間に合わない常識

   
  今朝、 東京12チャンネルで 元ソニーの井出○○氏(現在、経営コンサルタント)
 が、元気のない日本経済に対し「成長産業は沢山在る。東南アジアなどドンドン海外進出すればいい。
 そうすれば、20世紀の高度成長の自信は取り戻せる。」と自信たっぷりに言い切っていた。 井出氏個人の見解ならなら何とも思わないが、日頃これが世界の政治や経済の常識になっているように感じていたものだから、再確認させられたような嫌さを感じた。
 この発想が 仮に20世紀の高度経済成長を含めた成功経験だったとしても、21世紀の現在、この発想で世界は通用するか?(仔細は省くが)どうしても物理的な状況オンチに見えて仕方ない。
 そのことを子供や若い人は 感覚的に分っているのではないか。
 この常識で心から元気が出るとも自信を取り戻せるとも思えない。
 
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