熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

これは「忍耐の人」と「強情の人」の違いに見えるな~

2009-06-15 | 亀君の”怒っているぞぉ~”
衆議院選挙も、いくら政権与党が内閣支持率も低空飛行で選挙をやりたくないと
思っても、もう100日以内には任期切れで、選挙をやらざるを得ない。
この1年間、なんとか少しでも内閣支持率が少しでも高くなった所で解散総選挙を
模索した政権与党自民党。

ここへ来て麻生内閣支持率も共同通信によれば、またまた20%を切り17%台。
麻生内閣不支持率は、なんと70%。

麻生内閣支持急落17% 共同通信世論調査(共同通信) - goo ニュース 
(記事引用)
共同通信社が13、14両日に実施した全国緊急電話世論調査で、麻生内閣の支持率は17・5%と5月の前回調査から8・7ポイント急落、不支持率は10・4ポイント増の70・6%となった。政党支持率も民主38・5%に対し、自民は19・8%。電話世論調査を開始した宮沢内閣以来、野党時代を除いて最低となった。次期衆院選比例代表の投票先でも47・8%の民主が、18・7%の自民をリードした。


「減税言うだけで…」自民・細田氏発言に河村市長カチン(朝日新聞) - goo ニュース 
(記事引用)
自民党の細田博之幹事長は13日、名古屋市内のホテルで開いた講演会で、市民税10%減税を掲げて当選した河村たかし市長について、「言うだけで人気を得て当選すればいいってもんじゃないことを嫌と言うほど知っていただくことが大切」と痛烈に批判した。一方、河村市長は「オバマ米大統領も減税を掲げて当選していますが、大統領にも同じことを言ってはいかがか」と反論している。

 細田幹事長は、民主党の年金政策について、「不安をかき立てて制度を崩壊させるという絶対やってはならない『禁じ手』で攻めてくる」と非難した。さらに、民主党の推薦を受けて当選した河村市長を引き合いに出し、「どこぞの市長さんも禁じ手をいっぱい提案し、市民が『税金が安くなるんだ』なんて思って当選した市長だって、どうしようもないってことはみんなわかっているんです。困る一方です」と断じた。

 この発言について、河村氏は朝日新聞の取材に「できもしないことを言っているのは、どちらなのか」と応酬。「増税で役人と議員を栄えさせるばかりで、どうやって経済を立て直すのか逆にお聞きしたい」と反発した。


【熟年ドラキチ】
内閣支持率もこれだけ低くなるには、それなりの理由があるはずだ。
そして自民党支持率が、大きく民主党に水をあけられる。
これは民主党そのものが素晴らしいというより、明らかに
「頼むから自民党政権(正式には自民党・公明党の連立政権)は、
 下野してくれ~~~!」という、国民の悲痛であり、切実な叫びと
解釈すべきであろう。

・官僚役人の言いなりになった政治
 天下りも一向に減らず、特殊法人向けには14円もの予算が使われているが
 一向にこれに手をつけようとしない。
・公務員改革も、官僚役人に「骨抜き」されている。
・今回の景気対策の補正予算も官僚役人達の「予算」の付け放題。
・それを「景気対策」だと、臆面も無く言っている麻生総理
・土日祝日の高速料金のMAX1000円も、旧道路公団が料金を下げる努力を
 しているわけでなく、正規の料金と1000円との差額は、政府から旧道路公団に
 補填されるだけ。 つまり、税金が投入されるだけ。税金がそこで余分に使わ
 れるだけ。
・ここ10数年の間に、医療費の自己負担は1割から3割へ。
 厚生年金の負担も賞与でも徴収されるて、国民の負担はただ増えるばかり。
 で、給付額はこれから減る一方。
 であるのに、厚生労働省はリゾート施設とか無駄な施設を一杯作り、大赤字を。
 こんな無駄な運用をしても、実行した役人は誰も責任を取らない。
 所詮、官僚役人とは、「コスト意識」の無い人の代名詞。
・さらに年金の事務処理が、これまたいい加減であった。
 これによって、年金を受け取れない被害者の国民が大量発生。
 これも誰も責任を取らない。 そればかりか、この事務処理を正常にするために
 さらに700億円を税金の投入。
 もう開いた口が塞がらない。
 これが民間企業だったら、自分たちのいい加減な仕事の復旧に、お客は
 お金なんか払ってくれない。 自分たちの手弁当で処理するのは当たり前なのに。
・この年金問題も、安部元総理は翌年3月に全ての問題を解決すると参議院選挙で
 公約。 もう2年も経つが未だに解決していない。
 そして一番問題なのは、政府与党が真剣に一刻も早く解決しようと言う姿勢も
 情熱もまるで感じられない事だ。 
 出てくる言葉は、「件数が多すぎて大変だぁ~~~」というものばかり。
・この3年間で総選挙をやらずに、自民党の「私物化」による総理のたらい回し。
 「霞ヶ関改革」とは口先だけで、今の与党自民党の政治家を見ていると、
 まるで「官僚の代弁者」。
・最近では今までの税金の使い方を変えようとせずに、ただ消費税だけを
 12%に上げようとアドバルーンまで上げはじめている政権与党。
・揮発油税とか何かで未だに税金を徴収して、日本の地方には
 至る所に地方空港が、そして港湾設備も。
 これもこういう税金を徴収して「特別会計」という既得権益で守っているから
 ドンドン出来ているのである。
・こんな税金の使い方を一向に改めようとしない。
・それで、財政難だから消費税を上げなくてはと、臆面も無く言う財務省や政治家。

ここまで見せ付けられると、国民が政府与党(自公政権)に「レッドカード」を
突きつけても、これはむしろ自然な事であるとむしろ考える。

そんな政府自民党の細田幹事長が名古屋の河村市長に、上の記事のような
発言をするとは~。
政府与党に居ると、どこまでも責任感もなく、厚かましくなるものだと感じる。

アメリカのHenry Ward Beecher と言う人の言葉に、
「The difference between perseverance and obstinacy is that
  one often comes from a strong will, and the other from a strong won't」

「忍耐」と「強情」の違いは、 一方が大抵は”やろうとする意志”から、
もう一方は”やろうとしない強い意志”から来ているということである。

この至言が、実に今の状況によく当てはまる。
 
  忍耐-「やろうとする意志」-河村名古屋市長

  強情-「やろうとしない意志」-自民党細田幹事長 はじめ政権与党、官僚

まさに、こんな構図のような気がする。
今まで通りの官僚役人の既得権益を守りたいから、税金の使い方を
変えると言う事はとてもできない「強情の人達」。 こういう人達が政権与党と
現在の体制を維持したくてしょうがない。 それと「族議員」と言われる政治家さんも。

今の状況の「悪い点」を変えようという意志のない細田幹事長が、
今の税金の使い方が悪い、そしてそれにはまず減税で収入を絞って、
支出面を再考せざるを得ないようにする河村市長。

どちらが「理にかなっているか」は、私たちの家計のやりくりの仕方や、
会社での対策の仕方を思い浮かべれば、どちらが正しいかは明らか。

収入が下がった時に、一家で無駄酒ばかり飲んでいる「親父」を放置したままにして
奥さんや子供の出費を減らす事をするだろうか?
国の「無駄酒飲みの親父」みたいな税金の無駄遣いを、まず止めさせるのが
先であろう。 天下り官僚なんかは典型的な「無駄酒飲みの親父」にあたると
私は思うが。


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