黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

公家装束

2008-11-16 12:49:58 | 歴史
PCの画像ファイルを整理していたら、わたくし黒駒が以前に着装した
公家の装束姿の写真を見つけましたのでUPします。
僕は大学では公家文化を主に勉強していましたので、当然その風俗にも
興味がありまして、機会があれば着装したいなと思っていて京都で実際に
着付けてもらった時の画像です。ちなみに「狩衣」は自前のものですが・・・。

狩衣(かりぎぬ):平安時代にはその名のとおり貴族の狩りの時の衣でしたが、
          やがて日常着となり現代では神職や楽人の装束として残っています。
          狩衣の色と紋様は「薄紫地金茶雲鶴丸紋」です。自宅和室にて撮影。 
  

直衣(のうし):天皇・上級貴族の日常着でもあり、勅許があれば写真のように冠を
        かぶれば参内もできました。現代では天皇陛下が勅使発遣の儀式で
        お召しになるそうです。京都にて撮影。


衣冠(いかん):平安時代から江戸時代末期までの参内の際の装束。位によって色が
         決められていて写真は四位以上の「黒袍」紋様は「轡唐草紋」です。
         現代でも宮中儀式の際は侍従の装束です。


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2 コメント

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Unknown (のぴ)
2008-11-18 02:39:48
実は前世は平安時代の貴族だったとか?
あながち外れてもなさそうですが。
衣装は重そうですな・・
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Unknown (黒駒@管理人)
2008-11-20 22:54:36
>のぴさん
一般的な和服と違って、一度着付けると
トイレに行けません。トイレに行くにはすべてを
脱ぎ去るしかないのです。有職故実と言って
着付けるのにもいろいろ決まりごとや作法があって
流派もあり、千年の伝統の装束は奥が深すぎますよ。
京都においでの時は体験されてはどうでしょうw
返信する

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