米アップルコンピュータと米モトローラは、iTunes Playerを搭載したGSM/GPRS方式対応の携帯電話「ROKR(ロッカー) E1」を発表した。米国ではCingular Wireless向けとして、モトローラのWebサイトで7日(現地時間)より発売されている。販売サイトの価格は249.99ドル。
「ROKR E1」は、iTunes Player搭載のストレート型携帯電話。GSM/GPRS(850/1800/1900MHz)方式対応となっており、日本国内で使用することはできない。iTunes Playerによって、MP3/AAC形式の音楽ファイルを再生できる。パソコンから音楽ファイルやプレイリストを転送して楽しむことになるが、Podcastingやaudiobookといったコンテンツにも対応している。iTunes側には「My Phone」というアイコンが表示され、転送したい楽曲を「My Phone」にドロップするだけで転送処理が行なわれる。
音楽再生時に音声通話が着信すると、自動的に再生を中断する機能を備え、通話が終了した後に、音楽再生へスムーズに戻れる専用ボタンが配されている。このほか、音楽再生しながらメールやカメラが利用できるようになっている。
Bluetoothもサポートされているが、通話時のみの利用となっており、ワイヤレスでBleutooth対応ヘッドホンを接続することはできず、パソコンとはUSB経由で接続する。
176×220ドット、26万2,000色表示のTFT液晶ディスプレイを備え、VGAサイズ(640×480)の静止画を撮影できるカメラを搭載。また、MPEG4/H.263形式の動画撮影も可能。外部メモリとして、最大512MBのTransFlashが利用できる。
大きさは108×46×20.5mm、重さは107g。連続通話時間は最大560分、連続待受時間は最大230分。音楽再生の連続駆動時間は、ヘッドホン利用時で15時間、スピーカー利用時で6時間となっている。
米国のほか、イギリス、フランス、イタリア、独、カナダ、香港、オーストラリア、シンガポール、フィリピン、アルゼンチン、ブラジル、メキシコでも発売が予定されている。
アップルとモトローラ、iTunes対応携帯「ROKR」
ついにモトローラからiTunes対応携帯が出たか~。しかし、国内で使えないのでは意味がないなぁ。
ボーダフォンはろくでもない海外端末なんか国内投入せずに、こういう端末を国内対応にして発売すれば、人気出るのになぁ。
やっと803Tが出るとは言え、音楽ケータイでは完全に他社に比べて出遅れているんだから、もっと必死に巻き返して欲しいものだ。