NECエレクトロニクスは11月30日、5Mピクセルの解像度を持った携帯電話向けカメラモジュールのサンプル出荷を開始した。2006年第一四半期から量産を開始する。サンプル価格は1万8000円。
画像処理LSI、5MピクセルのCMOSセンサ、レンズ、オートフォーカス機構、シャッター、フラッシュメモリといった、携帯電話カメラに必要なハードウェアとソフトウェア一式をモジュールにまとめた。フラッシュ制御機能やノイズ補正機能、画像拡大処理機能、画像回転機能やJPEG圧縮機能を用意、またオプションで手ブレ補正機能も準備している。
このモジュールを使うことで、カメラ付き携帯電話の開発期間を従来の約半分である4カ月に短縮でき、「カメラに関するノウハウを持っていない携帯電話メーカーが、5メガピクセルというデジタルスチルカメラ並みの高機能カメラを搭載した携帯電話を容易に実現することも可能」(NECエレ)としている。
従来、カメラ付き携帯メーカーは、レンズや受光センサーなど部品を個別に調達し、組み合わせて調整する必要があった。一方で、端末開発が複雑化し製品ライフサイクルが短くなってくる中で、高機能製品を低コストで効率的に開発できるソリューションへのニーズが高まっていた。NECエレはこうしたモジュールの市場が拡大すると考えており、月産20万個の生産を見込んでいる。また業務用端末や監視カメラ、車載用途にまで拡大させる計画だ。
NECエレ、携帯向け5Mピクセルカメラモジュール開発
すでに他社からも携帯電話用500万画素カメラモジュールは発表されている。
2006年第一四半期から量産されれば、それが端末に搭載される時期から計算すると、ちょうどN902iSの発売時期となりそうだ。
N902i(写真)ではフジフィルムの200万画素のハニカムCCDを採用したが、次機種ではNECの自前のモジュールを搭載しそうな雰囲気だ。
N902iでも採用されていた手ブレ補正付きとなれば、なおさらN902iSにこのモジュールが採用されるのはかなり高い確率になりそうだ。
そうなれば、N902iはハニカムCCDだったが、N902iSはC-MOSに変更されるということになる。
画像処理LSI、5MピクセルのCMOSセンサ、レンズ、オートフォーカス機構、シャッター、フラッシュメモリといった、携帯電話カメラに必要なハードウェアとソフトウェア一式をモジュールにまとめた。フラッシュ制御機能やノイズ補正機能、画像拡大処理機能、画像回転機能やJPEG圧縮機能を用意、またオプションで手ブレ補正機能も準備している。
このモジュールを使うことで、カメラ付き携帯電話の開発期間を従来の約半分である4カ月に短縮でき、「カメラに関するノウハウを持っていない携帯電話メーカーが、5メガピクセルというデジタルスチルカメラ並みの高機能カメラを搭載した携帯電話を容易に実現することも可能」(NECエレ)としている。
従来、カメラ付き携帯メーカーは、レンズや受光センサーなど部品を個別に調達し、組み合わせて調整する必要があった。一方で、端末開発が複雑化し製品ライフサイクルが短くなってくる中で、高機能製品を低コストで効率的に開発できるソリューションへのニーズが高まっていた。NECエレはこうしたモジュールの市場が拡大すると考えており、月産20万個の生産を見込んでいる。また業務用端末や監視カメラ、車載用途にまで拡大させる計画だ。
NECエレ、携帯向け5Mピクセルカメラモジュール開発
すでに他社からも携帯電話用500万画素カメラモジュールは発表されている。
2006年第一四半期から量産されれば、それが端末に搭載される時期から計算すると、ちょうどN902iSの発売時期となりそうだ。
N902i(写真)ではフジフィルムの200万画素のハニカムCCDを採用したが、次機種ではNECの自前のモジュールを搭載しそうな雰囲気だ。
N902iでも採用されていた手ブレ補正付きとなれば、なおさらN902iSにこのモジュールが採用されるのはかなり高い確率になりそうだ。
そうなれば、N902iはハニカムCCDだったが、N902iSはC-MOSに変更されるということになる。