謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

絶望の幕開け(東京:日本)

2010-05-22 21:26:53 | Gという名の職業
日本



2010.05.22(土)


 GWも終え、人の移り変わりはあったものの職務に落ち着きも見え、これからようやく軌道に乗ろうとしてきた今、絶望的なニュースが私の目に飛び込んできた。


 そう、ドイツ代表の主将バラックの負傷、そしてワールドカップ出場の絶望である!


 今回のドイツ代表、優勝候補の一番手ではないもののブラジル、スペイン、アルゼンチン、イングランド等の後に続く2番手グループであり、こういうビックトーナメントでは類稀なる勝負強さを発揮するのでチーム状態が良く、番狂わせを起こせれば優勝もありえる筈であった。


 だが・・・


 よりによってバラックとは・・・


 過去のビックトーナメント、数々の勝負を決する違いとなるゴールを生み出してきた男・・・


 33歳という年齢からシルバーコレクター(ワールド・カップ、ユーロ、チャンピオンズ・リーグ等で準優勝が最高結果であることからこう呼ばれる)という汚名(よくよく考えれば各ビックトーナメントで準優勝経験がこれだけあるのはたいした選手というはずなのだが)を返上する最後のチャンスだったのに・・・


 現在のドイツ代表、クラブチームでは振るわないが代表では好結果を出し続けるクローゼ、ポドルスキ、そしてシュバインシュタイガー、フィリップ・ラーム、メテルザッカーらの中堅陣、そして代表の新しい力となったエジルら好選手は揃っているし将来が期待されるキーパーのノイアー、トニ・クロース、トーマス・ミュラーらの若手がバランスよく配置され、その中でチームに芯を通していたベテランがバラックだったのだが・・・


 今はその全てを過去形で語らなければならない・・・



 これで・・・


 これでワールドカップに出場するドイツは既に全く別のチームになってしまったのだ・・・



 優勝は期待できない・・・



 
 このプロフェッショナル・・・



 ワールドカップ2010・・・



 どうやら絶望からの始まりとなったようである・・・




 もう仕事なんてどうでもいい・・・