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【ライブドア】黒字14億円偽装か

2006年01月18日 22時58分16秒 | ニュース
 ライブドア(東京都港区)が平成十六年九月期の単独決算で、不正な経理操作で赤字を隠し、約十四億円の黒字を装っていた疑いがあることが十八日、関係者の話で分かった。関係会社の利益をライブドア本体の経理に付け替える手口とみられる。東京地検特捜部も同様の事実を把握、粉飾決算などの疑いがあるとみて捜査している。

 東京証券取引所はライブドアに詳細な経緯の報告を求める方針で、粉飾が確認されればマザーズ市場の上場廃止を検討する。

 関係者の話によると、ライブドアの同期決算は約十億円の赤字だったのに、実質的に傘下にあったものの、同社と別会計で買収作業も完了していなかった複数の会社の利益計約二十四億円がライブドア本体に移された。

 利益付け替えに利用されたのは、買収で現在はグループ会社となっている消費者金融会社「ロイヤル信販」(東京、現ライブドアクレジット)、結婚仲介サービス「キューズ・ネット」など。

 ライブドアはロイヤル信販について十六年八月三十日に、キューズは同年九月三日にそれぞれ完全子会社化を発表。同十-十一月、株式交換により買収が完了した。同年九月期のライブドア決算とは無関係だったのに、両社の利益をライブドアの経理として不正に計上したという。

 両社とも、ライブドアの関連会社「バリュークリックジャパン」(現ライブドアマーケティング)による出版社「マネーライフ」買収と同じ手法で、投資事業組合を介在させた株式交換でライブドアに子会社化された。

 ロイヤル信販などの投資事業組合を立ち上げたのは日本M&Aマネジメント(東京)で、特捜部は十八日までに、マネジメント社とその親会社のエイチ・エス証券(東京)を家宅捜索した。

 決算が粉飾された疑いがある十六年は、ライブドアがプロ野球球団経営を目指し、参入を争っていた楽天と財務体質が比較されていた。
 特捜部はライブドア関連会社株をめぐる証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)事件の捜査と並行して、こうした経理処理の実態解明を進める方針。


 ライブドアは十八日、粉飾決算の疑惑が浮上していることについて、「関係事実の調査、把握に全力を尽くし、解明次第報告する」とのコメントを発表した。

ライブドア黒字14億円偽装か 粉飾決算の疑い

 次々とライブドアの不正な部分が明るみになってくる。


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