黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

重要文化財の公衆浴場 道後温泉本館

2010-01-22 18:55:07 | 歴史
道後温泉のシンボルといえば、道後温泉本館ですね。今から110年以上も前、明治27年(1894)に建築
された三層楼の風格ある公衆浴場です。重要文化財に指定されていますが、現役の公衆浴場として、料金を
支払えば入浴できます。夏目漱石の代表作「坊っちゃん」に出てくる浴場としても有名ですが、夏目漱石は
松山中学の英語教師として明治28年に赴任して、この本館に実際に通っていたそうですから、できたての新しい
お風呂に入っていたんですね。3階の個室を愛用していたそうですが、現在も3階休憩室は個室です。





僕は1階の神の湯に入湯しました。午前6時過ぎ、開館とともに。まだ夜も明けてないので暗いですが、
すでに20人以上はいました。ほとんど地元の人です。浴場はけっこう狭いです。浴槽に10人も入れば
ちょっと窮屈です。壁に「坊ちゃん泳ぐべからず」という札がありました。小説の中にも出てきますね。

3階上の櫓は「振鷺閣 」(しんろかく)と言って、赤いギヤマン窓なので夜は赤く染まります。中にある太鼓は
午前6時と午後6時に6回、正午に12回打ち鳴らされます。「残したい日本の音風景100選」に選定されています。

動画は午前6時の開館の時に撮影したものです。


本館玄関の反対側には皇族専用湯殿の「又神殿」(ゆうしんでん)があります。昭和天皇は昭和25年に入浴
されたそうです。現在は見学ができます。




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松山城その2

2010-01-21 18:48:21 | 歴史
松山城天守閣は現存12天守のうちのひとつ。でも幕末に再建された天守なので一番新しい。








標高132mの山頂からの眺め最高! 松山市内ってけっこう都会。




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松山城その1

2010-01-21 18:25:16 | 歴史
先日、家族旅行で道後温泉に行きました。そして路面電車に乗って松山城へ!
松山城へは歩いても行けるけど、リフトかケーブルカーもあります。ちょっと寒かったけど時間をかけて登る
リフトに乗りました。


着いたらもう午後4時を過ぎてたんで、残念ながら天守閣への入城は無理でした。








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西国番外花山院菩提寺

2010-01-16 18:34:34 | 西国三十三所巡礼
西国番外の花山院菩提寺へお参りにいきました。そして今回は花山院の麓から5kmほど離れた「有馬富士公園」に
車を停めてそこから徒歩でてくてくとお寺へ向かいました。参道口まではてくてく・・・でも参道を登り始めたら
ゼィゼィ・・・ですよ。前回は車で山門前までドピューンって行ったので難なく行きましたけど今回は初の歩き。
とんでもなくしんどかったです。では参拝記をどうぞ。

花山院菩提寺(以下花山院)のある兵庫県三田市は鉄道で神戸市や大阪市と繋がるベットタウンで市街地は
マンションや団地が林立する中型都市であるが、少し郊外に出ると田園が多く残る農村地帯となる。その三田市の
シンボルと言われるのが「有馬富士」。今回はその麓の公園の無料駐車場に車を停めて花山院に向かう。


公園から出ると有馬富士を左に見て道幅の広い県道の歩道を歩く。車の往来の多い県道であるが沿道には人家が
少ない。やがて県道は交差点で四方に道が分かれるが、左折して北上する県道が花山院への道である。
またその県道に並行するように農道のあぜ道があるので、今回はその道を歩いた。やがて眼前に花山院のある
菩提山が現われ、その山頂付近に花山院の境内を確認することができる(写真赤○のところ) はるか遠い・・・。


花山院は西国巡礼中興の祖とされる花山法皇の隠棲の地であるが、その法皇を慕って女官たちが麓に住み着いた
ので麓の地名は「尼寺」(にんじ)と言うらしい。その女官たちの墳墓と伝えられる「十二尼妃の墓」が残る。
花や正月の注連飾りがしてあって、人の管理がされているみたいだが、見るとホースの切れ端が括りつけて
あったりして、ちょっと物悲しかった。




この十二尼妃の墓から5分ほど歩くと花山院への坂参道に入る。この坂は上記の説明版にも書いてあるとおり
「琴弾坂」と言うらしいが、車道のためコンクリート舗装がしてあり、風情はない。そしてこの坂はとんでもなく
急坂である。歩いて登るとすぐに息が切れて、真冬だというのに汗がにじみ出た。杖がなければさらにしんどい
であろう。休み休みしながら登ると参詣口から約20分ほどで山門にたどり着いた。息を整えるためにしばし
休息した後、白衣を身につけて山門をくぐった。


花山院菩提寺、本尊は薬師如来で西国薬師霊場第二十一番札所である。境内には花山法皇をお祀りする
花山法皇堂が左に薬師堂が右に並立している。そしてその対面に法皇ご廟所がある。




納経所の前方では標高400mからの眺望が楽しめる。参道を登る前には見上げていた有馬富士も眼下に
あり、千丈寺湖という名の湖とともに美しい風景を見せてくれるが、1000余年前には同じ風景を花山法皇も
眺めておられたのかと思うと、感動もひとしおである。


しばらくこの眺望を楽しみ、体の疲れも癒したあと山門を出て下山した。

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長谷寺 ~初瀬(はせ)の谷に響きわたる法螺貝~

2010-01-15 08:14:28 | 西国三十三所巡礼
長谷寺では毎日正午に鐘楼で梵鐘が撞かれて法螺貝を鳴らします。

1000年前から行なわれている慣わしだそうです。

先日参詣の折に撮影した動画をようつべにUPしましたのでご覧ください。



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