たかつき環境市民会議ブログ

たかつき環境市民会議のブログです

たかつき市民環境大学

2022-10-29 11:46:46 | たかつき市民環境大学

第19回「生物多様性保全と里地里山」 10月27日10時〜12時

講師 兵庫県立大学名誉教授  服部 保 様

会場 原公民館

講座当日の原公民館はこの秋1番の冷え込みかと感じる寒さでしたが、服部先生の話術で皆さん引き込まれるように講座が始まりました。

「生物多様性」とは、ただ単に「たくさんの生物が存在していること」ではなくたくさんの生物を大切にして繋がりも持つことで人も生き続けることができるという重要な意味についてお話いただきました。

絶滅危惧種についてのお話の中では、調査のたびに絶滅危惧種の数が増え続けているというのが

気になりました。なんと日本の秋の七草のうちの4種がもう絶滅に向かっているそうです。

講義の中ではよく昔話やジブリの映画シーンが引用されて、里地里山や森と林の違いなど記憶に残る説明をうけました。

「桃太郎」に出てくるおじいさんは日本の里山を守ってきた偉大な人だったと改めて理解が深まりました。

そして現在 里山放置林となっているところから多面的機能林へ誘導していくことの大切さと難しさを痛感することになりました。

午後は フィールドに出て散策です。

 

第20回「里山を歩いてみよう」  10月27日13時〜15時  

講師 兵庫県立大学名誉教授  服部 保 様

散策ルート 原公民館→八坂神社・神社近郊→神峰山寺方面→牛地蔵→山の中で樹木観察→原立石(バス停)

五感を使った散策は歩いていることを忘れるくらい忙しくて楽しい体験で、受講生の皆さん盛り上がっていました。

味わった植物はアオジソ ヤブニッケイ ヤナギタデ ムクノキの実 イヌビワの実 サネカズラの実 など多数。

アラカシの葉を半分に割くと恐竜の背のよう

原地区では毎年五穀豊穣を願う蛇祭りがあり、わらで大蛇を編むそうです。

最近では珍しくなった日本の原風景だと思います。

アカネの根っこも見ることが出来ました。

里山放置林の現状です。

服部先生からの提案で、この日の散策で出会った植物について一覧表にまとめて残そうということになりました。


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10月度「阿武山たつの子認定こども園 樹木観察会

2022-10-20 20:04:09 | 里山グループ

2022年10月20日(木)晴れ

場所:上の池公園

参加者:里山グループメンバー6名、園児33名、先生2名

1か月に1回の樹木観察会です。そろそろ年明け後の「こども樹木博士」認定に向けて、園児さんに覚えてもらう樹木を絞っていきます。

一本一本の木の説明をした後には、講師からみんなに尋ねて答えてもらいます。

「この木なんの木?」「〇〇〇〇~!」

秋になって地面に木の実(どんぐり)がいっぱい落ちているので、今日は園児さんに拾ってもらいます。

観察会開始の前に、予め拾っておいたカツラの葉っぱと、煮沸処理したどんぐりを園に届けています。

「慌てて拾わなくても、園に帰ったら触れるよ。」と言えるように。

さあ、元気に出発!

夏にはいっぱい実がなっていたヤマモモ。ジャムなどにして食べられます。

アラカシ、トウカエデを観察した後は、コナラの実(どんぐり)が落ちるスペースへ。

「みんな、一人3個ずつどんぐりを拾って、用意しているビニール袋に入れてね。」

集まったどんぐりは、虫が出て来ないように鍋で煮て、乾かして、次の観察会に持って来ます。

高槻市民の花「ウツギ」。高槻市のマンホールのふたにも描かれています。

昼下がりの陽ざしが優しい日です。みんな がんばって歩きます。

「あそこに見える高い木、わかる?」

メタセコイア、覚えてたかな?

手をグーにした形の実がなる木、コブシも覚えたかな?

大きな木陰ができた場所で、水分補給の休憩です。

クロマツとアカマツ。しっかり覚えているお友達もいますね。

紅葉したナンキンハゼの葉っぱ。トランプのスペードの形をしています。

Tシャツの形をした葉っぱのユリノキ。

「着た~い!」という可愛い声も上がりました。

幹がツルツルのサルスベリ。みんなで撫でてみます。

今日も元気で観察会に参加してくれました。

みんな、また来月に会いましょう♪


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芥川クリーンアップ火曜班活動報告

2022-10-19 21:43:31 | 水グループ

実施日時:2022年10月18日(水)10:00~12:00

実施場所:塚脇橋~大蔵司橋

参加者:関田 田中 古谷 森畑 山室(有志)竹田 矢澤 吉岡 脇田 他に一般参加者4名

【回収されたゴミ】 

可燃ゴミ  プラスチックボトル    缶類    その他

1袋     12個         11個    金網 針金等

プラスチックボトルも缶類も珍しく少なかった

【今日の写真】

今日の参加者13名

川の中のゴミ拾い 

                               

【結果・感想】

  • 高槻市広報の呼びかけでウイークデーにも関わらず4名の方が新たに参加してくれました。
  • 今日の活動で回収されたプラスチックボトル、缶類、可燃ゴミの量はすべて普段に比べて非常に少なかったです。これは①日曜日班と市民の方々の清掃活動の成果、②大雨が降らなかったので上流からゴミが流れてこなかった、③河原で遊ぶ人が少なかったなどが原因として考えられます。どれが当たっているか分かりませんが、今後もゴミが少ない状態が続くことを期待したいです。
  • 次回は11月15日(火)です。ご参加よろしくお願いします。

 

 


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街路樹ナンバープレート取付作業

2022-10-19 21:14:34 | 里山グループ

2022年10月19日(水)晴れ

場所:上土室1丁目付近と上土室3丁目付近

参加者:13名

気持ちよい晴天の下、街路樹へのナンバープレート取付作業を行いました。

場所は上の池公園の東側、住宅街を走る道路です。

先ずは上の池公園で集合写真。

市役所の方がナンバープレートを持って到着したら、二手に分かれて作業開始です。

(今日は銘板はありませんでした)

 

コンコンと、プレートを打ち付ける音が響きます。

取り付けられた樹木の幹。見上げると、抜けるような青空です。

作業を行った街路樹は、ソメイヨシノとトウカエデ。

もうすぐ紅葉して、街を彩ってくれるでしょう。

下の写真は、道路の下にある中の池のハナミズキです。


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第14回 歴史ハイキング  旧三島郡三箇牧村を訪ねて

2022-10-17 07:41:54 | チャレンジンググループ

2022年10月14日(金)  晴れ 13名参加

行程:唐崎神社~唐崎過書浜跡~三島江濱~三島鴨神社~くらわんか船発祥地の碑

 

古くから淀川水運の河港として歴史ある唐崎から三島江を歴史ハイキングしました。晴天に恵まれ元気一杯、唐崎神社で記念撮影。

町屋が残る唐崎集落や段倉(だんくら)を見ながらスタートです。高い倉に高価な物が収納してあるとの事で何が有るのか話が盛り上がりました。

段倉:淀川の水害から米や農具等を守るため、土蔵の床を段々に高くしてある。

三島江濱跡にて、江戸時代は大阪と伏見を結ぶ商船が出入りする河港として栄え、古人の詠んだ歌の中に出てくる名所でもあった場所。江戸時代の絵図で説明して頂きました。

濱跡には神峰寺への道標(16基のうち一番石)、妙見宮燈籠が残っていました。当時は、ここから神峰寺や能勢妙見山に参詣(さんけい)したとの事。昔の人達の健脚ぶりに一同感心。

三島鴨神社は古墳時代に淀川鎮守の神を祀ったと伝わる神社で、奈良の春日大社より約400年前に創建された神社、日本で一番古い三島神社、日本三大三島神社発祥の地と説明を聞き凄い神社だ!早速、参拝しました。

少し暑くてバテ気味でしたが、皆さん最後までハイキングを続けられました。ゴールの「くらわんか船発祥地記念碑」で記念撮影、お疲れ様でした。その後、興楽寺で定例会を行いました。

歴史ハイキング終了後、オプショナルツアーで幹事さんの畑でサツマイモ掘り。こども気分になり楽しく汗をかき、後のビールが美味しかった。

 


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