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【WX310K】カメラは青空が苦手で、動作も遅い

2005年12月01日 02時46分39秒 | WILLCOM
 荻窪圭氏の携帯カメラの評価記事は以下のようだ。

 WX310Kは青空があり、コントラストが強い構図は苦手なようだ。一番極端な例では、ここまで空が紫色になってしまう。ほとんど特撮の写真だ。青が飽和してしまった上に、赤が強めに乗るのでこんな色になっちゃっているのだ。残念なことである。ただし、空が入らない作例ではそんなことはない。

 ハイコントラストでそれほどきれいな写りではないが(初期の低価格CMOSカメラのよう)、それでも結構ちゃんと写る。逆に室内のような暗いところだと、かなりノイズが浮く。

 前モデルからそれほど画質が変わっていないのは残念だ。ナイトモードを使うとちょっとよくなる。

 ここからは、製品の使い勝手の話。WX310Kは固定フォーカスで、マクロモードで撮りたい場合は側面のスイッチで切り替える。

 カメラを起動する専用のボタンは特になく、メニューから「カメラ」→「撮影」と選ぶとカメラが起動する。起動には約5秒。ちょっと遅い。

 便利なのは「撮速メール」機能。あらかじめ登録しておいたメールアドレスに撮った写真を即座に送れる機能で、VGA以下のサイズで利用できる。文字通り、本文入力やタイトル入力、宛先入力すべてを省略してすぐ送れるので、相手が決まっているときや、自分のブログ、SNSにさっと写真を送りたいときに使うと楽チンだ。

 撮影機能は非常にシンプル。ナイトモード、撮影ライト点灯、明るさ調整以外はフルオートでさくっと撮るカメラと思っていい。ナイトモード時は画面がより明るくなるので、構図の確認もしやすい。ちょっと暗いと思ったらナイトモードにするのがいいかもしれない。

 撮影時間は、SXGAのFINEだとかなりかかる。撮影して保存メニューが出るまで7秒で、miniSDカードへの保存は12秒だ。これはちょっと辛い。ただしQVGAだとそれぞれ1~2秒なので、高解像度で撮るときのみ注意という感じか。

 再生も速いとはいえず、miniSDから再生を実行するとサムネイル付のリストが4行分表示されるが、SXGAの画像だとサムネイルが4つとも表示されるのに30秒弱。さらに再生させると展開に13秒かかる。つまるところ、130万画素にはなったけれども、それ以外の画質面や処理速度面では大きな進歩は見られない。この辺りはちょっと残念。

 WX310Kはインターネットに強いため、撮った写真をブログに送って、その場でOperaで出来を確認する……なんて使い方もできる。そうしたことを考えれば、カメラにはもっと期待したかったと思う。

130万画素にレベルアップ、ただし青空が苦手~WX310K

 そもそもAFのないタイプということで、あまり高画質は望めないのが想像できるが、やはり京セラの携帯電話のカメラはあまり評判が良くない。

 そういう点では、京セラ初の300万画素AFカメラのA5515Kがどれくらい高画質になったのかは注目してみたい。


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