NECブランド神話の崩壊？

　インフォプラントの調査では「パナソニック、ＮＥＣでは約6割が「ブランド力がある」と回答。
」とする結果が出た。

「パナソニック」「NEC」が携帯2大ブランド

　買い替えでの「人気メーカーはそれぞれ、NTTドコモが「パナソニック（松下）」（6割強）、auが「ソニーエリクソン」（4割半ば）、ボーダフォンでは「シャープ」（7割強）という結果になった。」らしい。
　ＮＥＣは過去のブランド力は認めるが、今後の買い替え時にはそのブランド力の神通力も消えてしまったということのようだ。実際、ＤｏＣｏＭｏの５０６ｉの中ではＮ５０６ｉが一番安く売られているのがそれを物語っている。一年前では考えられない現象だ。
　ＮＥＣの保守的過ぎた点もマイナスだったし、カメラ付き携帯電話での高画素化に力を入れなかったのが一番の敗因だろう。それとは反対に、カメラの高性能化に最も積極的だったシャープが躍進している。
　まだブランドイメージが残っているＮＥＣがカメラの高性能化で反撃に出るのはいつになるのだろうか？中国で出しているカメラ付き携帯電話のようなモデルの国内投入もすべきだろう。

　最近のサンヨーやカシオは比較的頑張っているのだが、ブランドイメージの向上が鍵を握っているようだ。カシオは腕時計のようにはいかないようだ。