新しい芽になれ【変】

今年を表す漢字が(変)だと言う。どうも(チェンヂ)の意味より(異様な感じ、おかしい、怪しげ)のような意味が強いようだ。
 地球を含め世界全体がそんな感じだし、子供から老人まで共通して感じている感覚のようだ。
先日も、教育懇談会に参加した中学生が(変)を言い出したが参加者全員の共通した問題意識のようで、それを話題を中心に話は盛り上がった。
 あたかも総崩れのように崩れた社会にあって、全世界でこの感覚を共有できたことは、ある意味次代への新しい芽にはならないだろうかと、いい意味でとりたい。
 少なくても立場を超えて、通用する言葉が生まれたかもしれない。
 崩れた社会や人間関係の中では言葉が共通した概念から個別化し文法が違うかのように言葉が通じなくなる。
 そういう中で、世界中のだれもが(変)を共通概念に持つことが出来たのは、
 コミュニケーション上の手がかりになるかもしれない、。
 (新しい芽)の一つではないかと期待したい。
 
 
 
 
 
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未曾有の危機

100年に1度とか言う未曾有の経済危機が何故突然やってきたのだろう?
 自然現象ではないから、物やお金とヒトの行動によって、しかも、どこも法治国家であり、法に基づいた統治やシステムの中で世界同時的に陥った。
国や世界全ての諸機関はこれを全く予知できなかったのだろうか?
 もし、本当に予知できなかったとするなら、経済戦略や計画は根拠のない事になるだろうし、根拠があるとすればこれまでの経済の戦略や計画が間違っていたことになる。
担当の部署や司は責任はないか?
 責任が無いとすれば、1年後のことも考えず、国の予算を組み、法律を作り成り行きに次第でいい事になる。
 
普段はグローバリゼーションとか言っていた人が、ここに至って、『世界的経済危機」「アメリカ発の経済危機』『未曾有?の危機』
などと、あたかも世界を襲った自然災害であるかのように澄まし顔で、不明を恥じることなく次の対策?まで論ずる厚顔。
 これでは、立場に関係なく何を言い、何をやっても、許され何でもありの無責任。統治国家とはこういうのか?

  未曾有の経済危機の対策を、歴史的に未曾有な愚劣な対策で事済まそうとしているようだ。野放図な経済政策で経済危機を招き、景気対策が子孫のことも考えず野放図に財政を持ち出し、借金をこさえる。
これでは、景気の循環どころの話ではなく、スパイラル的に悪化の一途を辿るだろう。
経済も危機だがそれ以上に対策が危機的で次の経済危機を呼び込もうとしているかのようだ。
カジノ経済で危機に陥り、経済対策もカジノ的。これぞ未曾有の危機。
              
   産業構造の転換とカジノ依存症との間に何と距離のあること。これが現実か?
   ( オバマ氏は上記のどの辺をいくだろう。期待しながら、少し心配。)
    
  
 
 
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