謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

パレンケ遺跡( パレンケ・メキシコ)

2008-01-15 08:33:58 | 3rdミッション 中米
2008.01.15


 ジャングルの中にある遺跡を探索する・・・

 ここパレンケでは、それが簡単にかなうのである・・・



 ということで・・・


 パレンケ遺跡へいくことにした・・・



パレンケ市中のモニュメント。

 
 いかにも遺跡の町っぽい・・・


 って・・・

 人をおちょくってるのか?これは??


そしてこれがなんの変哲もないパレンケの町並み、写真の無駄遣いのような・・・





 早速コレクティーボ(乗合のミニバス)に飛び乗り・・・

 たった20分ほどで到着

パレンケ行きコレクティーボ



 遺跡はというと・・・

十字架の神殿から眺めた遺跡の様子


そして王宮・・・



 なかなかのただずまい・・・


 国立公園の中なので・・・遺跡の中にもジャングルのようになっている場所があるが・・・



 歩道も整備されていて・・・何の迷いもない・・・



 ここパレンケ・・・


 中々に良い遺跡だが・・・


 惜しむらくは今迄通用しまくったメキシコの学生証がまったく通用せず・・・

 自然保護区入域料20ペソ、遺跡の入場料48ペソと合計800円近くかかってしまう費用であろうか・・・

永遠のチャレンジャー( サンクリストバル・メキシコ)

2008-01-12 05:44:41 | 3rdミッション 中米
2008.01.12


 人は・・・何の為に生きるのであろうか??


 重い命題だが・・・


 私には・・・・単純明快な解答がある・・・


 そうそれは・・・


 「何かに挑戦し続ける為」


 である・・・



 結果も確かに重要かもしれないが・・・


 挑戦すること、それ自体に重要な意味があるのだ・・・



 挑戦なき人生などブタと一緒である。

 「鶏は生きよ、ブタは死ね」

 という名言もあるように・・・


 挑戦する者だけが・・・自分の人生を・・・未来を切り拓いていけるのだ・・・


 それに例え失敗したとしても・・・


 「やらずに後悔よりやって後悔」


 が人の生きる道なのである。


 挑戦することをやめた時・・・


 初めて人は老いるのである!!



 真っ白な灰に燃え尽きるまで・・・自分の命の灯火が消え果るまで・・・

 何かに挑戦し続ける事・・・


 それが人生・・・
 
 いうならば人の一生は・・・チャレンジャーである一生なのである・・・



 


 そして話は変わって・・・


 私は1月3日の記事で禁煙すると書いている・・・


 しかし1月4日・・・・1100時についつい他の旅行者から煙草を戴いてしまって1本・・・それまでの禁煙時間は30時間・・・

 そしてその12時間後・・・寝る前についもう1本・・・


 しかし・・・私は「チャレンジャ-」である・・・


 めげるわけには行かない・・・


 しかし1月5日・・・1100時に・・・また1本・・・・

 なんだかんだで・・・結局3本・・・


 翌1月6日・・・

 この日も・・・3本・・・


 そして1月7日・・・メキシコシティ-出発の日・・・
 「タバコはここを出発したらきっぱり辞める」と友に別れを告げ・・・
 プエブラに到着して・・・早速ばら売りタバコを1本・・・

 プエブラのカテドラル


 サントドミンゴ教会
 

 夜・・・1本買いだと高くつくのでついつい一箱買ってしまい・・・

 誘惑の・・・キャメル嬢




 何のかんので結局5本・・・


 あけて1月8日・・・
 色々と観光しながら・・・結局5本

 この日の観光の一つ、トラチウアルテペトル
 

 さらに1月9日・・・
 プエブラからオアハカに移動
 床屋で髪を切ったものの・・・結局5本・・・


 そして1月10日・・・
 モンテアルバン等の世界遺産を見ながら・・・
 結局4本・・・それに・・・一箱追加で購入・・・


 1月11日・・・
 夜行でサンクリストバルに到着、古い知人に出会って話が弾んでタバコも弾んで・・・また一緒に日帰り観光した知人も・・・スモーカーで・・・
 なんだかんだとここ最高の9本で・・・

 これがサンクリストバルの教会と街並み
 




 1月12日・・・
 これを機会にもう一度きちんと禁煙するとタバコをすいながら宣言して・・・でも朝起きてからすでに3本すって・・・また買ったタバコの余りもあって・・・
 

 

 「・・・」



 「・・・・・・・」




 敵の禁煙はあまりにも強大に私の前に立ち塞がってきているが・・・


 しかし、私は「プロフェッショナル」としてこの戦いをやめるわけにはいかない・・・


 「チャレンジし続けること、それこそが私の生き様の証明だからだ・・・!」



 みんなのアイドルとして・・・

 そして憧れの対象として・・・


 この勝ち目のない戦いを・・・続けていくことを約束しよう・・・


 そう、この私こそが・・・



 「永遠のチャレンジャー・・・」




 俺は・・・負けない・・・!!



 ・・・



 ・・・・・・・



 「永遠にチャレンジし続けるってことは・・・いつでも喫煙していることとイコールじゃないのかって・・・???」


 いやいや・・・ですから何度もいったようにですね・・・



 「チャレンジし続けることに人の生きる価値があるのです」よ・・・!!

アメリカ大陸最大最強の・・・( エル・トゥ-レ)

2008-01-10 09:47:43 | 3rdミッション 中米
2008.01.10


 今晩、サンクリストバルに移動する・・・

 しかし、ここオアハカではまだやることが残っているのだ・・・


 まずは世界遺産のモンテアルバン遺跡・・・

 サポテコ人というどう考えてもふざけてつけたようなネーミングの人種が紀元500年頃に築いた祭礼センターである。

北の大基壇と南の大基壇からの全景
 

ちょっと外れた場所と、踊る人々のピラミッド前にあったレリーフ、ふざけているようだが捕虜の拷問や死体を意味するらしい。
 

 確かに悪くはない見ものだが・・・


 しかし、こんなものは「プロフェッショナル」私にとってはただの前座である・・・





 そう、本日の最大の目玉は・・・





 エル・トゥ-レにあるトゥ-レの木なのである・・・


 若干説明すると、イトスギの一種であるこの木は何と樹齢推定2000年、高さは40m、幹周りは60mちかくになり、総重量は550トンにも達するといわれているのである。
 ちなみにこの木は「アメリカ大陸最大最強の木」
 として知られているのである!!


 えっ?


 ガイドブックの丸写しかって??


 まあその辺りはほおっておいて良いだろう・・・


 まあいい、

 オアハカからぼろバスにのって1時間・・・ガイドブックには30分と書いてあったが1時間・・・

 ちなみにバスはこんな感じ、プレイボ-イを名乗るには年をとりすぎている。中の計器は明らかにトラディショナルというか最早アンティ-ク
 


 そしてエル・トゥ-レに到着・・・


 早速・・・何のひねりもないネ-ミングをしたトゥ-レの木を見に行くと・・・

 「おおっ!!」

 確かに・・・デカイ・・・!!
 

 幹だけを写真にとっても・・・ううむぅ~・・・
 



 確かに・・・

 アメリカ大陸最大最強というのも・・・うなずける出来栄えだ・・・



 そして・・・


 ついこの間やったばかりだし・・・


 タイトルをつけた段階で完全にネタバレしていることも明らかだが・・・


 「プロフェッショナル」とは・・・


 「どんな単純なことでも、繰り返して決してミスをしない」


 というのも一つの定義であるので・・・


 ここは、敢えてこう言わせて貰おう!!


 

 この「アメリカ大陸最大最強のトゥ-レの木」を見たことにより・・・


 このデュ-ク東城は・・・


 「アメリカ大陸最大最強の木を見たツ-リスト」


 即ち


 「アメリカ大陸最大最強のツーリスト」

 といっても過言ではなかろう・・・




 「・・・」




 「・・・・・・」



 

 「えっ?最大はともかく・・・最強は勝手につけただろうって??」



 文句は・・・文句は・・・ガイドブックにでも苦情を申し立ててもらおうか・・・!!


アクシデンタル(オアハカ・メキシコ)

2008-01-09 14:52:30 | 3rdミッション 中米
2008.01.09



 プエブラを朝出発してオアハカに到着したのは1500時ころ・・・

 キャスターバックを軽快に転がしながら宿を探す・・・


 ところで、私は常日頃から「エレガントなツーリスト」を売りにしているが、このキャスターバックというのも一つの重要なポイントだ・・・!!


 バックパックなど背負うのは所詮素人のアマチュア、重くて疲れるし、前後にバックを抱え込んだその見た目は亀も同然でみっともなくてたまらないし何よりも「エレガントさに欠けすぎるきらいがある」

 それにバックパッカーなどという人種はいつでも薄汚れた格好で・・・いかにも私は貧乏旅行していますなどと、勘違いのPRも甚だしい・・・

 その点キャリーバックなら坂道や階段はいた仕方ないとしても、たいていの場合ただ転がすだけで汗もかかないし、私のスタイルには最適の方法といって良いだろう!!




 そう私は、エレガント・ツーリスト!!

 バックパッカーなどでは決して無い・・・!!

 そこんとこヨロシク・・・!!







 引き続き軽快に街を歩きホテルを探す・・・

 石畳の道路はキャスターに良くは無いが・・・まあ大丈夫だろう・・・


 そして・・・


 数件ホテルを見た後・・・



 段差に差し掛かると・・・





 キャスターが・・・




 キャスターが・・・





 壊れた・・・・!!






事件は現場で起きている!!この石畳と段差のせいで・・・


後で写した壊れた車輪






 後の選択肢は・・・



 もう背負うしかない・・・・・・





 先の「セカンドミッション」で破壊された部分をわざわざ保険を使って修理して・・・
 「セカンドミッションプラスワン」では、修理が間に合わなかったので新しいバッグを買って・・・
 このキャスターバックの修理の終わりを満を持して待ってから使ったのに・・・



 1ヶ月も・・・1ヶ月も持たないなんて・・・



 「あっ!あんまりだぁ~・・・!!!(涙)」


 



 もう・・・


 オアハカで・・・


 美しい筈のラソレダ-教会も・・・


 


 サントドミンゴ教会も・・・
  


 夜の街並やカテドラルも・・・
 


 どうでもいい・・・




 これからは・・・


 この壊れたキャリ-パックを・・・


 本体重量だけで4Kg近くあるこの間抜けな鞄を・・・



 持ちながら旅行をするしかないのであろう・・・


 予期せずに・・・


 「バックパッカ-・再デビュ-・・・・!!!」



 「うぇぇぇ~ん(涙)」



キャリ-パックとはこんな感じだった・・・
 

背負うためのストラップを出すと・・・


 背負うことを前提にしていないので・・・背負うとフレ-ムがあたって痛いだけでなく、とにかく疲れる!!

世界最大の男(メキシコシティー・メキシコ)

2008-01-04 04:34:32 | 3rdミッション 中米
2008.01.04


 今日の予定は決まっている・・・


 メキシコ国立自治大学へ行く事だ・・・


 何故ここを訪れるのか??


 単純な事だ・・・


 「大学には女子大生がいるから」

 である・・・

 そして熱い恋が芽生えるなんて・・・

 「ウフフフッ!!」



 「・・・」






 「・・・・・・」








 「んっ???」



 いやっ、そんな不純な動機ではない・・・


 それに今は冬休みのじきなので会えるわけもない・・・





 そうこの大学を訪れる理由は・・・


 ここに描かれた「世界最大の壁画」を見る為であるのだ!!


 それに2007年に世界遺産に登録されたばかりでもある・・・

 入場料など無く、モチロンただ。メトロで簡単にいけるこの場所を見逃すわけには行かない・・・





 ということで早速訪れる・・・


 どんなものかと言うと・・・


 これがその世界最大の壁画、建物全面にわたって描かれている


 反対側の面は逆行で上手く撮れなかったのでちょっと角度を変えて・・・


 ちなみにこんなのもある






 そして・・・私は世界最大の壁画を見た男となった・・・






 ここで私が何を言いたいか?「謎の日常」を過去から読んでいる賢明な読者にはもう言わずもがなであろう・・・






 このプロフェッショナル・デューク東城・・・


 世界最大の壁画を見た男・・・



 ちょっとだけ省略して・・・


 この私こそが

 「世界最大の男」



 と言い換えても・・・


 それは「真実」であると言う事が・・・!!


さらば!恋人よ!!( メキシコシティー・メキシコ)

2008-01-03 08:04:45 | 3rdミッション 中米
2008.01.03


 唐突な事ながら・・・

 私には20年来付き合ってきた恋人がいる・・・

 18の時に初めての恋をし、そして告白し・・・それ以来20年間・・・



 んっ?これだと何かがまずい・・・

 そうだ、最初は二十歳だから・・・20年じゃなく18年にしておこう・・・!!




 初めの内は週3度くらい、軽く接吻を交わすだけ・・・

 しかし時間が経つにつれ・・・1日少なくとも20回。

 そして今では多い日は30回以上もの熱烈なキスを交わすように・・・

 深い肉体関係までには至らずに、接吻だけのプラトニックといっていい関係をこうも長く続けてきたのだが・・・

 それだけお互いがお互いを深く信じあっていたからだろう・・・





 そう、彼女の名は

 「タバ子」



 彼女は金を出してしか手に入らないのが難点だ。
 

 「女を金で買うなんて・・・」


 と言われるかもしれないが・・・



 それでも私は彼女との・・・永遠の恋を信じていた・・・



 「口から煙が出せなくなった時が俺の死ぬ時」

 
 を座右の銘に、常に口からモウモウと狼煙を挙げていたのだが・・・


 しかし、そんな恋人とも・・・突然の別れがやってきた!!


 メキシコシティーのテピート地区(マーケットエリア)で出会った彼女のせいであった・・・





 そう、彼女の名はマルボロ・ライコ・・・・


 見た目こそ普通だが・・・


 ちなみにここメキシコではライコは300円前後する高級タバ子だが・・・


 このライコはなんと一箱たったの60円・・・

 物真似品かということは・・・なんとなく分かっていたのだが・・・


 値段につられてついつい3箱まとめ買い・・・

 1800円ぐらいで30箱だから・・・まあお得な勘定だろう・・・

 きちんとキスさえ出来れば・・・・


 そして帰ってから・・・ライコにおもむろに火をつける・・・


 と、その前に・・・開封して匂いを嗅いだ瞬間から不穏な匂いが・・・


 そして実際火をつけて・・・吸ってみると・・・


 喉がひりひりと熱くなり・・・

 味は最悪で・・・

 例えて言うなら

 「ダイオキシンにアスベストを混合したかのような匂い」

 という感じなのである・・・

 
 大抵のタバ子に抵抗無くチュッチュチュッチュと熱愛出来るこのプロフェッショナルが・・・

 完全にお手上げ状態なのである・・・


 幸いにして今回は日本から愛用のマイルドセブンライ子を多目に持ってきていたので・・・ 

 当座はそちらと接吻を交わしていれば良いのだが・・・

 それがつきたら・・・

 マルボロライ子(にせ)と真剣な交際に・・・


 って・・・・


 それは私でも無理だ・・・


 他の子に鞍替えしようとも・・・


 3カートン購入してしまったマルボロライ子(にせ)を持ち続けなくては・・・或いは捨てるか・・・或いは人にあげるか・・・



 そして私は決意した・・・


 マイルドセブンライ子が無くなったら・・・


 「禁煙してみよう」と・・・


 よくよく考えてみたら、全く持って強い意志など何処にもないし、決意を持ってやる訳ではないのだが・・・

 まあ私も20年付き合い続けてキス以上は進まない彼女にもう飽き始めていたのかもしれない・・・



 そして3日・・・


 最後のライ子が・・・



 これが、最後のライ子!







 私の激烈なチュッチュを受けて・・・

 亡くなった・・・


 ということで・・・



 「禁煙生活開始・・・」



 そして私はこう思う・・・



 「この俺様が禁煙を禁止する日は・・・そう遠い未来ではないだろう」


 と・・・・


 ということで、次回作

 「帰ってきた恋人」

 も、併せて乞うご期待!!














 んっ・・・???



 忘れてた、俺りゃぁまだ18才だ・・・!!

振り返る過去、想いを馳せる未来(メキシコシティー・メキシコ)

2008-01-01 09:31:25 | 3rdミッション 中米
2008.01.01


 年が空け、過去を振り返る・・・

 思い起こせば2004年の12月17日にファーストミッションを開始・・・
 その後3度の日本一時滞在をしたものの開始してから既に4年目に突入・・・



 旅行を続け・・・

 そしてある程度の期間の立った今・・・

 色々な思いが、心の中で交錯し・・・私を悩ませている・・・


 旅立つ前のとき・・・


 日本では「テツアンドトモ」という芸人が居て「なんでだろう~」と老若男女問わず、大ヒットしていたのだが・・・

 3度の日本への一時帰国で影も形も消えていた・・・

 ギター侍も・・・

 今はどこにいるのだろうか???
 

 「栄枯盛衰」


 この言葉の意味を重くかみ締める一瞬だ・・・




 そしてついこの間の日本滞在時に・・・


 海パンいっちょで

 「でもそんなの関係ねえ~」
 
 というギャグで一世を風靡し、流行語大将まで取った芸人を見たが・・・


 過去の歴史を見ると・・・


 私が次に日本に滞在するときに・・・


 果たして彼を見ることは叶うのだろうか??


 この「プロフェッショナル」・・・



 過去を振り返り・・・そして未来に想いを馳せると・・・




 人の世の移り変りの早さについて・・・

 心痛めずにはいられない・・・

1年の計は・・・(メキシコシティー・メキシコ)

2008-01-01 09:21:05 | 3rdミッション 中米
2008.01.01

 今日から2008年が始まる・・・

 私は年の初めとして、早速観光することにする。

 宿の皆は正月はのんびりと休養と決め込んでいるようだが、私は「プロフェッショナル」、正月といえども所詮は「1/365日」に過ぎない・・・

 正月を決して軽く見ているわけではないが私のビジネスはそんなに甘いものではないのである・・・

 それに古の諺に曰く、

 「一年の計は観光にあり」

 今日のターゲットは1つ、まずはアステカスタジアムを片付けに行く。

 このアステカスタジアムというのはサッカーのワールドカップ86の決勝の舞台となったスタジアムで、この決勝はアルゼンチン対ドイツ、3-2でマラドーナ率いるアルゼンチンがドイツを下している・・・

 ちなみにこのワールドカップ86が私がサッカーを見るきっかけになった大会で、これ以降ワールドカップ時期は何も手がつかず、ビデオやDVDに録画して編集してと大忙しになるのである。

 ちなみにドイツファン、前評判が低くてもガチガチの面白くもない合理的なサッカーを繰り広げ、ファンのハートを掴むことなく、それでいて結果を出すところから好きになったのだ!
 
 ちょっと前振りが長くなったが、メトロとトラムを乗り継ぎスタジアムへ・・・

 ようやく到着、そして・・・


 これがアステカスタジアム



 「・・・」


 「・・・・・・」


 試合のときしかピッチを見ることが出来ないのかどうかはわからないが・・・

 そして新年ということもあるのだろうが・・・

 見事にシャットアウト・・・!!

 まあいい・・・

 「ワールドカップの決勝の舞台となった競技場を外から眺めた」ニアリーイコール「ワールドカップの決勝の舞台となった競技場を見た」

 ということにしておこう・・・

 そうでなければ正月早々観光していた意味まで無くなってしまう・・・


 しかし、今日はもちろんそれだけではない。

 一日にいかに多くの場所を見れるかというのも「プロフェッショナル」としての腕の見せ所だ。

 とは言うものの、正月休みの絡みもあるので、今日はもう一つ、世界遺産のソチミルコ地区を見れば終わりではあるのだが・・・

 ちなみにこのソチミルコ地区、メキシコシティーはかつて大半が湖だったが征服したスペイン人が埋め立ててしまっているのが現在だが、その湖であった名残が水路として残っているのがソチミルコなのである・・・

 ちなみに世界遺産ということは調べていたのだが、このストーリーを知ったのは行きのトラムの中であったと言う事は、言うまでもないであろう・・・

 ちなみにソチミルコ・・・

 これが中心付近のマーケット


 そして面倒くさかったので手近にあった唯一見た水路・・・



 地区としては・・・私の好みにヒットせず・・・

 ただの消化試合になったことは正月早々遺憾の意を表明すべきなのであろう・・・・


 そうは言っても悪いことばかりではない。

 メキシコは壁画で有名だが・・・

 ソチミルコで何気なく見かけた壁画・・・


 これが私の心を洗ってくれたのだ・・・

 壁画「ファイト・チッキン(勝手に命名)」ちなみに食肉屋にかかれていたので「看板」という一説もある。



 時として・・・というかいつも「ファースト・チッキン」として「臆病さだけを前面に出す」このプロフェッショナルであるが・・・

 時には・・・


 本当にたまには・・・

 この

 「チキンにも戦わねばならぬ時がある」事を・・・

 忘れてはならないのだろう・・・





 これは・・・


 本当に、心の底から号泣する話であろう・・・!!


 年の初めに人を泣かせるような話で申し訳ない・・・・!!








 ・・・・って・・・



 どこがだろう・・・・????

リアル・ステューデント(メキシコシティー・メキシコ)

2007-12-31 08:00:04 | 3rdミッション 中米
2007.12.31


 メキシコシティーには29日に到着。
 「ゴッド」との再会を果たし、「神に救われた男」としての再デビューを果たす!

 明日テオティワカン(遺跡、世界遺産)でもどうですかというこのプロフェッショナルに対して早速一言・・・

 「デュークさん、メキシコでは国際学生証よりもメキシコの学生証のほうじゃなきゃ駄目ですよ・・・!!」

 なんでも国際学生証が通用しないところでもメキシコの大学の学生証なら値引き、あるいは博物館などタダになるらしい・・・
 そして私がさそったテオティワカンも・・・なんとタダ・・・それにメキシコシティーからのバスも半額!!

 「こっこれは・・・!!」

 「作るしかない・・・!!!」

 なんでも国際学生証等の在学を証明できるものがあれば簡単に作れるらしい・・・

 私はというと・・・「セカンドミッション+1」においてグルジア、アルメニアと国際学生証を作り「本物の学生」ともはや言ってもいい男である!!

 作れないわけがない!!

 しかし問題は今日は土曜日、30日は・・・自動的に日曜日・・・
 31日は・・・大晦日だ!!学生証を作るオフィスが開いているかどうかは分からない。

 しかし、ここでまた助け舟が現れる。ゴッドの知り合いの「スーパーパッカーK」という男だ・・・!
 彼も学生証を作ろうとしていて一度言ったがオフィスが休みで電話番号を控えてきているということだ!!31日は彼に確認してもらえばいい・・・

 ということで、30日は市内観光三昧!!

 ベジャス・アルテス宮殿や


 メトロポリタンカテドラル


 国立宮殿に・・・


 テンプル・マヨール


 そして国立美術館・・・



 さらにディエゴリベラ壁画館等・・・

 思う存分に観光をする。

 
 今日は日曜日のせいか、年末のせいか?良くは分からないがメキシコの学生証がなくても全部無料(国立美術館は国際学生証で無料になった)というのが、追い風となってもいた。
 
 ちなみにこのメキシコシティーの歴史地区は世界遺産にもなっている・・・



 
 そして31日・・・朝「スーパーパッカーK」がオフィスに連絡したところ・・・

 オフィスはオープン・・・・♪

 2人で早速訪ねて・・・

 20分後にメキシコの学生証を晴れてゲット!!
 50ペセタ(約550円)・・・

 そして大学は国際学生証と同じ
 「Tokyo Art Univ」・・・


 どう考えても「メキシコにある大学ではない」が・・・
 学生証は「メキシコの大学の学生証・・・!!」

 この矛盾は如何ともしがたいが、このあたりは「ただ安く(或いはタダ)なればいいというセコさ以外の何者でもない」と明言しておこう!!

 ちなみに「Art」の字を入れているのもこうすると美術館がタダになる所が多いからというだけであることは言うまでもないだろう。

 さらに言えば、この「東城」、芸術に関する理解力は皆無に等しく、また興味も全く無いのだが「タダ、あるいは学生割引」の一言が、この私の美術館巡りの全てを支えているということも、明らかなことであろうか・・・


 メキシコの学生証を手にして・・・早速その威力を確かめに世界遺産の遺跡「テオティワカン」をターゲットに行動を開始する。

 メトロで来たバスターミナルへ向かい。バスのオフィスへ・・・

 学生証を見せて・・・料金はというと・・・「30ペソ」・・・

 「あっあれっ???聞いていた話では15ペソなのに・・・」

 しかしバスの出発は2分後!もともとインチキをしているのは明らかにこちらなので・・・ここは断念してバスに乗る。

 そしてテオティワカン・・・
 
 ゲートで・・・係員に笑顔で「エテュディエント・メヒコ」と今日作りたてのメキシコの学生証を見せると・・・

 入場料の45ペソが・・・フリーに・・・♪

 「うっうむっ!!」

 テオティワカン・・・

 有名な太陽のピラミッドや




 月のピラミッド


 を堪能して帰ろうとすると・・・

 朝から来ていた「ゴッド」に出会う!!

 彼に確認すると・・・バスも売り子によって半額になったらしい・・・


 帰りをそろえて一緒にバスに乗る。

 ゴッドが行きに半額で買ったチケットと、メキシコの学生証を見せると・・・

 帰りは15ペソ(160円)に・・・♪

 と言う事は・・・

 行きこそ失敗したものの・・・

 今日一日で45ペソと15ペソの合計60ペソお得に・・・!!

 学生証を作った値段が50ペソだから・・・

 既に元を回収しておつりが来た計算に・・・



 「メキシコの学生証・・・!!」


 ”本物のいち学生”として私はこう言いたい・・・


 「なんとも恐るべき威力である!!」

 と・・・・

復活!観光マシーン!!(メキシコ中央高原北西部)

2007-12-28 09:06:26 | 3rdミッション 中米
2007.12.28

 メキシコに入国したのは22日・・・

 国境から36時間、バスに乗って24日にグアナファトに到着。

 健康状態は大分快方に向かってはいるもののまだ完調ではない・・・

 が、旅行には差支えがなくなって来ているようだ・・・


 このプロフェッショナル・・・

 別名「観光マシーン」の異名を取る男・・・

 体調がすぐれずに、見てそれ程楽しめないとしてもそれが如何程のことであろうか・・・


 すべての感情を殺し、ただ対象物を見て回るだけの観光機械の私にとって、観光などは所詮「ただ、見ればいい!」という所にそのマシーンたる本質があるのだ!!




 ということで・・・

 メキシコ第2の都市、グアナファト・・・

 ここでの見所はソカロ(メキシコで言う街の中心にある広場の事)と世界遺産にも登録されているオスピシオ・カバーニャスだ・・・


これが世界遺産のオスピシオ・カバーニャス、ちなみに月曜日定休の為に中には入れずに・・・でも行ったという”事実”に嘘偽りは・・・無いだろう・・・

 
ちなみにこれはソカロとカテドラル、ライトアップがなんとなく好み・・・!!


 これでクリスマス・イブは御仕舞い・・・


 そして翌25日、モレーリアへ・・・

 メキシコ・コロニアル都市の最古の物の一つでもあるこの都市は勿論世界遺産である・・・

 街の雰囲気はというと・・・

 単色系でシックな落ち着きを醸し出している・・・うーん、これは雰囲気が良いのです


夜も・・・ライトの高さが揃っていて・・・中々・・・




 これでクリスマスは御仕舞い・・・


 そして26日から28日・・・


 メキシコで最も美しいとされるコロニアル都市グアナファトへ・・・
 ここは2泊してその美しさを堪能することにする・・・


 街はというと・・・

ピピラの丘に上がってみた街の全景、傾斜にある建物がカラフルでメルヘンチック!!私向けでありませうか・・・???



夜まで粘って夜景も撮影!ナイトキラーの私としては満足であります!!




 そして28日・・・今度はケレタロへ・・・

 ここもコロニアル都市、1km以上に渡って伸びる水道橋がこの街のシンボルであり、勿論世界遺産である・・・

これがその水道橋!






 そして29日・・・

 メキシコシティーへ到着・・・


 快適なバスの移動にも助けられ・・・
 順調に4都市を観光・・・

 世界遺産の都市にターゲットを絞って観光した理由はというと勿論「世間体」だけであることはいうまでもないだろう・・・

 いずれにしても・・・

 観光マシーンとして・・・

 ほぼ復活を遂げたようである・・・

 そして記事を書いて気付いた事は・・・



 ネタが・・・ネタが何も無いということだけである・・・