大腸カメラ日記

初めての大腸カメラの記録。ほんとにただの自分のための記録。






４月中旬、健康診断を受ける。


５月中旬、結果を受け取る。
なんと、便潜血反応が１日目、陽性。２日目、陰性。
２日目陰性だし、何かのまちがいかも‥　と考えようとした。
けれど、やっぱり気になるので消化器科クリニックを受診。

「大腸カメラをしなくちゃだめです。」　byドクター。
くぅぅ、いやだけどしょうがない。


５月２８日、指定された大腸内視鏡専用検査食　クリアスルー　自費１３００円で１日を過ごす。

朝ごはんは写真を撮らず。

　昼ごはん。

　晩ごはん。
結構ちゃんとした食事なのにびっくり。

２１時、下剤ラキソベロン服用。
２３時、就寝。腸がキュルキュル活動中。


５月２９日（水）、２時から５時にかけて、４回お手洗いへ。
なんで夜中に効く下剤を飲まなきゃいけないんだろ。寝れないじゃん‥

５時３０分起床。
６時過ぎ、経口腸管洗浄剤　モビレップを服用開始。塩分が強いスポーツドリンクって感じ。おいしくはないけど飲める。
モビレップをコップ２杯飲んで、水を１杯。その繰り返し。水のおいしいこと！

そのうちお手洗いとお友だち状態。
今月の下水道料金、上がるんじゃないかしらん‥

モビレップ服用終了。

１１時１５分、クリニック到着。
すぐに検査着に着替え、個室のロッカーに荷物を入れ、準備室で血圧測定、血管に針を刺す。
「前の検査が長引いているので、少しお待ちください。」と言われ、院内のはじっこの椅子で座って待つ。
しばらくして処置室へ移動。
体の左を下にして横になり、指示通りの姿勢を取る。
待っている間、となりの処置室で検査をしてもらっているおじいさんが、ドクターと会話しているのが丸聞こえ。え‥　しゃべるの‥

まもなく、看護師さんが腸の動きを弱くする薬を入れる。
「もう先生来てますよ。始めますよ。」　by看護師さん。
え‥　意識あるんだけど‥　先生あいさつもなしなんだけど‥
１１時４５分、大腸カメラ開始。
おしりにもにょもにょした感覚があり、すぐに腸の様子がモニターに映し出される。私にもばっちり見える。
最初は不快さなし。だんだんおなかでもぞもぞして、ちょっと気持ち悪い。
ポリープを２個除去。
あれ？　なんか金具が入ったまま！？
まもなく終了。
「終わりましたよ。意識がはっきりする薬を入れますね。」　by看護師さん。
いや、意識ははっきりしてるけど。ずっと意識あるけど。
「このまま移動します。目を閉じてください。」
と、最初の個室に移動。
「ちょっとふらふらしますから。気を付けてください。」　と、ソファに看護師さんふたりがかりで座らせてくれる。
全然ふらふらしないけど。
「ふらふらするので１５分くらい休憩してもらいます。何かあればこのボタンを押して呼んでください。」
全然ふらふらしないけど。
ふらふらはしないんだけど、手術中は緊張で体がこわばるってことがなかったので、なんらかしらの薬の影響はあったんだな、と後から思った。

テレビを見ながら待つ。
どういうわけかＮＨＫ、日本テレビ、テレビ朝日は映らなかった。

しばらくして看護師さんが来て、「そろそろ着替えても大丈夫です。こちらの注意書きを読んでから、部屋を出て、待合室でお待ちください。」
注意書きには、刺激物を食べない、アルコールは１週間控える、などが書かれていた。

待合室へ移動。
すぐに診察室へ呼ばれる。
「こんにちわ」
「よろしくお願いします。」　って平気な顔でごあいさつしたけど、若くてイケメンの先生でびっくりよ‥
「手術前に梅毒、Ｂ型肝炎、Ｃ型肝炎の検査をしましたが、すべて陰性です。」
「Ｃ型肝炎？」
「そう、手術前にこの３つは検査するんですよ。それからちょっと血液が固まりにくいと出ています。」
「はぁ」
「ポリープがふたつありました。」
「はい」
「ひとつはこの小さいの、ひとつは出口付近のこれですね。ここはクリップが残っています。」
「クリップ？」
「はい、小さいもので、金属とかではありませんので、特に気にすることはありません。」
「自然に出るんですか？」
「気づかないうちに出ることもありますし、出なくても問題ありません。」
「はぁ」
「採取したポリープは組織検査に出します。」
「はぁ」
「２週間後に結果が出ます。良性に見えますが、検査結果を確認してください。」
「陽性？」
「良性です、良性。」
「あ、良性。」
「良性に見えますが、検査結果を確認してください。」
「わかりました。ありがとうございました。」



これで大腸カメラ日記は終了。
検査結果は６月１２日に聞く予定。何事もありませんように