2004年末から続いた新機種ラッシュによって販売ランキングでも大きく順位が変動したが、売れた機種と苦戦した機種はハッキリしてきた。
冬商戦の勝者は? 四半期を振り返る
まずDoCoMoではFOMAへの世代交代が順調な中、「901iシリーズが売れた」。正確には「P901i」「N901iC」「SH901iC」の3機種が売れた。特に“N”“P”の2機種は、いずれも発売週に即上位にランクインする売れ行き。
面白いのは、700iシリーズでは“N”がそれほどふるわないこと。「SH700i」「P700i」が3月中旬以降、8位、9位にランクしているが、「N700i」はまだトップ10圏内に入っていない。
auでは、三洋とカシオが強かった。それを東芝が追う感じだ。デザイン端末とか企画端末といわれた機種はランクインはしなかった。
また、ツーカーSとらくらくホンが高齢者に完全に受け入れられたとも言えそうだ。今後、この分野での開発の遅れているauやボーダフォンも投入が急がれるだろう。下手すると、若者向けのデザイン端末よりも高齢者向けシンプル端末の方が着実に売れるのかもしれない。
ボーダフォンの海外端末は期待とは裏腹に期待ほどの売れ行きはしなかった。やはり、あまりに操作性が国産端末と違ったり、液晶やカメラのスペックが低すぎたのが原因だろう。一部で人気の出た702NKはマニアには面白い端末だが、とても一般向けにはお勧めできない。
この失敗が今のボーダフォンの失速の原因となってしまったのも事実だ。この失敗を反省材料として、ボーダフォンが次にどのような海外端末を投入して巻き返しを図ってくるのかが今年の後半の楽しみだ。
冬商戦の勝者は? 四半期を振り返る
まずDoCoMoではFOMAへの世代交代が順調な中、「901iシリーズが売れた」。正確には「P901i」「N901iC」「SH901iC」の3機種が売れた。特に“N”“P”の2機種は、いずれも発売週に即上位にランクインする売れ行き。
面白いのは、700iシリーズでは“N”がそれほどふるわないこと。「SH700i」「P700i」が3月中旬以降、8位、9位にランクしているが、「N700i」はまだトップ10圏内に入っていない。
auでは、三洋とカシオが強かった。それを東芝が追う感じだ。デザイン端末とか企画端末といわれた機種はランクインはしなかった。
また、ツーカーSとらくらくホンが高齢者に完全に受け入れられたとも言えそうだ。今後、この分野での開発の遅れているauやボーダフォンも投入が急がれるだろう。下手すると、若者向けのデザイン端末よりも高齢者向けシンプル端末の方が着実に売れるのかもしれない。
ボーダフォンの海外端末は期待とは裏腹に期待ほどの売れ行きはしなかった。やはり、あまりに操作性が国産端末と違ったり、液晶やカメラのスペックが低すぎたのが原因だろう。一部で人気の出た702NKはマニアには面白い端末だが、とても一般向けにはお勧めできない。
この失敗が今のボーダフォンの失速の原因となってしまったのも事実だ。この失敗を反省材料として、ボーダフォンが次にどのような海外端末を投入して巻き返しを図ってくるのかが今年の後半の楽しみだ。