たかつき環境市民会議ブログ

たかつき環境市民会議のブログです

天然水ビール工場 見学

2023-06-29 10:34:32 | チャレンジンググループ

2023年6月28日(水) 曇り・ゲリラ雷雨 場所:京都府長岡京市  参加12名

私たちの高槻市は富田の酒作りや、近くにサントリー山崎蒸留所、水無瀬神宮の「離宮の水」(全国名水百選)があり良質な天然水に恵まれています。

この自然の恵みの水にこだわった、サントリー<天然水のビール工場>京都に見学に行きました。

ガイドツアーによる製造工程の見学に参加、清潔できれいな工場です。

仕込み工程の巨大な仕込み設備を前に熱心に見学。

ビールづくりへ原料のこだわり、水のこだわり、醸造家の情熱とこだわりについて熱く説明を受けました。そろそろのども乾いてきました。

見学の後、お楽しみの試飲タイム、教えて頂いたこだわりを思い出し、決して飲み残してはいけないと固く思いました。えっ?足りないですか?

「チャレンジンググループのみなさん、おつかれ生です!」おっと!ライバル社のキヤッチフレーズですね。


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CO2削減(省エネ・節電)&プラごみ削減コンペのご案内

2023-06-26 09:14:18 | エコ事業所グループ

 

今年も7月から9月まで、CO2削減(省エネ・節電)&プラごみ削減コンペを実施します。

電力の値段が高騰しております。CO2削減だけでなく、経営にも大きく貢献しますので、高槻市の事業者の方々、是非、コンペにご参加いただき、電力の削減にご協力ください。

また深刻化する海洋汚染対策への取り組みとして、プラスチックごみの削減コンペにも合わせて実施しておりますので、これにもご参加ください。

ご不明の折には、エコ事業所グループの齊藤(携帯;080-6141-6346)まで、気軽にご相談ください。


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内ケ池のヨシ生育調査報告【第5回】

2023-06-18 20:41:56 | 水グループ

日 時:6月17日(土)10時~

参加者:小倉、田中、大黒、福田

朝から好天に恵まれた今回の調査、調査ができなくなるので雨天は困りますが、天気が良すぎても

熱中症が心配。つくづく勝手なものですが(笑)、さっそく内ケ池の一角で青々と茂るヨシの成長を

見に行きましょう。

前回に引き続き、番号札を付けた32本のヨシの高さと太さ(太さの測定は2本に1本の割合)を

測っていきますが、前回調査から更に1本のヨシが枯れていて、調査対象から脱落しました。

32本のうち9本が脱落、残る23本で今後は調査を続けます。

上流側で高さが高く、下流側でヨシの高さが低いという傾向はそのまま変わらず、上流側の

ヨシ高さの平均値は約285cm(2週間前と比べて+4.3cm)、下流側のヨシ高さの平均値は

約244cm(同+9.3cm)で、5月調査時に比べると成長速度は5~10分の1になっています。

夏が近づくと成長が遅くなって、伸び悩み?になるのがヨシの成長パターンなのですが、

上流側と下流側でヨシの高さに差があるのはなぜでしょうか?

 

実はこの区画、ヨシの高さが高い上流側は砂、ヨシの高さが低い下流側は土が埋められています。

ヨシの高さ(成長)は根の成長が良いほど良くなることから、地中の硬さの差が根の成長の差、

ひいてはヨシの高さとなって表れているのかもしれません。

 

そこで、土の中を調べてみようということになり、池側(水中)と陸側(地上)で土を掘ってみました。

普段見ることのない、貴重な池側からの写真はこちら。

池の底を掘ったところ、砂利と堆積物は取れたものの、肝心の移植区画を構成する深さには

辿り着けません。では、陸上で掘ったらどうでしょう?

 

上流側で10cmも掘ってみると、ヨシの根が張り巡らされていて、とても掘り進められません。

日が暮れてしまうか、その前に腕がくたびれます(笑)。上流側では太さ2cmほどの根が

張っていますが(下の写真)、こんな太い根で高さ3mを超えるヨシを支えているんですね。

次に下流側で掘ってみると、10cmほど掘ったところで、水がしみ出してきました。

この区画は下流側が少し低くなっていて(ヨシの高さの差に比べればわずかな差です)、

池の水がしみ易くなっているのでしょう。水はけのよい場所のヨシは成長が良い傾向に

あると言われているので、地下の水分が多い下流側のヨシの成長が上流側に比べて悪く

なっているのかもしれません。

 

以上、ヨシの高さに影響を与えるものとして

     ・地中の硬さ(砂と土、根の成長の差)

     ・水分の影響

を考えましたが、そうなると更に詳しく、調査したくなります。

 

とは言え、今の調査でも(それなりに)大変なので、まあこんなところかな、というのが

現状です。調査が過酷?な証拠に、今回は調査後の集合写真を撮り忘れました(笑)。

 

それくらい調査に熱中し、疲れていたんだなと、思っていただければ幸甚です。

 

 追伸:前回ご報告した金の毛虫、リンゴドクガ?と思われますが、今回調査では

    どこにもいませんでした。どこかに飛んで行ってしまったのでしょうか?


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たかつき市民環境大学 

2023-06-17 13:45:42 | たかつき市民環境大学

第2回講座 「自然と親しむ」  6月15日 10時~12時

講師:大阪大学大学院工学研究科 フューチャーイノベーションセンター

   招へい教授 栗本 修滋 さん

場所:原 公民館

高槻北部にある原公民館へは、初めて来たという人が多くいました。

今日のお話

1.人生の彩は科学の自然だけではない

 「美しい、かわいい、こわい」など人間の認識は、感性と知性の協働作業である。

   外へ出て感性を働かせよう! がキーワードでした。

2.自然の風景

 かつては原始的自然が保護の対象。 尾瀬が原のように景観管理の基本は、自然に手を

 加えないこと。その後、生物多様性の面から、里地里山の見直しがされるようになった。

 「人間の営みを眼中に置いて自然を考える」ことも大切なことである。

3.植物分類の違い

 牧野富太郎の時代、植物の分類学は、標本をもとに雌雄性や生殖器によるものであったが、

 1990年代から、ゲノム(遺伝情報の全て)によるものになった。

 栗本先生は、現物に接することが少なくなり、現物を知らないようになることを危惧されて

 いました。               (皆さん熱心に聴講していました)

4.有性生殖はなぜ

 赤の女王仮説「生物は環境の変化の後を追って、常に適応進化を続けている」

 言いかえれば、現状を維持するためには、環境変化に対応しなければならない。

 有性生殖が生き残りには有利である。

5.森林モニタリング 

  四国の石鎚山系と剣山での5年間の生態系調査結果について

 変容を記録することで、変容の原因を解析することができる。

 胸高断面積の変化、植物相、希少種、動物調査(哺乳類・鳥類・昆虫)など

 専門的なお話で、少し難しいところがありましたが、現地調査には、時間と労力が

 必要であると感じました。 栗本先生は、若手研究者の減少を危惧されていました。 

 

第3回講座  「自然に親しんで五感を取り戻そう」 6月15日 13時~15時

講師:栗本 修滋 さん

場所:原公民館出発 ~ 八阪神社 ~ 原桧尾谷線   2時間の往復散策

出発直後 桜の大木の樹皮に着生したノキシノブを観察

 

八阪神社:素戔嗚尊を祭った 大蛇祭りで有名な神社です

カゴノキ(鹿子の木)              リンボク(橉木)

大きくなると樹皮が鹿の子模様になる       葉が尖って針状

ムクノキ(椋木) ザラついた葉がサンドペーパー代わりです

(写真ではよくわかりませんでした ごめんなさい)

テイカカズラ(定家葛)  ~墓に絡みつくとちょっと怖い~

エノキの大木にからみつく             綺麗な花でした

アカメガシワ(赤芽柏)            ニワトコ(接骨木とも) 

押し葉スタンプができる          枝や葉を煎じて骨折の治療用 湿布剤

シロダモ(白だも)               土砂災害の危険個所例です

葉裏が緑白、蠟燭の材料             斜面にできたシワのようです

カマツカ(鎌柄)                ケンポナシ(玄🈨梨)

鎌の柄に使われた 材が緻密で硬い       果枝部は梨の香りがして美味しい

ウツギ(空木) 別名 卯ノ花          タニウツギ

高槻市民の花です(卯月に咲きます)       写真ではわかりませんでした

ウグイスカグラ(鶯神楽)             ムラサキシキブ(紫式部)

4月~5月 ラッパ状の綺麗な花を咲かす      花後紫色の綺麗な実ができます

クリ(栗)の雌花                  クマノミズキ(熊野水木)の大木

シラカシ(白樫)の若木            マムシクサ(蝮草)

材が白色                   葉柄下部が紫褐色のマムシ模様

クスノキ(楠)

ご存知 神社などに多くある木です

皆さんお疲れ様でした。 何とか雨に降られず無事に散策出来ました。

五感を取り戻せたでしょうか?。名前を覚えようと必死で疲れた?

かもしれません。

是非、 「花あるきガイド」で調べ直してみてはいかがでしょうか。

 

次回は 6月22日(木) 

場所:アクアピア芥川

午前:第4回講座 「芥川・淀川水系の魚たち」 

午後:第5回講座 「アユの遡上を確認しよう」 採取と観察  です。


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高槻水みらいセンター 見学

2023-06-16 12:57:34 | チャレンジンググループ

2023年6月14日(水) 曇り一時雨  場所:高槻市番田  参加20名

私たちが毎日使用している生活水は、どんな旅をしているのかな・・・。生活排水処理をしている「高槻水みらいセンター」に見学に行きました。

高槻みらいセンターは高槻市、茨木市、島本町の汚水を処理している事や集水域および下水処理の仕組みなどレクチャーを受けました。

処理には微生物が活躍しているとの事で、実際の活動の様子を顕微鏡画像で確認、微生物が動くたびに感嘆の声が上がります。

彼らを生かすためにも下水に油類を流さないように!

 

沈殿池などは屋内施設となっていました。処理水のサンプルに興味深々、最終処理水は透明で飲めるでは?の声も、殺菌して無いので飲めません。

屋外に出るとあいにくの雨が降り出し、水処理施設の屋上を利用した多目的広場や芝生広場、せせらぎ緑地の見学は中止となりました。

デザインマンホールの展示コーナーにて、どれも美しい、道路に設置はもったいない?飾って置きたい。

定例会の後、デザインマンホールの展示コーナーで記念撮影。多数の参加ありがとうございました。


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