NTTドコモは6月19日、都内のホテルで第16回定時株主総会を開催した。
(中略)
また、伊東則昭取締役執行役員は、「DoCoMo2.0では、まず、サービス面を訴えているが、近々、料金面でもお客様の目に止まるものを出したい。パケット定額を魅力あるものにしていくことが求められている。料金施策で手をこまねいているわけではない」とした。
(中略)
今月末にも米国で出荷される予定のiPhoneに関しては、「GSMであるために、日本ではこの方式は使えない。だが、1年後には日本にも入ってくる予定であることから、ドコモが提供しているW-CDMA方式への対応を期待しており、可能であればドコモにも入れたい。アップルとの話し合いになるが、重要なものとして検討していきたい」(辻村清行取締役常務執行役員)と、導入に意欲を見せた。
ドコモ株主総会、iPhoneの導入や料金改革に意欲見せる
DoCoMoの料金改定がどのような内容になるのか、とても興味深い。この説明だと「パケットし放題」の値下げともとれるが、それが単にauやソフトバンク並みの二段階制にするだけなのか、それよりも思い切った値下げにするのか?DoCoMoが値下げすれば、ソフトバンクのプループランがそれに対抗して値下げするはずなので、それも楽しみだ。(これでソフトバンクが対抗しなかったら、それこそ公約違反になる。)
例えば、ソフトバンクを苦しめる目的なら、基本料は高いままにして、パケットし放題を思い切った値下げをしてみるのも面白いかもしれない・・・などという空想をしてみた。
また、iPhoneがW-CDMA方式に対応すれば導入したいという意欲はかなり強そうなので、ソフトバンクよりもDoCoMoの方が実現性が高いのかもしれない。
「DoCoMo2.0」などとたいそうなCMを流している割には何も変わっていないDoCoMo。料金改定は「DoCoMo2.1」とでも呼ぶつもりなのだろうか?なぜ「DoCoMo2.0」の発表と同時に料金改定をしなかったのか、とても疑問だ。FOMA904iシリーズと2in1の発表だけで、今の窮地を乗り切れるとでも思っていたのだろうか?その甘い現状認識がある限り、いつまで経ってもDoCoMoは再浮上できないのではないだろうか?
DoCoMoユーザーからも料金値下げを望む声は多い。それを実施しない限りはMNPによるユーザーの流出は食い止められないだろう。問題はどの程度の値下げを実施するのかだ。あまりに期待はずれの値下げ額では、逆にDoCoMoに失望したユーザーが大量に流出するのを加速させてしまう可能性もありそうだ。
そういう意味では、安易な値下げでは、ユーザー流出を食い止めるどころか、ますますユーザー離れを引き起こしかねない。まさに今度の料金改定は、「DoCoMo2.0」の正念場と言えそうだ。
(中略)
また、伊東則昭取締役執行役員は、「DoCoMo2.0では、まず、サービス面を訴えているが、近々、料金面でもお客様の目に止まるものを出したい。パケット定額を魅力あるものにしていくことが求められている。料金施策で手をこまねいているわけではない」とした。
(中略)
今月末にも米国で出荷される予定のiPhoneに関しては、「GSMであるために、日本ではこの方式は使えない。だが、1年後には日本にも入ってくる予定であることから、ドコモが提供しているW-CDMA方式への対応を期待しており、可能であればドコモにも入れたい。アップルとの話し合いになるが、重要なものとして検討していきたい」(辻村清行取締役常務執行役員)と、導入に意欲を見せた。
ドコモ株主総会、iPhoneの導入や料金改革に意欲見せる
DoCoMoの料金改定がどのような内容になるのか、とても興味深い。この説明だと「パケットし放題」の値下げともとれるが、それが単にauやソフトバンク並みの二段階制にするだけなのか、それよりも思い切った値下げにするのか?DoCoMoが値下げすれば、ソフトバンクのプループランがそれに対抗して値下げするはずなので、それも楽しみだ。(これでソフトバンクが対抗しなかったら、それこそ公約違反になる。)
例えば、ソフトバンクを苦しめる目的なら、基本料は高いままにして、パケットし放題を思い切った値下げをしてみるのも面白いかもしれない・・・などという空想をしてみた。
また、iPhoneがW-CDMA方式に対応すれば導入したいという意欲はかなり強そうなので、ソフトバンクよりもDoCoMoの方が実現性が高いのかもしれない。
「DoCoMo2.0」などとたいそうなCMを流している割には何も変わっていないDoCoMo。料金改定は「DoCoMo2.1」とでも呼ぶつもりなのだろうか?なぜ「DoCoMo2.0」の発表と同時に料金改定をしなかったのか、とても疑問だ。FOMA904iシリーズと2in1の発表だけで、今の窮地を乗り切れるとでも思っていたのだろうか?その甘い現状認識がある限り、いつまで経ってもDoCoMoは再浮上できないのではないだろうか?
DoCoMoユーザーからも料金値下げを望む声は多い。それを実施しない限りはMNPによるユーザーの流出は食い止められないだろう。問題はどの程度の値下げを実施するのかだ。あまりに期待はずれの値下げ額では、逆にDoCoMoに失望したユーザーが大量に流出するのを加速させてしまう可能性もありそうだ。
そういう意味では、安易な値下げでは、ユーザー流出を食い止めるどころか、ますますユーザー離れを引き起こしかねない。まさに今度の料金改定は、「DoCoMo2.0」の正念場と言えそうだ。