たかつき環境市民会議ブログ

たかつき環境市民会議のブログです

小学生と竹水てっぽうを作りました

2023-07-17 20:10:37 | 里山グループ

2023年7月15日(土)晴れ

場所:阿武山公民館工芸室及び公民館前駐車場

講師参加者:8名

 

阿武山公民館講座「竹水てっぽう作って遊ぼう」に、里山グループから講師として参加しました。

講座開始前のミーティングの様子です。講座の流れ等を確認しました。

一人分として用意した材料と道具です。竹は、外側の筒(真竹)とシリンダー用の細竹の2種類です。

公民館館長さんの挨拶です。

ケガをしないようにキリは大人と一緒に触ること、暑いので時々マスクを口から放して息をすること。

とても優しくみんなを気遣った注意のお話でした。

里山グループの講師の枌(へぎ)さんが、里山グループの紹介と、水てっぽうの作り方説明をします。

いよいよ水てっぽう作りの開始です。

シリンダーの先に、ノリの付いたスポンジをキッチリ巻いて、上から布をかぶせて輪ゴムで縛ります。

丁寧に握りながら巻かないと、水が漏れて上手く飛ばせません。

上手に巻けると、筒から抜いた時に「ポン!」と 良い音がします。

外側の筒に、水が飛び出すための穴を開けます。

先生に見てもらいながら、ケガをしないように注意しながらキリを竹に突き刺して回します。

完成した水てっぽうに名前を書いて、駐車場に持って出て水を飛ばしてみます。

的をめがけて!

みんなが飛ばし終わったら、再び工芸室に戻って「竹切り体験」です。

これで講座が一通り終わり、受講者の小学生は完成した水てっぽうと、手づくりのお土産をもらって帰ります。

アンケートで、多くの小学生から「楽しかった」との感想をいただきました。

当日の参加メンバーです。

 


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内ケ池のヨシ生育調査報告【第6回】

2023-07-16 21:30:44 | 水グループ

日 時:7月15日(土)10時~

参加者:山﨑、小倉、山佐、田中、福田

 

夏が近くなるとヨシの成長速度が遅くなることが知られていますので、今回から調査期間を

2週間ごとから1か月ごとに変更しました(ラクさせてもらいました)。

ひと月ぶりのヨシたちとのご対面、さぞ、ヨシたちは立派になっているはず、、、

更にジャングル度が上昇していました。

 

ところで今回、ヨシに近付くと、たくさんのカエルたちがお出迎えしてくれました(個人の願望

です、正確にはカエルさんたちは一目散に逃げて行きます、写真を撮る間もないスピードで)。

体長3cmくらいの茶色いカエルさんたち、どうやらツチガエル(イボガエル)のようです。

 

では本題のヨシに戻りましょう。

前回から一か月の間に、枯れて脱落するヨシが続出するんだろうな?と心配していたのですが、

前回から今回の調査の間に枯れた(折れた)ヨシはゼロ!よくぞ無事でいてくれました。

 

上流側で高さが高く、下流側でヨシの高さが低いという傾向はそのまま変わらず、上流側のヨシ

高さの平均値は約299cm(4週間前と比べて+13cm)、下流側のヨシ高さの平均値は約254cm

(同+10cm)で、5月調査時に比べると6月、7月の成長速度は遅くはなっているものの、まだ

成長を続けています。夏が近づくと成長が遅くなって、伸び悩み?になるというヨシの成長パタ

ーンを着実に辿っていることが身に染みて(笑)わかります。

暑い、暑いと言いながらも、ヨシの先に穂が出ているのを見ると、秋を感じます(一瞬だけですが)。

 

ところで今回は、ヨシ移植区画のすぐ傍で飼っている(?)ドブガイを観察しました。

上の写真に写った一番大きなドブガイ、すくすく育って現在175mm。どこまで大きくなるのでしょう?

実はこの大きなドブガイは、市主催の催しなどで展示すると、結構主役を張れる(今風に言えば、セン

ターが務まる?)ほどの人気者です。なかなかの存在感(重量感)がありますので、機会があれば是非

ご覧下さい。

 

前回は暑さのために撮り損ねた集合写真ですが、今回は忘れないうちに、作業を始める前に撮りました。

幾分かサッパリした印象(?)なのは、作業前だからでしょうね?

次回調査を約1か月後に予定しています。乞うご期待!


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たかつき市民環境大学 第6回「市民、地域主導による再生エネルギー普及」・第7回「脱炭素に向けた企業の取り組み」

2023-07-15 13:44:38 | たかつき市民環境大学

7月13日(木)午前

第6回 講座 「市民、地域主導による再生エネルギー普及」

講師:和歌山大学 客員教授  和田  武 さん

場所:クロスパル高槻 401会議室

地球温暖化防止は「待ったなし」の段階にきていることを事例などを挙げて説明いただいた。

大規模な森林火災によるCO2放出とCO2吸収源の減少。

グリーンランドや南極の氷床大規模崩壊。

永久凍土地帯融解によるCO2やメタン放出による温暖化加速等熱く語られました。

世界各国が再生可能エネルギー中心の社会構築に取り組んでおり、

デンマーク・ドイツを例に挙げて、市民・地域主導による普及活動が必要であることを説明された。

日本においては、原発重視の逆風の動きがあり、低い再エネ導入目標である。

日本の温暖化防止、再エネ普及を推進する政策強化を求めるとともに

エネルギーの生産者、供給者、消費者として、そして主権者として

市民・生協・中小企業等、地域主体による自主的取組みを早急に強め、

温暖化、気候危機を防止うる持続可能で平和な社会を実現しようと力説された。

地球温暖化対策の重要性をあらためて認識させられた機会になりました。

7月13日(木)午後

第7回 講座 「脱炭素に向けた企業の取り組み」

講師:大阪ガス株式会社 エナジーソリューション事業部

業務部 地域コミュニケーション室  室長  中村 隆治 さん 

場所:クロスパル高槻 301会議室

前半はDaigasグループの概要説明を受けた。

創業1905(明治38)年

グループ従業員数 21,017人

単体従業員数 1,161人

都市ガス供給区域 2府5県

ガス導管総延長 約63,300Km (地球約1.5周)

「日本の動向」

低・脱炭素化の潮流が急激に加速

2015年12月パリ協定 21世紀後半に温室効果ガスの排出ゼロ。

2020年10月 管前首相所信表明 2050年温室効果ガスのゼロ目指すことを宣言。

2021年4月首脳会議サミット 2013年度比 46%削減表明。

2023年3月 IPCC第6次報告 1.5度気温上昇の前倒し予測。

後半は、大阪ガスの取組みについて説明を受けた。

・カーボンニュートラルは世界的な動き。一人当たりの排出量4位の我が国の責任は重大。

・一朝一夕のカーボンニュートラル実現は不可能であり着実トランジションが成功の鍵。

・低炭素化を進めつつ、脱炭素を実現していくプロセス設計が重要。

・カーボンニュートラルエネルギーには3E+Sの視点が重要で水素・アンモニア・メタン等の

 適材適所利用を進める必要あり。

・カーボンニュートラルシナリオにおいては、低炭素エネルギーの利用+CCSが優位。

・都市ガスの主成分であるメタンをカーボンニュートラル化できれば、

 既存インフラをそのまま活用できるという大きなメリットがある。

・メタンのカーボンニュートラル化(=eメタン)に向けて国を挙げてメタネーション技術

 開発を進めている。

企業としての取組みが分かり、次世代熱エネルギー産業としてのe-メタンを期待したい。

 

次回、講座

令和5年8月10日(木)10:00~15:00

午前:市内の環境保全活動団体の紹介①

講師:高槻市内の環境保全活動団体

午後:受講生間の交流

講師:運営スタッフ

 

以上


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第 77 回芥川クリーンアップ活動報告

2023-07-10 16:50:56 | 水グループ

実施日時 : 2023 年 7 月 7 日(金)  9:45~11:00

実施場所 : 津之江公園内、女瀬川左岸から芥川に合流する外周部  約800m

参 加 者: 鈴木、古谷、村上、山佐、山室、関田 6名 (敬称略)

 

【回収されたゴミ】

可燃ごみ 1袋、  ペットボトル 25本、 缶類 20本、 傘 1本、 シャベル 1本

 

【今日の写真】

もう日差しが暑いです

半分回ってきました

分類は、大事な作業です

【参加者の声】

・津之江公園のゴミ拾い、公園内は意外と少なく、女瀬川の護岸に多い。雨で流れたゴミが多い。
・今日は前回に比べ丁寧にゴミ拾いが出来ました。又皆の協力体制が良かった。
・大水で流れたゴミが多い。
・暑い中お疲れさまです。ゴミはそれなりに有り、やはりビニール系が多かった。
・暑い中、水分補給、塩タブレットで頑張りました。

【結果 感想】

この梅雨の季節ならではの雨量の増加で、上流から流れてきたビニール系のゴミが護岸の草木に

引っかかっているのが多く見られた。

また暑さが増すにつれ、ペットボトルのポイ捨ても前回より多くなっていた。

今後も継続的に、よりきめ細かい活動を展開したい
次回活動日  9月1日(金)9時45分~

対象場所    津之江公園~女瀬川左岸側から芥川大橋までの予定

皆様の参加のご協力をお願いします。


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令和5年度 ごみの減量・資源化講演会

2023-07-09 16:13:09 | 省エネ推進グループ

「食品ロスを減らすために」

7月8日(土)高槻芸術文化会館北館 10時~11時半

講師:京都経済短期大学 教授 小島 理沙 さん

主に各自治会の廃棄物減量等推進員の方を対象にした講演会のようですが、一般参加も

できましたので出席してきました。 食品ロスは、毎日の生活の中で非常に身近な問題

ですので、皆様にも講演内容を概略ですがお知らせしたいと思います。

1.食品ロスの定義

2.食品ロスはなぜ発生するのか?

 ①購入~保管~消費までの間に時間があり、その間にさまざまな予期しないことが発生。

  例えば、食欲、外食、予定変更など「不確実性」が存在するため。

 ②生鮮食品は劣化速度が速いので、消費までの時間が短い。

  その結果、消費しきれずに廃棄される。

3.先進国と途上国との発生理由の違い

  楽しみに食べる先進国  ⇔  生きるために食べる途上国

  食べ残し・未出荷廃棄     サプライチェーン未整備・品質劣化

  売れ残り・返品 など     害虫・食害 など 

 日本の食品ロス現状(令和3年度) (計算方法は注意が必要)

  年間 523万トン (家庭244万トン  事業系279万トン)

     42Kg/ 人・年   廃棄処理費用 約2兆円

4.なぜ食品ロスはダメなのか?

 ①食べられるものを捨てる=無駄にしている規範的側面

 ②食べられるものを捨てる=お金も捨てているという経済的側面

 ③食ロス=食べられない、困っている人がいるのにという分配問題

 ④食ロス=ごみとしての廃棄物問題

5.食品ロスを減らすための、取り組み例

 ①家庭系 : 食品保存方法の普及啓発、食品ロスの普及啓発

        在庫コントロールアプリ、メニュー提案アプリ など

 ②事業系 : 飲食店での食べ残しゼロ、食べ残し持ち帰り運動

        小売店でのフードバンクへの寄贈、訳あり販売

        店頭での啓発活動  など 

6.「食品ロスダイアリー」の紹介

 小島先生から、家庭で毎日の食品ロス量を記録することが、食品ロス低減の

 大きな動機付けになり、効果にも繋がる。 ということでした。

 是非一度お試しください。 QRコード添付

                            

 

 


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