破壊の全体を見たほうが早い

COP15は地球の温暖化を問題にしているが、温暖化は人間の経済活動によって(人類を含めた)地球の自然を壊しているものの一つに過ぎない。
 どうせだから破壊の全体を見て考えた方が対処は早い。 
 これは全体を視野に入れず部分的な話で終始する全体的な傾向であり、
 子どもに躾から、安全保障や国家の予算編成論議の全てに見られる。
 部分的な責任を負わされているからなのか?
 
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いいぞ 写真家

午前中の3つの政治討論会の話を、(視座)と言う観点で聞いていた。
 どなたも日本を中心に見た世界の国々を視座にして語っていた。
 例えば炭酸ガスの排出量や削減目標は局がその資料を作り提示して国家間の比較をしている。
 地球上の人類としてみていれば国の面積や人口も異なるのだから、国家間の比較などしても意味がないのに誰もそれは問わない。
 要するに地球温暖化の対策を論じる時も地球を視座にはしておらず、日本を中心にした世界と言う視座で見て物を言っている。
 増して安全保障の問題や経済対策は、殆ど世界の認識すらも危ういものがあった。
 世界のリーダー オバマさんですら同様だから仕方ないのかもしれない。
 唯一人、サンデーモーニングのレギュラーの写真家≪名前は分らない≫は
 噛み合わない温暖化対策を≪人類の文明の問題≫としていた。
 自国を中心にした世界を超えた視座で物を言っていたのは唯一人その人だけだった。
 寺島実朗氏の話は 自国中心を越えた世界全体を視座にた認識を感じるが、人類の文明と言う視座までは感じない。(文明の言葉は人類だけでなく自然を包含している)
 メディアに登場する人の中でその写真家が(私には)最も視座を広く感じさせる。
 政治家やそれに類した専門家・言論人?の視座は殆どが寺島氏に遠く及ばない感じだが、長く続くはずは無く、今後の視座の変化がどこからどう変わるか楽しみである。
 
 
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あれは あれ、それは それ  か?

オバマ大統領は、国内の雇用対策で4兆円の財政出動の弁を述べ、ノーベル賞授与式に飛んで平和のための戦争の正当性を述べ、すぐにデンマークに飛び地球温暖化対策を述べる。
 何れも世界・平和・地球環境の世界的なリーダー的なメッセージを発する事になる。
 オバマ氏の頭の中で上記の3つの事柄はどうつながっているのだろうか?
 どの場でも、3つを机上に置き関連させて話しているのを聞かない。
 彼の演説ばかりではなく、どこへ行っても3つ並べて論議しているのを見たことがない。
 3つの出来事は地続きであって、バラバラに起きることはない。少なくても議論は3つの出来事を関連付けた上で場に応じて焦点化すべきである。
 全体を見通した上で、個々の対策が論じられる日が楽しめである。
 
 
 
 
 
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