GUINNESS BOOK

英国系パブ&ビール飲み歩き日記+α

沼津の小さな巨人 … Baird Brewing Company

2005-09-25 | 日本のビアパブ/バー
連休初日、前々から気になっていた沼津『ベアードブルーイングカンパニー』に出かけてきました。
ホップが利いて濃厚なベアードのビールは、最近都内でも少しずつ飲めるようになってきました。

ブリュワリー兼パブは沼津漁港の目の前。
小さくウッディーな建物の1Fでビールを造り、2Fでパブをやっているそうなのですが、外から見る限り、1Fは「ガレージかな?」と思えるような小ささ。
同行した方のつてで、少し見学させて頂きました。

思ったよりも中は広かったのですが、ステンレスの醸造設備はどれも小さく、なんとなく研究設備や、給食の炊事場のような雰囲気でした。
最初はこれよりももっと小さく、本当に少しづつを手作業で造っていたのだそうです。


材料はアメリカやイギリスから、かなりこだわって取り寄せているそうです。
モルトはそれだけ齧っても香ばしくて美味しい。
ホップは丸ごと乾燥・冷凍されたものだけを使っているそうで、手で揉むとホップの香りが漂ってきました。


樽もユニークで、横の丸い穴からホップを詰めた栓をして出荷するのだそうです。
ベアードビールの強いホップの風味は、この樽にも理由があるんですね。
ただ、この樽は持ち手も無く扱いにくいので、いずれ違う形に変えるそうです。

この近くに、もう少し規模の大きな醸造設備を準備中だそうです。
そちらが完成すればビールの生産量は上がりますが、味は絶対に変えないので心配しないで欲しい、とのお話でした。

最近では都内でも飲めるようになったとは言え、まだまだ扱いの少ないベアードですが、それを機にもうすこしポピュラーになってくれると嬉しいですね。

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2 コメント

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Unknown (イワサ)
2005-09-26 22:50:11
こちら、出かけて損はないと思います。

もしお気にいられたら、ぜひパブにも入れてみてください。
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Unknown (publican@洗足)
2005-09-25 22:21:16
先日はご来店有難うございました。

あの樽は見たところ「リアルエール」用の樽ですね。

(もちろん日本流に省略されたYONAYONA方式ではない伝統的なリアルエール用の樽です)

なんだか私も行ってみたくなっちゃいました。
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