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ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

歴史と時代の力もオバマ大統領誕生に働いたのかな~ (3)

2008-11-07 | 人間ウォッチング

この加藤祐子さんの記事コラムには、本当に私も焦点に当てたいところを、
実によくコラムに取り上げていてくれる。

私の拙い文章でそれらの内容を汚すのを、むしろ遠慮したいくらいだぁ。(苦笑)

オバマ氏の感動スピーチをアーティストたちが曲に  Yes We Can と
コラム「大手町から見る米大統領選」 (19回目) - gooニュース

(記事引用-gooニュース)
そしてこの演説に感動して、ミュージシャンや女優や俳優やNBAスターが集まって、こういうビデオを。

政治家の演説にミュージシャンが感動して、こういうのが出てくるアメリカ。こういうところがさすがアメリカだと思うし、オバマ議員が今のこの時点までやってきたその理由を全て物語っていると思うし、まさにこれが今回の選挙のぞくぞくするほど面白いところだ。

「バラク・オバマ」がいかに意識に浸透していったか
コラム「大手町から見る米大統領選」(67回目) - gooニュース  
  

(記事引用 - gooニュース)

オバマ選対責任者で「チーム・オバマ」を取り仕切るデビッド・プラフ氏(41)がニューヨーク・タイムズに語ったように、「人を興奮させる候補がいなくては、どんなに最高の戦略と仕組みがあったとしても、何の意味もない」。

チーム・オバマの頭脳が歴戦の民主党戦略顧問、デビッド・プラフ氏なら、チーム・オバマの顔と魂は元シカゴトリビューン政治記者のデビッド・アクセルロッド氏(53)だ。「希望」「変化」というオバマ候補のメッセージは、オバマ氏とアクセルロッド氏のコンビから生まれたというし、「希望を語る人」としてオバマ氏のイメージを広め、有権者にオバマ氏を知ってもらい、信頼してもらうという戦略は、アクセルロッド氏の発案とされる。そして、そのメッセージを駆使してアイオワを皮切りに、いかに1州ずつ着実に勝ち進むかのテクニカルな大作戦は、プラフ氏から生まれたと言われている。

この2人が大統領を目指す政治家をサポートするのは、別にオバマ氏が初めてではない。同じ民主党のジョン・エドワーズ元上院議員も、ヒラリー・クリントン上院議員も、アクセルロッド&プラフのアドバイスを受けていた。しかしオバマ氏が2008年大統領選に出馬すると決心した時、アクセルロッド&プラフはその後ろにつくことを選んだ。

ワシントン・ポストなどによると、アクセルロッド氏は15年前、初めてオバマ氏に出会った。シカゴの貧困地区で有権者登録運動に参加していたハーバード卒業生に、敏腕政治記者から政治戦略コンサルタントに転身していたアクセルロッド氏は、何を見いだしたのだろうか。

そして(信じられないことだが、わずか6年前の)2002年、上院入りを目指したいとオバマ州議会議員に協力を乞われた時、アクセルロッド氏はもう確実に、そこに「何か」を見いだしていた。「バラク・オバマがワシントン入りする、その手伝いができたら、自分の生涯の大事業を達成したと言えるだろう。そう思った」 アクセルロッド氏はかつてそう語っている

例によって米テレビドラマ「The West Wing(ザ・ホワイトハウス)」を引き合いに出して恐縮だけれども、あのドラマでは首席補佐官になるリオ・マギャリーが、大統領になるジェド・バートレットを見いだして、「自分には、彼がその人だ(He's my guy)」と確信する。そして同様に、ジョシュ・ライマンがマット・サントスを見つけてやはり「He's my guy」と確信する。そうやって、人が人を発見するというドラマが、アクセルロッド氏とオバマ氏の出会いにはあったのではないか。そういう出会いがあったからこそ、アクセルロッド氏は「チーム・オバマ」を作り上げたのだろうし、集まった「チーム・オバマ」はこれまでほとんどミスのない、「歴史的」と繰り返し呼ばれる選挙戦を、見事すぎるほど整然と展開してきたのだろう。


【熟年ドラキチ】
事前の予想ではオバマ氏の圧勝と思われていたニューハンプシャー州予備選での
まさかの敗北を味わったオバマさん。

このニューハンプシャー州予備選の前には、あの有名な「ヒラリー・クリントンの涙」
というセンセーショナルは出来事もあったのだが。

そして興味深いのは、ニューハンプシャーで敗北を喫した後のオバマさんの
演説がミュージシャン達の心の琴線に深く響いたのだろう~。
音楽家達の魂を揺さぶり、オバマさんの演説を曲にしてしまった。
それも音楽家達の何にも強制されない、全くの自発から。

今の時代のYouTubeに瞬く間に、ウィルス(バイラルに)のように人々に
広まっていった。

チームオバマの戦略を担当する有能な2人、デビッド・プラフ氏とアクセルロッド氏も
既存の価値観からであったら、オバマさんの陣営にはついていなかっただろう。
しかし、彼ら2人も、今はどうのこうのと言うより、オバマさんという人間そのものに
未来を託せる希望を見出したのだろう。

日本の政治では、まず起こらないような事が、アメリカでは起こってしまう。

政治を志したオバマさんという人物も素晴らしいが、 既存の事ばかりに捉われない
音楽家・芸術家、そして有能な選挙戦略参謀、と 国民も勇気有る行動を取っていると思う。

更に驚きは、演説が上手であるオバマさんの11月4日の勝利演説の原稿を
書いたのは、なんと、26歳の若者!。

Mr. Jon  Favreau  - Newsweek     (この写真の若者がオバマさんと原稿作り)。


日本では考えられない事だなぁ~~~~。



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