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【i(アイ)】三菱自 4年ぶり新型軽発売

2006年01月30日 13時49分55秒 | クルマ
 三菱自動車は二十四日、軽自動車としては約四年ぶりの新型車になる「i」(アイ)を発売した。ガソリン価格の高止まりを背景に人気の集まる軽自動車の新型を投入し、業績回復につなげる考えだ。ただ、他メーカーも相次いで全面改良車などを投入しており、競争を勝ち抜けるかどうかで、三菱自の経営再建の行方も左右されそうだ。

 「新たな顧客層を取り込んでいく」。三菱自の益子修社長はこの日の会見でこう語り、「アイ」の投入で定年退職した団塊世代をはじめ、余裕のある世帯への新規需要の掘り起こしを目指す考えを明らかにした。

 そうした戦略は価格面にも表れており、二輪駆動の最も安いもので百二十八万一千円、最高価格で百六十一万七千円と業界トップクラスとなっている。「高付加価値で他社と差別化したい」(益子社長)からだ。

 軽自動車では一般的に前輪側にあるエンジンを、後輪近くに置く新しい車台を採用。車両前部が丸みを帯びたユニークなデザインにしたほか、衝撃吸収用のフレームを強化したことで安全性能も向上したという。

 月販目標は五千台。三菱自の国内販売台数のうち、軽自動車が六割以上を占めているが、平成十七年は前年比6・7%減の約十六万千台と低迷した。「アイ」を業績回復の要とする考えで、同じ車台を使ったSUV(スポーツ用多目的車)も発売する予定だ。

 ただ、軽自動車市場に力を入れるのは、三菱自だけではない。

 軽自動車市場でシェアトップのスズキは今月二十日、約四年ぶりに全面改良した「MRワゴン」を発売。買い物かごを置けるスペースを設けるなど子育て世代にターゲットを絞った。

 二位のダイハツ工業は昨年十二月、二十年ぶりに開発した新型エンジン搭載の「エッセ」を売り出し、六十八万二千五百円の低価格でシェア拡大を目指す。

 ホンダも今年三月に三系統の販売チャンネルを統合し、これまで「プリモ」でしか売れなかった軽自動車を「ベルノ」と「クリオ」で販売できる態勢を整える。

 十七年の軽自動車の国内販売台数は、全体で百九十二万三千七百台と過去最高を記録。0・9%減の登録車と対照的だ。とはいえ、今後は「国内販売は百九十二、三万台で、横ばい」(スズキの鈴木修会長)との見方が強い。

 顧客の約六割が女性ともいわれ、「げたがわり」に使うセカンドカーとしての需要が高い軽自動車。それだけに、三菱自の「高付加価値路線」が軌道に乗るかどうかは、再建の行方を占う試金石となりそうだ。

三菱自 4年ぶり新型軽「i」発売 「高付加価値」に活路 業績回復へ試金石

 確かに、三菱自動車の新型車「i」(アイ)は軽自動車とは思えない斬新なデザインだ。

 しかし、値段が高いし、三菱自動車に対する信頼が回復したのかというと疑問な点があるので、このクルマがどれくらいヒットするか注目してみたい。

 スポーツ界では愛ちゃんブームだが、クルマでもそのブームに乗れるか?


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