ネパールの250年続いたシャー王朝がその終焉を迎えようとしています。
2001年の当時の王太子によるとされる国王一家銃殺事件から6年、
現在のギャネンドラ国王が反動的な絶対王政を行おうとした結果
国民の反感にあって反王制のマオイスト(共産党毛派)までが入閣する
政府が樹立して事実上の王政廃止となり、この度は王制支持派だった党が
共和制に同意したということで王朝そのものが廃止されることになります。
現在は王宮に幽閉同然の国王一家は亡命するか裁判にかけられるかに
なると思われます。
しかし国内の武力勢力であるマオイストと他の政党が協調できるはずもなく
内戦状態になる可能性も大いにあります。
王朝を失った国というのはその多くが内戦状態になったり独裁者が出現したりして
必ずしも安定した国にはならないですから。
ヒマラヤの秘境とかつては言われた神秘的な国、ネパールは今や最も
血なまぐさい国として混乱期に入っています。
2001年の当時の王太子によるとされる国王一家銃殺事件から6年、
現在のギャネンドラ国王が反動的な絶対王政を行おうとした結果
国民の反感にあって反王制のマオイスト(共産党毛派)までが入閣する
政府が樹立して事実上の王政廃止となり、この度は王制支持派だった党が
共和制に同意したということで王朝そのものが廃止されることになります。
現在は王宮に幽閉同然の国王一家は亡命するか裁判にかけられるかに
なると思われます。
しかし国内の武力勢力であるマオイストと他の政党が協調できるはずもなく
内戦状態になる可能性も大いにあります。
王朝を失った国というのはその多くが内戦状態になったり独裁者が出現したりして
必ずしも安定した国にはならないですから。
ヒマラヤの秘境とかつては言われた神秘的な国、ネパールは今や最も
血なまぐさい国として混乱期に入っています。