2024年5月15日(水) くもり 参加7名
行 程:JR山崎⇒宝積寺(ほうしゃくじ)⇒青木葉谷展望台⇒旗立松展望台⇒十七士の墓
⇒酒解(さかとけ)神社⇒天王山山頂⇒山崎聖天⇒大山崎瓦窯跡公園⇒JR山崎
歩行距離/約4.4㎞ 天王山標高270m
西国街道から寄り道し、山崎の戦いの際に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が本陣を置いた三重塔が立派なお寺や、合戦時に秀吉が軍旗を掲げた展望台、山頂は大阪城が出来るまで秀吉が居城とした山崎城跡などを訪ねました。
宝積寺は金運にご利益のある大黒天神の宝寺で知られていますが、ご住職さまのご厚意で閻魔堂を案内して下さいました。迫力のある像ですね、目が怖い、水晶で出来ているそうです。閻魔さんに、いま懺悔すると過去の罪悪がリセットされる聞き、皆で懺悔する事にしました。
近い将来の本番に備えて、良いリハーサルが出来ました。
ハイキングコースはよく整備されて、途中には展望広場や重要文化財のある酒解神社などがあり、ゆっくりと山頂へ向かいました。
ハイキングコース途中に陶板絵図が6か所設置され、秀吉の天下取りの様子が陶板画で説明されていました。「山崎の合戦」を鑑賞中、戦国武将や合戦の様子などが迫力のあるタッチで表現されていました。
酒解神社の大鳥居で記念撮影。天王山7合目にどのようにして建てたのか?材質は?コンクリート製、天然石、鋼管製か?と話題になりました。
十七士の墓は、禁門の変で幕府軍に敗れた長州軍の首謀者ら17名が眠る墓所です。
天王山中で自刃して果て、遺骸は宝積寺三重塔の前に埋められていたのを山頂手前の山中
に立派なお墓が作られたとの事です。禁門の変について詳しい説明がありました。
山麓にある通称、山崎聖天と言う古寺です。歓喜天を祀り商売繫盛を願う豪商などの信仰や、京や堺の商人の参詣を得て大いに発展したとの事です。
豪商住友家が奉納した高さ3m銅製の大燈籠、さすが住友!立派です。聖天堂前に笑う狛犬がありました。皆でじっくり確認、確かに笑っています。
天下分け目の天王山に登頂、山頂には山崎城の井戸などの遺構がありました。
途中の展望台からは、山崎合戦の古戦場が見渡せ雄大なパノラマが楽しめ、歴史散策をしながらの楽しいハイキングでした。