ:4個
ヒメタニシ:13個
シジミ:3個
テナガエビ:3匹
を確認できました。
さて今後は、持ち帰ったヨシの活用方法を考えていきます。
せっかく育てた(勝手に育った?)ヨシですから、何か良い使いみちはないものでしょうか?
2023年度 第11期受講生卒業式
2024年2月15日(木)10時~11時 生涯学習センター第2会議室
式次第 ・式辞:市民生活環境部 部長代理 岩川幸ニ 様
・卒業証書授与 (19人卒業)
・祝辞:たかつき市民環境大学実行委員会委員長 宮島彰 様
・全体集合写真撮影
・OB会 加入手続き等
2023年6月にスタートし、8か月30講座の長期に渡る大学講座が終了、19名の受講生の皆様が
全員無事に卒業式を迎えられました。
岩川幸二様 式辞の要旨: 卒業おめでとうございます。たかつき市民環境大学は、平成25年
に高槻の自然環境を守る担い手の育成を目的に開講されました。そこで学ばれた皆様は、豊か
な自然環境に恵まれた高槻を次世代の子供たちに引き継いで行くことを目標に、今後も行政と
共に取り組んで頂きますようお願い致します。
皆様の今後のご活躍とご健勝をお祈りいたします。
式辞のあと、お一人づつ卒業証書を受け取りました。(当日出席者16人)
宮島 彰様 祝辞の要旨: 卒業おめでとうございます。緑が多く、広い森林を持ち、
多様な動植物など自然豊かな高槻です。1年学んだことを活かし又趣味も活かして皆さん
の力でこれらを是非守って欲しいと思います。
全体集合写真 第11期生の皆様 8か月間お疲れ様でした。
頼りないアシスタントでしたが、受講生皆様に助けられて何とか役割を果たせました。
これからも何処かでお会いできるのを楽しみにしています。 皆様お元気で
◇市民環境大学OB会長 月森様から OB会入会説明がありました。(写真左)
今後も高槻の環境保全活動に是非参加ください。その一助としてOB会入会をお願いします。
◇環境政策課 藤本様は、環境大学の事務局としてお世話頂きました。(写真右)
皆様へ感謝の言葉を頂きましたが、こちらこそ裏方として、縁の下の力持ちとして日々
ご尽力いただいたことに感謝です。 有難うございました。
以上 「たかつき市民環境大学11期生のブログ」は終了です。
次回 12期生ブログの再開(6月以降)をお楽しみお待ちください。
****番外編****
いやー 最後まで楽しかったです。有難うございました。(懇親会にて)
2024年2月14日(水) 場所:がんこ寿司高槻店 15名参加
チャレンジンググループの新年会を、旧暦のお正月の2月14日に行いました。
新しい年の始まりに抱負を語り合い親睦を深め、楽しいお祝い会を催しました。
傘寿(さんじゅ)を迎える3名の方のお祝いを行いました。テーマカラーの黄色もバッチリです。これからも健康に気を付け、いろんなことにチャレンジしたい。
2次会はこんな景色の見られるところで、京都の山々が見えてステキなところでした。