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黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

寺田屋騒動

2008-09-26 21:06:31 | 歴史
幕末ファンの人、とりわけ坂本龍馬ファンの人たちにとっては
けっこう衝撃的なニュースではないでしょうか?

伏見の旅籠・寺田屋は再建されていた!

坂本龍馬や薩摩藩士とゆかりの深い、伏見の寺田屋は幕末当時のままの
建築物で龍馬が泊まった部屋(龍馬が襲われた時の刀痕があるとしている)なども
そのまま保存されているとして、龍馬ファンからは聖地のようにされていた
現在も泊まれる旅館ですが、龍馬死後に起きた鳥羽伏見の戦いでどうやら
焼失していて、その後の再建のようですね・・・。

一言・・・残念ですね。

骨董ヲク

2008-05-28 21:05:06 | 歴史
久しぶりにヤフオクで掛け軸を落札しました。
これがまたなんとも安価で入手できてラッキー☆



これは江戸時代中期の庭田権大納言重嗣というお公家さんの書いた和歌の懐紙です。
この形式の懐紙は軸に表装されてよく出ています。茶席の床に掛けることが
よくあるみたいですね。

内容は「星の名を唱ふる君が心より 臣も和らぐ天地の春」という和歌が
書かれています。当て字なので解読に手間がかかりますが・・・。
保し乃→星の・・・など。

この軸の箱に極(鑑定書)等が同封されていましたが、日付は文政2年に
なっています。書いた人の署名が「今村肥後知寿」となっていますが
花押(サイン)があり藤原知寿という印もあることからおそらく朝廷の官人
もしくはそれに準じる身分ある人だと推測しますが調査中です。
書状によると「結納」の目録とあり、養子縁組か嫁入りの結い納品目録
のようです。
この掛け軸もそれに伴う贈答品かもしれませんね。



ちなみに落札金額はなんと16500円。
この立派な懐紙掛け軸にしてはなんとも安く入手できました。

時代MAP

2008-04-19 19:19:03 | 歴史
昨日の記事の写真の中の本で「東京時代MAP 大江戸編」っていう
本が入っていますが、この本の地図がなかなか面白いのです。
光村推古書院というところから出版されている本ですが
江戸時代などの地図の上に半透明の現代の地図を重ね合わせて
過去と未来の地図が同時に見られるというもの。

これはシリーズ化していてこの他にも京都の平安京・安土桃山・幕末編や
奈良平城京編があります。
現代の地図をめくると同じ位置に過去の地図があって
例えば「東京ドームのあるところは水戸徳川家の屋敷があったんだ!」とか
「加賀前田家の屋敷はバカでかい!東京大学がすっぽり入ってる!」とか
「京都の六角堂は今も昔も変わらんな~」とかいろいろ楽しめます。




京都御所一般公開

2008-04-12 22:57:29 | 歴史
今日は京都御所(内裏)の一般公開に行ってきました。
京都は天気予報ではぽかぽか陽気になるはずだったんですが
曇り空で風もきつくて陽気ではなかったです。

京都御苑の桜はもう葉桜か散ってしまっていて寂しかったです。
そんな中でまあまあのやつを・・・。





紫宸殿のドアップ



今日は平安雅楽会による舞楽がありました。演目は「萬歳楽」


文化の日~午後は入洛の巻~

2007-11-04 17:33:47 | 歴史
さて京都駅で奈良から一緒だったまい子と別れて
京都駅前に最近できたビックカメラへ。携帯電話の新機種の
モックを見たり触ったり・・・。
京都駅前にはこのビックカメラのほか、数年後にはヨドバシカメラなど
大型家電量販店が軒並み出店します。

そして地下鉄で丸太町へ。京都御所の一般公開へ行きました。
京都御所の一般公開へはもう何度も行っています。
大学時代の研究テーマが中世・近世の公家社会についてだったので
縁深いのです。

写真は紫宸殿の高御座(たかみくら・玉座)です。



京都御所は春秋の一般公開の日以外にも宮内庁に申し込めば京都御所のみならず
仙洞御所・桂離宮・修学院離宮なども無料で拝観できます。

京都御所は京都御苑と言われる公園の中にありますが、この京都御苑は近世においては
禁裏御所を中心に朝臣である公家衆の屋敷があった公家町です。
公家屋敷は明治初年にそのほとんどが取り壊されましたが現在に残るのは
今出川通にある冷泉家住宅と九条家の茶室であった「拾翠亭」(しゅうすいてい)
と二条城本丸に移築された桂宮家御殿のみです。
その拾翠亭が公開されていたので入りました。2層の茶室です。





拾翠亭から望む九条池。大きな池ですが10700坪もあった九条家の御殿の一角に
ありました。マガモなどが泳いでいて見ていてゆったりとする気分に浸れます。
この拾翠亭は現在も申し込めば茶会や句会ができるそうです。





このあと京都御所の近くにある西國第十九番の革堂にお参りして
京都を後にしました。