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【WX310SA】縦横切り替え撮影が便利

2005年12月01日 19時35分19秒 | WILLCOM
 荻窪圭氏の携帯カメラの評価記事でのWX310SAのカメラの評価は以下の通りだ。

 WX310SAのカメラ機能で特筆すべきは、撮影スタイルを変えられること。簡単にいえば、縦位置で撮るか横位置で撮るかを指定できるのだ。例えばSXGAモードで撮った場合、「縦撮影」にすると960×1280ピクセル、「横撮影」にすると1280×960ピクセルでちゃんと記録される。これはいい。個人的に欲しかった機能だ。

 撮った写真をプリントしたり、携帯のディスプレイ上で見るだけならかまわないが、それを誰かにメールしたり、ブログに直接投稿したり、あるいはmixiなどのSNSにメールで送るとなると、縦横方向が問題になるのだ。撮影モードによって縦方向か横方向かが決まるようでは、カメラとして使いづらい。WX310SAなら、あらかじめ撮影スタイルを変えることでどちらにも対応できるのだ。

 もうひとつの特徴は、SXGAモードでもデジタルズームを使えること。2倍とはいえデジタルズームを使うとディテールは荒れてしまうが、いざというときに有効という感じだ。画質もCMOSセンサー機としてはかなり頑張っている方で、ディテールはかなり甘いが、彩度は高くて発色がこってりしている。

 屋外での写真は、すでに見てもらったが、室内でもかなりいい感じ。下の写真は屋内というより曇天下の日陰だが、それなりに撮れた。

 実はWX310SAのマクロモードは、かなり曲者。10センチくらいの距離で一番ピントが合うようになっている。逆に標準モード時は、50センチくらい離れないとピントがあってくれないので、例えば料理を撮るときに使いたい距離が苦手なのだ。こういう距離だとピントが合ってくれない。これは残念なところ。ただ、このマクロモードは撮影距離さえしっかり合わせれば、かなりいい絵を見せてくれる。

 花の接写では予想以上の写り。色はキレイだし、背景もぼけていて気持ちよく撮れた。縦位置と横位置を使い分けると、写真のテイストが変わるという例だ。個人的には縦位置で、センターキーでシャッターを押すというのが撮りやすいし、意外に縦で撮った方が効果的なシーンは多いので、縦位置で撮れるのが特に嬉しいのだ。

 フラッシュといえば、WX310SAは基本的に「オートフラッシュ」を利用する設定になっている。暗いと勝手に光る。マクロモードではちょっと光が強いので、気をつけた方がいいかもしれない。

 発光禁止の方は、ちょっと照明の色(白熱灯)がかぶってしまった。京セラ製「WX310K」に比べるとノイズはないが、よく見るとノイズ低減処理をかけたあとの独特の“のっぺり感”が出ている。内部で処理を行っているのだろう。

 夜景モードにすると、かなりきれいに撮ってくれる。このくらい撮れれば十分だろう。

 WX310SAは固定フォーカスで、マクロと通常モードは切替スイッチで変える。ただこのマクロスイッチの位置は本体が感知しないので、マクロモードにしても画面には何も表示されない。だから誤ってマクロモードになっていても気付かないということもあるので注意が必要だ。

 カメラの起動はカメラボタンですぐ行える。これは便利だが、起動は約4.5秒とちょっと遅めだ。起動時には「マクロスイッチを確認してください」といちいち表示が出る。

 撮影はセンターキーか側面のシャッターボタンで行う。SXGAモードの最高画質でminiSDに記録した場合にかかる時間は、撮影&保存で約5秒。意外に迅速で、快適だ。QVGAモードにしても約3.3秒であり、画像サイズを変えても撮影時間の差があまり出ないのはうれしい。

 ただし、再生はちょっと遅い。画像をminiSDから再生する場合、再生モードで9画面サムネイル表示されるが、9個全部表示するのにSXGAモードの写真の場合で18秒もかかってしまった。そこから1枚を選んでフルスクリーン表示するのに約4秒。等倍サイズ再生はできないのが残念だ。

 撮影機能はシンプルだが、前述した縦横の撮影スタイル機能があったり、アレンジ撮影機能に「美肌」があったりする。ちょっと面白いのは撮影モード。撮影シチュエーションを指定するもので、室内屋外など、ホワイトバランス設定機能と同じなのだが、中に「夜景」モードも入っている。ホワイトバランス設定を撮影モードと一体化するのは分かりやすくていいかもしれないと思った。

縦横切り替え撮影が便利、写りも上々~WX310SA

 圧倒的な高画質とかは期待できないが、WX310Kのカメラよりは良さそうだ。


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