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MNPにおびえるソフトバンク?

2006年10月11日 05時19分48秒 | SoftBank
 ITmediaがMNP(モバイル番号ポータビリティ)について実施したアンケート結果の発表があった。

 そのアンケート結果の中で、各社ごとの移行動向のグラフが左図(クリックすると拡大)で、最初が全体、DoCoMo、au、ソフトバンクとなっている。

ITmedia D モバイル:結果発表・番号ポータビリティ、あなたは利用しますか? 12

 全体、DoCoMo、auは多少の違いはあっても、大きな違いはない。

 しかし、ソフトバンクだけは他社と大きく違う結果となっている。そもそもボーダフォン時代でもユーザーの不満が積もっていたのに、ソフトバンクになってからはさらに「予想外」のサービスの改悪が続いていている。そのために不満を抱いているユーザーはMNPを機会に他社に乗り換えようと考えているユーザーがかなり多いようだ。

 「既に予約済み」(赤)、「乗り換えたいと思っている」(オレンジ)の合計でも1/4を越え、さらに「状況によっては乗り換える」(肌色)としているユーザーも含めると半分近くになっている。ソフトバンクからすれば、これは「予想外」の高さなのだろうか?不満を抱いているユーザーからすれば、「想定内」の数字に思える。

 それとは対照的なのがauで、CMで顧客満足度No.1と宣伝しているだけあって、「絶対に乗り換えない」(青)が半分近くとなっている。それがソフトバンクは1/4もいないという悲惨な状況だ。

 これはあくまでもMNPに関心があり、このアンケートに積極的に回答したユーザーなので、実際にはMNPすら知らないユーザーも存在するわけで、この比率よりも低くはなるだろうが、アンケート結果の半分近くが他社への乗換を検討している状況はある意味異常な高さと言える。

 それだけ、ボーダフォンやソフトバンクに対する不満が高いという結果と言えそうだ。特にいきなりのスーパーボーナスへの強制移行の事後報告という仕打ちにはかなりユーザーの怒りが噴出しているようだ。

 一部では、このMNPでいかにソフトバンクユーザーをauとDoCoMoが奪えるかが焦点とも言われている。

 はたしてソフトバンクはこの結果をこのまま指をくわえて見ているつもりなのか?それともこれから何か「予想外」の対策をとってくるのだろうか?

 これだけの悪い数字が出ていると、ちょっとやそっとの「予想外」な発表では他社に乗り換えようとしているユーザーを呼び戻せそうもない。


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