【DoCoMo】こっそり一年割引を改悪

　「ファミ割MAX」と「ひとりでも割引」が開始されることにあわせ、「（新）いちねん割引」「いちねん割引」の解約金適用期間が変更される。

　従来は、1年間の契約が満了した月とその翌月中に手続きを行なえば解約金は発生しなかったが、9月からはその期間が1カ月短くなり、契約満了月の翌月中の手続きのみ解約金が発生しないという形になる。

ドコモ、2年契約の「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」

　「ファミ割ＭＡＸ」と「ひとりでも割引」で注目を集めておいて・・・「いちねん割引」の解約金適用期間は１ヵ月短くするという改悪をこっそりとしている。

　そこまでセコイ事をして流出を防ごうとするとは・・・。

【DoCoMo】2年契約の「ひとりでも割引」

　NTTドコモは、2年間の継続契約を前提にした新たな割引サービス「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」を発表した。どちらも8月22日から受付を開始する。

（中略）

　同時に発表された「ひとりでも割引」は、その名の通り、2年契約することで1人契約のユーザーでも「ファミリー割引＋（新）いちねん割引」と同等以上の割引が適用されるサービス。同様のサービスは、auが「My割」として提供している。

　これまで、ドコモの割引サービスでは、ファミリー割引非適用のユーザーの場合、最大25％割引となっていたが、「ひとりでも割引」を契約すれば37％～50％という割引率が適用されることになる。「ファミリー割引＋（新）いちねん割引」という組み合わせと比較すると、1年目～3年目のユーザーは「ひとりでも割引」のほうが1％割引率が高くなる。4年目以降は同等の割引率となる。

　FOMAおよびムーバの新料金プランを利用するユーザーが対象となる。「いちねん割引」「（新）いちねん割引」「継続利用割引」「ハーティ割引」とは重複契約できない。また、法人名義の回線や、ファミリー割引ユーザーも利用できない。契約期間満了後は自動更新となっており、解約する場合は契約期間満了の翌月中に手続きを行なう。途中で解約すると、解約金9,975円が必要となる。

ドコモ、2年契約の「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」

　今まで２年契約をやっていなかったのはドコモダケだったが、これでやっとＤｏＣｏＭｏも追い付いた事になる。

　「ひとりでも割引」じゃなくて、「ひとりダケ割引」の方が似合っているような気もするが・・・。

　それにしても、ＤｏＣｏＭｏは基本料にはまったく手を加えずに、割引サービスちをちょこっといじっただけでごまかせると思っているのだろうか？

　これで「ＤｏＣｏＭｏ２．０」も打つ手はすべて打ったのだろうか？がっかりだなぁ。まったくの期待はずれだ。

　「同様のサービスは、auが「My割」として提供している」って・・・、ソフトバンクもオレンジプランに「自分割引」があるんだけど～、ケータイＷａｔｃｈさん。

　当然、ソフトバンクは「ひとりでも割引」にも対抗して２４時間以内にプループランに対抗策を発表せざるをえないはずだ。今頃、ソフトバンクは忙しい事になっているんだろうなぁ。

　ブループランやオレンジプランを出した頃はそれなりに意味もあったのだろうが、最近の加入者は「ホワイトプラン」が限りなく１００％に近い気がする。たった数％のブループランやオレンジプランのために２４時間以内に必死に対抗するというのも大変な事だ。
　もし公約が守れないのなら、孫社長もそろそろ頭を下げて、正式に公約を撤回した方がいいような気がする。

【DoCoMo】2年契約の「ファミ割MAX」

　NTTドコモは、2年間の継続契約を前提にした新たな割引サービス「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」を発表した。どちらも8月22日から受付を開始する。

　「ファミ割MAX」は、家族向け割引サービスの「ファミリー割引」を利用するユーザーに対して提供される2年契約の新割引サービス。ファミリー割引グループ内で最も利用期間が長いユーザーの割引率が適用される。

（中略）

　ファミ割MAXの契約は、1人1人が行なう形となり、先述したケースでは子供が申し込み、母親自身が手続きしていなければ、ファミ割MAXの適用は子供の回線のみになる。代表者などが一括手続きすることはできない。また、最も契約期間が長い父親はファミ割MAXに申し込めない。なお、Webサイト「My DoCoMo」から9月30日までに申し込むと、ドコモポイントが100ポイント付与される。

　ファミリー割引グループ内で最も利用期間が長い人と同様に、ファミ割MAXの適用対象外となるのは、契約期間が10年以上のユーザー、中学生以下と60歳以上のユーザーやハーティ割引対象者に提供している料金プラン「ファミリーワイド」「ファミリーワイドリミット」のユーザー。また法人名義の回線も対象外。割引サービスのうち、「いちねん割引」「（新）いちねん割引」「継続利用割引」「ハーティ割引」とは重複契約できない。またドコモに契約して1年目のユーザーだけで構成されるファミリー割引グループの場合は、ファミ割MAXに申し込めない。
　契約期間が2年間となっているが、契約期間満了後は自動更新となる。更新したくない場合は、契約期間満了の翌月中に解約手続きを行なわなければならない。また、途中で解約すると、解約金9,975円が必要となる。なお、「（新）いちねん割引」などから乗り換える場合は、「（新）いちねん割引」の解約料は発生しない。逆に「ファミ割MAX」から「（新）いちねん割引」に乗り換える場合は解約金が発生する。

　8月22日からファミ割MAXの申込受付が開始され、9月1日から提供が開始される。請求書には「ファミリー割引 25％」「ファミ割MAX 25％」という形で、割引率が表記される。

　同社によれば、ファミリー割引の利用者は同社ユーザーの7割を超えており、ファミ割MAXのようなサービスが提供されるのは国内初という。

ドコモ、2年契約の「ファミ割MAX」「ひとりでも割引」

　ＤｏＣｏＭｏはＭＮＰ開始前からファミリー割引のサービス強化をしていて、囲い込み作戦により流出を防止しようとしていた。

　そして、今回の「ファミ割ＭＡＸ」もその流れの一環と言えそうだ。

　２年間縛る事によって流出を防ごうという作戦のようだ。ひょっとしてこれが「ＤｏＣｏＭｏ２．０」の最後の切り札なのだろうか？だったら、最初からまとめて出さないとインパクトが弱い・・・。

　確かに、家族に１人でも長くＤｏＣｏＭｏを使っているユーザーがいれば、これはお得かもしれない。長年使っているユーザーを持つ家族の引き留め策としてはまあまあ効果があるかもしれない。
　しかし、新規で家族ごとＤｏＣｏＭｏに乗り換えたユーザーの場合はまったくメリットがない事になる。まさにこれでは・・・「ＤｏＣｏＭｏに移転ゼロ」になりかねない気もする。
　他社からの移転は諦めてでも、とにかく既存ユーザーの流出だけは防ぐという、ＤｏＣｏＭｏの必死さが伝わってくる。

　また、ＤｏＣｏＭｏには今まで２年契約がなかったが、それを開始したという意味では注目されるが、始めるのが遅過ぎる。これをＭＮＰ開始前に実施していれば、かなりの流出を防げたはずだ。まさに後手後手という印象だ。

　この実質的な料金値下げにソフトバンクが対抗して、ブループランに対抗策を２４時間以内に発表するかどうかが楽しみだ。それとも、また公約違反するのだろうか？
　さらにソフトバンクは継続利用年数が他社から引き継げるようになっているが、家族ごとＤｏＣｏＭｏから移転した場合には最も利用年数の長い家族の年数が引き継げるようにすれば、ますますＤｏＣｏＭｏからの乗換を促進できるかもしれない。

------------------------------------

　ふと思ったが、最近ウィルコムが不調な原因に家族割引をないがしろにしている点もあるなぁ。

　ウィルコムがこれと同じ割引すれば、かなり嬉しいのだが・・・。

------------------------------------

　親がＤｏＣｏＭｏを１０年以上使っていれば、この子供はファミ割ＭＡＸにして、２年おきに新規、解約を繰り返えせば、最大の割引率で使えるのかぁ。

ツーカープリペイドの番号有効期限、一律でサービス終了日までに

　KDDIはこのほど、ツーカープリペイドで利用する電話番号の有効期限を一律でツーカー携帯電話サービスの終了日、2008年3月31日にすると発表。21日から実施した。

　KDDIは端末の無料交換や割引きなどの特典を用意し、終了するツーカーからauへの契約変更を盛んに促している。

ITmedia D モバイル：ツーカープリペイドの番号有効期限、一律でサービス終了日までに

　今までもツーカーのサービス終了以降の有効期限でも、サービス終了までとなっていた。

　あえて、「一律２００８年３月３１日」と発表したということは、それ以前の有効期限の場合は延期になるという事なのだろうか？そんな事はないような気がするが・・・。

全国のファミリーマート、7月10日よりEdy対応

　ファミリーマートは、NTTドコモのクレジットサービス「iD」とビットワレットの電子マネー「Edy」を7月10日より全店で利用できるようにすると発表した。

　ファミリーマートでは、富士電機リテイルシステムズ製のiD/Edy対応共用決済端末を全店に導入する。Edyについてはチャージもできる。今後は、両サービス関連の新サービスが導入される予定。iD関連では、2008年5月末までにファミリーマートのポイントカード「ファミマカード」会員向けにiDが利用できるサービス「ファミマiD」が提供され、「トルカ」サービスの提供が予定されている。

　また、Edyについては、2008年春頃までに、Edyギフト（受取り）が提供される予定。さらに。店頭端末「Famiポート」にもリーダーライターが設置される。

全国のファミリーマート、7月10日よりiDEdy利用可能に

　やっとファミリーマートがＥｄｙ対応になる。

　これでＥｄｙが利用できる店がかなり増える事になってうれしい。

　それにしても、ｉＤとかＤＣＭＸとか、ＤｏＣｏＭｏは通話料だけで飽き足らず、クレジットカードサービスまでやってお金を稼ごうという魂胆が見え見えだなぁ。本当に恐ろしい会社だ。

　拡大路線でどんどん色々な事に手を出すＤｏＣｏＭｏ、基本料を安くするという基本路線を重視するソフトバンク。

　ＭＮＰの結果から見れば、現時点ではユーザーはソフトバンクを支持しているようにも思える。

　便利さばかりをアピールして、一向に安くならない基本料のＤｏＣｏＭｏに嫌気がさしたユーザーがどんどん乗り換えているという事をいまだにＤｏＣｏＭｏが理解していない限りは「ＤｏＣｏＭｏに移転ゼロ」傾向がしばらくは続くのではないだろうか？

【株主優待紹介キャンペーン】来たぁ～！

　実家の父宛に株主優待の紹介キャンペーンのチケットが届いた。

dynaboys BLOG 【SoftBank】今度は株主優待紹介キャンペーン

　株主が自分で自分を紹介する場合のチケット１枚（５千円＋５千円＝１万円分）と家族・友人を紹介する場合のチケット３枚（紹介元、紹介先それぞれに５千円分）という４枚綴りとなっていた。

　今回はチケットと封筒ではなくて、チケットがそのままハガキとなっていて、ソフトバンク携帯電話の番号と購入日を記入するだけのシンプルな内容となっていて、店名の記入欄はなくなっている。

　郵送時には、その記入欄の上にシールを貼り付けて投函するようになっている。

　紹介キャンペーンも数を重ねるごとに改善され、今回はシンプルで経費削減されているのがわかる。

　細かい字で注意事項がぎっしりと書かれていて、あまりに小さくて、とても読みにくい。これからじっくり読もうと思っている。

【新スーパーボーナス一括】CyberSPOTタイムセール

　昨日予告のあった、ＣｙｂｅｒＳＰＯＴのタイムセールの「新スーパーボーナス一括」の機種はやはりサムスンの７０８ＳＣだった。

dynaboys BLOG 【新スーパーボーナス一括】CyberSPOT完売

　そして、そのタイムセールも無事完売したらしい。

　きっと玉（在庫）さえ用意できれば、もっと売れるんだろうなぁ。

CyberSPOT

　土曜日に「新スーパーボーナス一括９８００円」セールの在庫が完売してしまったために、日曜日に急遽タイムセールをしたようだが、それなら土曜日分と日曜日分の台数を分ければいいような気もする。

　とにかく、現時点では一番「新スーパーボーナス一括９８００円」セールに熱心なショップなので、来週末にも期待したいところだ。

月末を前に各社熾烈な販売合戦？

　ソフトバンクにおいては秋葉原などで「新スーパーボーナス一括９８００円」セールなどで異常に盛り上がっているが、月末が近付いている週末だけあって他社も黙ってみているわけではないようだ。

　ＤｏＣｏＭｏはＳＯを除く９０３ｉＴＶシリーズが０円～１万円以下の価格（オプション付きのはず）でも売られ始めたようだ。どことなくＤｏＣｏＭｏの最近の安売りには悲壮感が漂っている気がしてならない。今月もかなり厳しい状況なのかもしれない。しかし、そのおかげではユーザーはワンセグ端末が安く買えるのならば、それはそれで喜ばしい事なのかも知れない。個人的には９０３ｉＴＶシリーズはそれほど欲しい機種がない気もする。

　ａｕは夏モデルが続々と登場しているが、さすがに最新機種すべて新規０円とかはまだ難しいようだ。しかし、ショップによっては３月末以来（？）の共通ＡＣアダプタープレゼントをしているところもあった。ａｕは先月の月間純増シェア１位をソフトバンクに奪われただけに必死に巻き返しを図っているのだろう。

　来週末はこの勢いのまま、熾烈な販売合戦が繰り広げられそうだ。

もう一つの新スーパーボーナス一括9800円 その3

　特派員からの報告によると、新宿と秋葉原のヨドバシカメラでも、Ｙａｈｏｏ！ＢＢ同時加入で７０６Ｎが「新スーパーボーナス一括９８００円」になるらしい。

dynaboys BLOG もう一つの新スーパーボーナス一括9800円 その2

　このキャンペーンのメリットそれだけではない。それ以外の端末が欲しい場合は、同じくＹａｈｏｏ！ＢＢ同時加入で毎月のソフトバンクの基本料から１０５０円割り引くらしい。

　これでは「新スーパーボーナス一括９８００円」に比べるとそんなにお得感がないような気もするが、分割金９８０円端末以外を欲しい人にはむしろ朗報かもしれない。９１ｘシリーズなどのハイエンド機は「新スーパーボーナス一括」セールは当分は難しそうなので、それなら毎月１０５０円基本料が割り引かれれば、１０５０円Ｘ２４＝２５２００円が割り引かれるのと同じ事になる。ハイエンド機を安く購入したい人にはこの手を使うのもいいかもしれない。

　さらにＹａｈｏｏ！ＢＢは最初の無料期間だけで解約しても問題がないらしいので、この特典のためだけに最初だけＹａｈｏｏ！ＢＢに加入するというのも可能らしい。

　こうなると、最近のヨドバシカメラは他店とは一味違う「新スーパーボーナス一括」で攻めてきたとも言えそうだ。とにかく色々なキャンペーンが始まる事はユーザーには選択肢が広がるので大歓迎だ。

　この調子だと、仙台、梅田、博多あたりのヨドバシカメラでも同様なキャンペーンを実施していそうだ。「○○でも実施していたよ」という情報があったら、コメント欄にお願いします。

--------------------------------------

　ヨドバシカメラ吉祥寺店でこの件を確認したが、１０５０円が２４ヶ月割引になるのは携帯電話代ではなくて、Ｙａｈｏｏ！ＢＢの基本料との事だったので、訂正します。特派員の誤解だったようです。

　３０日　１２：２６

【新スーパーボーナス一括】ソフトバンクショップ拡大中

　ＣｙｂｅｒＳＰＯＴの「新スーパーボーナス一括９８００円」セールに対抗しているだけあって、ソフトバンク秋葉原中央通り店のセールも夕方には完売したらしい。

dynaboys BLOG 【新スーパーボーナス一括】ソフトバンク秋葉原中央通り店

　しかし、ネットの噂によると、今週末の「新スーパーボーナス一括」セール合戦はそれだけにとどまらなかったようだ。今週末から新たにソフトバンク秋葉原店もそのセールに参戦したらしい。

　この店も秋葉原中央通り店と同じく７０８ＳＣを２０台限定で「新スーパーボーナス一括９８００円」セールをしているらしい。初参戦のために、誰もがノーマークのためにまだ売れ残っている可能性が高いらしい。日曜日に秋葉原に行って、「新スーパーボーナス一括９８００円」を狙いたい人には穴場になりそうだ。

　今週末の秋葉原のソフトバンク売り場は梅雨も吹き飛ばすような熱気に包まれているようだ。

　是非とも、この勢いが秋葉原でとどまることなく、東京、そして全国に広まる事を期待したい。

　ひょっとしたら、既に全国のソフトバンクショップにも拡大しているかもしれません。何か情報があったら、コメント欄に情報をください。

　また、この週末に「新スーパーボーナス一括９８００円」を購入できた方の体験談もコメント欄にて募集します。