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au新端末用「オープンアプリプレイヤー」版jigブラウザ

2007年02月02日 18時59分06秒 | au
 jig.jpは2月2日、同社のフルブラウザアプリ「jigブラウザ」を、au端末のJava実行環境である「オープンアプリプレイヤー」に対応させたと発表した。2月2日発売のオープンアプリプレイヤー対応端末「W51CA」から利用でき、auの新端末で初めてjigブラウザに対応する。

 au端末のアプリケーションプラットフォームは、2004年6月発売の「A5407CA」以降Javaに対応しておらず、「BREW」に統一されていた。しかし、1月16日に発表した春モデルから、BREWのミドルウェアであるオープンアプリプレイヤーを搭載しており、Javaアプリの実行が可能となった。

 オープンアプリプレイヤーでは、通信容量が1日3Mバイトに設定されるほか、保存領域など仕様上の制限が大きくなっている。対応するjigブラウザでは、ページ取得・画像取得といった通信のたびに確認ダイアログが出現し、毎回許可が必要。また、ブラウザ画面下に通信可能容量を確認できるバーを表示する。

「jigブラウザ」 また、保存領域の制限により、プラグインツールであるjigletのうち、ウェブ検索/イメージ検索/乗換案内/天気/地図/辞書検索/PCメールなどの主要なものを固定機能として実装し、ほかのjigletについては、単独のオープンアプリに変換し提供する予定だ。

 jigブラウザのダウンロードは「 http://br.jig.jp/?p=25 」から行え、料金プランは月額630円か年額6000円の2種類。アクセスするページ数に制限がある無料デモで試せるほか、機種変更時のお気に入りや設定の引継ぎにも対応する。


ITmedia D モバイル:「オープンアプリプレイヤー」版jigブラウザが登場――au新端末で利用可能に

 auの弱点だったJavaアプリもオープンアプリプレイヤー対応端末で利用できるようになり、auは着々と弱点を克服しつつあり、アプリケーション面でDoCoMoとの差を縮めている。

 うかうかしているとDoCoMoはますます追い込まれそうだ。

 すでにワンセグ端末はDoCoMoだけがいまだに1機種しか発売していない状態で、他社に大きく遅れをとっている。これは明らかに端末ラインナップの長期的な計画が杜撰な証拠だろう。

 テレビ電話やゲーム、おサイフケータイなどという偏った分野ばかりに力を入れ過ぎた結果、料金サービスでも端末ラインナップでも他社から出遅れてしまったDoCoMo。しばらくは危機的な状況が続く。

 結局DoCoMoの優位性というのは圧倒的なユーザー数であったが、それがMNP開始をきっかけに、その優位性が危うくなってきた。今まであぐらをかいてきたツケがここに来て、一気に出てきているような感じだ。


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