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【携帯電話売れ筋ランキング】ソフトバンク夏モデルは元気がない?

2007年07月24日 15時47分27秒 | ケータイ
 日経のIT+というサイトに「携帯電話売れ筋ランキング」が載っていた。

 家電量販店の売れ筋データをインターネットで提供する「日経BP・GfK SalesWeek3200」によると、2007年7月第3週(7月9日~7月15日)の携帯電話機の製品別ランキングで、KDDI(au)の夏商戦向けモデル「W52SH」(製造はシャープが担当)が前週から順位を9つ上げて4位に入った。(日経マーケット・アクセス)

(中略)

 auが5月に発表した夏商戦向けモデルがトップ5に入るのは、「W52SA」(製造は三洋電機が担当)に続き2機種目。NTTドコモの夏商戦向けモデル「FOMA 904i」シリーズは5位圏内に2モデルが入り、5月25日の発売開始から好調をキープしている。「FOMA 704i」シリーズも7月から順次発売を開始する予定で、さらに攻勢を強める。ソフトバンクモバイルの夏商戦向けモデルでトップ5に入ったモデルはなく、いまひとつ元気がない。


携帯電話売れ筋ランキング・高画質が売りのW52SHが順位9つアップビジネス-最新ニュースIT-PLUS

 この調査がどれくらいの規模でやっているのか不明だが、かなり面白い結果が出ている。

 純増数3位と低迷しているDoCoMoのはずだが、製品別売上ではベスト5のうちの3機種を占めていて、とても好調に見える。

 これは新規だけでなく、機種変更も含めた台数と思われ、これがそのまま純増数には結びつかない。さらにMNPでの転出や解約が多ければ、その分、純増数も減ってしまうため、単なる売上と月間純増数はまったく比例しない一例だ。

 ソフトバンクは予想通り705SHが依然として好調なようだ。

 auでは夏モデルのW52SHが4位に食い込んだ。

 DoCoMo、ソフトバンク、auそれぞれの会社毎ででトップなのはすべてシャープ製品となっていて、シャープの絶好調ぶりがうかがえる。どこまでこの勢いが続くのだろうか?

 気になるのは、「ソフトバンクモバイルの夏商戦向けモデルでトップ5に入ったモデルはなく、いまひとつ元気がない。」という点だ。

 DoCoMoとauの夏モデルは好調なのに、ソフトバンクの夏モデルの本命モデルは一部を除いてこれから発売を予定しているためなのか、いまのところでは夏モデルはパッとしないようだ。

 割高感から、912SHは期待していたほどは売れていないのだろうか?やはり、最近のソフトバンクユーザーのほとんどが「ホワイトプラン」であり、その場合だと912SHを購入するとかなりの負担額があるのが原因なのかもしれない。昔であれば、シャープのハイエンド機がトップの売れ行きという時代もあったが、「ホワイトプラン」のユーザーがどんどん増えているソフトバンクでは、ユーザー層もかなり変化しているようだ。

 その意味でも分割金980円の705SHがかなり古い機種にもかかわらず売れているのだろう。980円端末が一番売れている状況では、一向にソフトバンクのARPUが改善されるどころか、さらに低下する可能性が高い。このままでは期待している「Wホワイト」への加入も増えそうもない。

 ソフトバンクは都心で「新スーパーボーナス一括」セールも実施しているため、薄利多売の傾向がますます強くなってきている。今はとにかくユーザー数を増やす作戦のようだ。

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 匿名の方からコメントをいただきましたが、現在匿名でのコメントは掲載していません。

 912SHがまったく売れていないという意味ではなくて、従来であれば、ハイエンド機が出たばかりのうちは一番売れるのが当たり前でしたが、最近はそこまでは売れないようで、かなり古い機種の705SHよりも売れていないという事がこの記事では言いたかったまでです。

 もしくは、在庫不足で売上が伸びないという場合もあるかもしれませんが、最近912SHが在庫不足なのかどうかまではわかりません。


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