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【Vodafone】中間決算、サービス収入減少

2005年11月15日 18時49分39秒 | SoftBank
 ボーダフォングループは、2005年度中間期(2005年4月~9月)の決算を発表。この中で、日本のボーダフォンの2005年度の中間決算も明らかにされた。なお、今回発表された数値は、英国会計基準によるもので国内の会計基準とは異なる。日本会計基準による決算は、12月末に関東財務局へ提出されるが、現時点で発表は未定となっている。

 中間期のボーダフォングループの日本における売上高は、前年同期比0.4%増(円ベースでは0.4%減)の37億400万ポンド(約7,652億1,800万円)。このうち、音声サービスの売上は前年同期比6.3%減の18億8,900万ポンド(約3,900億5,800万円)、メールやデータ通信などの非音声サービスは同1.8%減の8億1,500万ポンド(約1,682億8,900万円)となった。なお、サービス収入の合計は、前年同期比で5%減少した。

 ボーダフォンでは、サービス収入が減少した理由を、ARPUの低下、および平均契約数の微減と説明している。

 2005年9月末時点での契約数は1,499万1,500件で、2005年度中間期は49,200件の純減を記録した。ただし、6月~9月の4カ月間については、30,200件の純増となっている。また、第3世代携帯電話の契約数は83万6,400件増の175万3,600件。全契約数に占める3Gの契約数は2005年3月末の6.1%から11.7%に上昇した。なお、プリペイド端末の占める割合は前年同期から変わらず11%となっている。

 また、中間期のARPU(Average Revenue Per User:1契約者当たりの平均収入)は、前年同期6,279円から低下して5,983円となった。第2四半期(2005年7月~9月)のサービス収入に占める非音声サービスの割合は30.5%となり、前年同期の28.7%から微増した。

 解約率は、前年同期の23.1%から19.7%に低下。EBITDAマージンについても、前年同期の27.7%から21.7%へ低下した。

 このほか、発表文では同社のトピックとして、11月に「702NKII」「V604SH」が発表されることや、11月1日から定額サービス「LOVE定額」がスタートしたことがアナウンスされている。

ボーダフォン中間決算、サービス収入が減少

 今年の4月~5月が79400の純減で、6月~9月30200の純増、中間期としては49200の純減となった。いかにも後半盛り返しているように見えるが、その中身にはかなり疑問も残る。切り札の定額サービスを始めても、期待ほど増えていないからだ。それどころか、早くも息切れの傾向が見えており、慌ててLOVE定額を始めた感じだ。

 プリペイドの割合は前年同期と同じ11%ということで、「え?増えてるんじゃないの?」と疑問も残る。とにかく、ボーダフォンユーザーの10人に1人がプリペイドということがハッキリした。

 解約率も前年同期に比べて改善しているというが、本当なのだろうか?ボーダフォンの資料の詳細を見ると、解約率はポストペイド(通常契約)は減少傾向にあるのに、プリペイドは9月末で42.7%にも達している。ポストペイドが9月末で16.2%しかないので、3倍近い水準だ。
 これの示している意味は水増ししたプリペイドの有効期限が切れて解約になっているのではないかと思われる。約8ヵ月後に有効期限が切れるため、今年の年初に登録されたプリペイド端末が有効期限切れになったと思われる。プリペイドの解約率がそのまま水増し数に比例するとまでは言えないが、かなり密接な関係がありそうだ。
 これだけ解約されているのにも関わらず、依然として11%を維持しているということは解約とほぼ同数のプリペイドが増えている事にもなる。相変わらず、プリペイドを使った水増しが続けられていると見るのが自然ではないだろうか。

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