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【携帯販売ランキング】9月25日~10月1日

2006年10月12日 11時06分39秒 | ケータイ
「新端末登場による値下げ」で902iSシリーズに人気再燃はあるか

 今回のドコモ販売ランキングは、前回4位から再度王座に返り咲いた「SH902iS」をトップに、「P902i」「N902i」「N702iD」「FOMAらくらくホンIII」と続く結果となった。

 SH902iSは初登場から5週連続で首位を獲得し、幸先のよいスタートダッシュを見せた端末。しかし7月第1週の集計で、値下がりしたことにより割安感の出たN702iDに首位を奪われて以来、TOP10圏内の中盤に留まっていた。

 SH902iSの返り咲きは、初登場から5週連続で首位を獲得し、その後もTOP10圏内に留まっていることからも納得できるが、ともあれ人気のある端末であるということ。そして、N702iDや902iシリーズが発売後しばらくして首位に立ったように、“価格が下がって”から、その割安感を含めて人気が再燃したのが要因といえそうだ。903iシリーズはKDDIやソフトバンクモバイルが先に秋冬モデルの発表を行ったことにあせりを感じたためか、上記の講演や記者会見などのほか、実装予定のiアプリ仕様を前もって公開するなど、小出しに情報を開示してきた印象がある。こうした事情から登場時期を見越した価格設定を行った店舗も多かったのではないだろうか。

「W43S」、上半期の王者W41CAを超えられるか

 ソニー・エリクソン・モバイル製「W43S」の人気はホンモノ、といえるだろうか。

 長らく王座についていた2006年2月初旬発売の「W41CA」がついにTOP10圏外となってしまった今回、W43Sは初登場から3週連続で首位を獲得した。

 そのほか2006年au秋冬モデルでは、4位にW43Sに次いで前人気の高かった日立製作所製ワンセグ端末「W43H」、7位にPantech製の簡単ケータイ「A1406PT」、10位に三洋電機製のスリム1X端末「A5522SA」がランクインした。

 なお2006年夏モデルとなる「W42K」(2位)、「ウォークマンケータイ W42S」(3位)、「W42H」(5位)、「A5521K」(6位)、「W44T」(8位)、「W33SA II」(9位)は、増えてきた秋冬モデルと合わせるように値下げされている。秋冬モデル登場前より1円で販売する店舗もあったW42K、W42H、A5521K、W33SA IIだけでなく、それまでそこそこの高値を保っていたウォークマンケータイ W42SやW44Tなども、2000円~4000円前後で販売されるようになってきた(ランク外だがG'zOne W42CAも含む)。

 W43Sの人気がホンモノかどうか。秋冬モデルの中はもちろんだが、これら安価で割安感を受ける旧モデルも押さえ続けられるか、そこにかかってくるといえそうだ。

さようなら“ボーダフォン”。新端末登場間近の静けさか

 今回は“ソフトバンク”として初めてのランキング。ただし顔ぶれは大きく変わらない。

 首位にはソフトバンクの孫社長も愛用する薄型軽量の「705SH」、次いでAQUOSケータイ「905SH」、VGA液晶+光学2倍ズームの「904SH」、そして2GバイトiPod nanoと705SHをセットにした「スーパーボーナス+iPod nano」がランクインした。先日発表された秋冬モデルも今週末から登場してくるようだ。

 ところでこのiPod nanoとのセットパッケージは「そもそも考えてみると、音楽を聴きながら通話しない。その逆もしかり。そのためそれらをくっつけたことで大きく厚くなってしまうなら無意味だ」(ソフトバンク孫社長)という考えから企画されたものだという。そのため“スリム”を特徴とする端末を多く投入する秋冬モデルにもiPod nanoとのセットモデルを設ける可能性も示唆している。


ITmedia D モバイル:W43Sの人気は、ホンモノか

 DoCoMoは先週4位だったSH902iS(写真)が首位に立った。この機種は値段さえ下がれば、人気通りの位置につけるということだろう。

 全体的な顔ぶれは変わらないが、FOMAらくらくホンの2機種がジリジリと順位を上げていて、完全にベスト10に定着していると言えそうだ。この機種の存在こそがDoCoMoのauやソフトバンクとの大きな違いと言える。

 MNPを前にますます家族ぐるみでの囲い込みが加熱してくるだけに、シルバー向け機種はとても有効だというDoCoMoの狙いが見事に的中しているようだ。

 auは今年前半の王者だったW41CAが在庫切れでついにベスト10から消えた。その後釜としてW43Sが3週連続で首位に、2位から6位までが先週と同じとなった。

 W41CAキラーとして東芝が送り込んだW44Tは完全にW43Sに人気を奪われた感じだ。どちらの機種もW41CAをかなり意識して薄型ボディを採用してきたが、今のところはソニー端末として待望の薄型W43Sに人気が集まっている。

 同じくソニーのW42Sは分厚いボディだが、ウォークマンケータイと最近値下がりして手頃な値段になったのが人気のようだ。そのソニー2機種の間に割って入っているのが、比較的薄型のアナログTV端末W42Kだ。この機種も手頃な値段が人気のようだ。

 W43Hは2万円前後もする値段ながら、auのワンセグ端末のフラッグシップモデルとして人気がある。W43SとW43Hが秋モデルを引っ張っている印象だ。

 その他のモデルはほとんどが安い機種か、最近値下がりした機種となっている。

 ボーダフォンはベスト4は先週と同じで、その他の顔ぶれもまったく変わっていない。相変わらずシャープ7機種と、シャープ依存度が高い。

 PDC(2G)は機種数が少ないにもかかわらず、未だに3機種がランクインしていて、PDC人気の根強さは相変わらずだ。

 東芝がやや苦戦しているのは二つの理由が考えられる。一つはハイエンド機におけるカメラの画質にやや問題がある点だ。見かけ上300万画素あっても、AFなしでは限界があるために高画質を求めるユーザーは904SHを選ぶしかない状態だ。

 もう一つは薄型化で一時的には東芝はV502Tでシャープをリードして、その頃は803Tとともに1-2フィニッシュを続けていた。しかし、705Tの薄型化がそれほどではなく、薄型で人気の705SHに大きく出遅れたのが現在響いているようだ。秋冬モデルでさらに薄型化を進めてるソフトバンクのラインナップの中でも東芝がやや出遅れているように見える。

 ソフトバンクの他メーカーが背面ディスプレイに再び力を入れつつある時期に、東芝だけは304Tや秋冬モデルで背面ディスプレイ面で唯一退化している点がやる気のなさを表しているようで、心配でならない。

 東芝がやる気をなくしていなければ、春モデルには必ず705SHキラーとなる薄型モデルを投入してくると思われるが、それを諦めてしまった場合は要注意かもしれない。ソフトバンクに対して完全にやる気をなくしてしまい、いずれ撤退してもおかしくない状況と思える。

 もしも東芝が撤退してしまったら、PDCメーカーはシャープ一社になってしまう事を意味する。PDCの新規受付終了まで約1年半あるのだから、最低でもそれまでに1回はモデルチェンジして欲しいところだが、その時にシャープ端末しかないのではあまりに選択の余地がない。PDCユーザーからすれば、それはなんとしても避けたいところではないだろうか。
順位NTTドコモauソフトバンクモバイル
1(4)SH902iS(1)W43S(1)705SH
2(1)P902i(2)W42K(2)905SH
3(2)N902i(3)ウォークマンケータイW42S(3)904SH
4(3)N702iD(4)W43H(4)スーパーボーナス+iPod nano(705SH+iPod nano)
5(6)FOMAらくらくホンIII(F882iES)(5)W42H(8)705T
6(5)SH902i(6)A5521K(7)V604SH
7(8)FOMAらくらくホンII(F881iES)(8)A1406PT(5)803T
8(7)D902i(7)W44T(6)V502T
9(10)D902iS(10)W33SA II(9)804SH
10(9)P902iS(12)A5522SA(10)V403SH


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