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ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

ドラゴンズの帽子を被って選挙遊説の新・名古屋市長、河村たかし

2009-04-27 | 人間ウォッチング

名古屋生まれで名古屋育ちの私から見ても、(途中10年間は名古屋を離れたが)、
どう見ても河村たかしの「名古屋弁」には違和感を感じる私。

ちょっと余りにも誇張した名古屋弁だよね。
今の名古屋であれだけ癖のある名古屋弁を話す人を見つけるほうが難しいとも
思う私。
衆議院議員としてテレビでもよく出演していたが、テレビ朝日の「TVタックル」でも
誰もが河村たかしを「いじって」いたし。(笑)


名古屋市長選 河村氏が大勝(産経新聞) - goo ニュース  
(記事引用)
任期満了に伴う名古屋市長選は26日投票、即日開票され、民主推薦で無所属新人の前衆院議員、河村たかし氏(60)が、自民、公明の県組織が支持する元中部経済産業局長の細川昌彦氏(54)、共産推薦で愛知県商工団体連合会会長の太田義郎氏(65)ら3人を破り初当選を果たした。西松建設の違法献金事件で小沢一郎民主党代表の公設第1秘書が逮捕・起訴された後、千葉、秋田両県知事選で敗れた民主党は連敗に歯止めをかけた。投票率は50・54%(前回27・50%)だった。

「庶民革命、どえりゃ責任」=初当選の河村氏-名古屋市長選 -時事通信
(記事引用)
事務所前に止めた大型トラックの荷台の上であいさつに立った河村氏は「(公約の)市民税10%減を本当にやる。名古屋から庶民革命が始まる」と強調。衆院議員時代から続けている当選の「儀式」として、バケツの水を頭からかぶった。

 その後、市内で記者会見し「(高級車の)公用車は売却し、軽乗用車に替える。通勤はバス」などと述べ、行政改革への姿勢をアピールした。



【熟年ドラキチ】
私は「河村たかし」という政治家は、今まで全然評価をして来なかった。
それは何故か?
「パフォーマンス」ばかり目立ち、本当に政治家としての資質はあるのだろうか?
と、いつも思っていた。

で、私が住む名古屋の市長に「河村たかし」が選ばれて、今の私の気持ちはと
言うと、 ズバリ! 河村たかしに期待をしている~~~~!(苦笑)

こんな事を書くと、「おまえ(私)こそ、まったくブレていて、どうしようもないじゃないか
~~~~!」と、お叱りを受けるかもしれないが。(笑)

市民税10%減税を公約に掲げたからか?
いや、それだけではない。
私が「河村たかし新名古屋市長」に期待する理由は、
 1.歴代の市長が、教育長とか役人出身ばかりの名古屋に、やっと非役人の
   市長が誕生したから

 2.今の日本、官僚・役人主導で動きすぎている。
   国にしても霞ヶ関の支配、地方にしても役人出身者が首長になって
   地方を運営してる。
   国も地方も官僚役人やその出身者の首長では、行き詰っているのは
   もう証明されている。
   
   彼らには、
     a.生産活動をしていないので、コスト意識が無い。
     b.故に、リストラの必要性も感じないし、生産性を上げる必要性も
       感じていない。
     c.故に、財源不足になると住民サービスを縮小するか、増税するかという
       解決策しか見出せない。

   もう、そんな時代はとっくに終わったであろう。
   経済の高度成長も終わり今は成熟化経済時代。
   人口構成も少子高齢化に。
   世間の一般民間企業は、とうの昔にこの時代の変化に合わせて、
   企業活動の形も様式も変化を強いられ、時代の変化に適応できた会社だけが
   今も存続しているのである。

   昔は毎年、200万人近くの赤ちゃんが生まれた。
   最近はその赤ちゃんの出生数も昔の半分、約100万人/年。
   この赤ん坊の出生数の変化は、身近なところで言えば
   地域の家具屋さんに、物凄く大きな変化、困難をもたらした。

   地域の家具屋さんは昔は、地域の子供の掌握に一番の力を入れていたと
   聞く。 
   子供が大きくなれば、小学校に上がり「学習デスク」、そして成人して結婚
   すれば「婚礼家具」と。
   時代の変化と共に、もちろん流通の変化や生活様式の変化もあるが、
   地域の家具屋さんに一番の影響を与えたのは、出生数の半減。(50%減)。
   というのは、家具屋さんにとって、婚礼家具が一番の収益源であったから
   である。

   だから日本のどこの地域を見ても、地域の家具屋さんは、廃業とかで数は
   減る一方。
   このような現象は、家具屋さんに限らず、いろんな業種で当たり前のように
   起こっている。
   例えば、電気屋さん、豆腐屋さん、魚屋さん、八百屋さん・・・・・・・。

   とこのように世の民間企業は、常に時代の変化と共に変化をしている。

   ところが、役人・官僚さんたちの世界は、いまだに高度成長時代の形を
   継続させようとしている。
   天下りシステムなんかは、その際たる例だ。
   役人の世界だけは、同期の誰かが局長とかトップになったら、他の同期の
   人達は一斉に他の団体に天下りさせなければいけない。 という何とも
   時代遅れのシステムを守る事だけを考えている。

   世の民間企業でこんな事をし始めたら、殆どの企業は立ち行かなくなるで
   しょうね。

   名古屋市長とは、名古屋市役所の長。 役人のトップだ。
   公務員組織を本当に変えるには、やはり非役人でない実行は出来ない。
   
   河村たかし新名古屋市長がテレビで昨日言っていた。
     「日本減税発祥の地ナゴヤ」
     「日本民主主義発祥の地ナゴヤ」
   この2つの垂れ幕を名古屋市役所に毎日垂らすそうだ。

 3. 時代の市民の感性をまるで解っていない自民と公明
    宮崎県の知事選挙でも同じ事があったのに、この名古屋市長選でも
    旧態依然の候補者選びをしている。
    自公が推薦して応援したのは、元中部産業局長。
    いまだにこういう候補を選んでしまいところに、この両党の「国民目線」
    「市民目線」の欠如が現れてしまう。
    いくら選挙で、「国民目線」とか「生活者の立場」とかを口先で言っても
    今の国民、市民はそれほど阿呆ではない。

 4. 河村たかしは民主党推薦を受けているが、実は民主党市会議員から
    十分な支持を得ていない。

 5. ということは、河村たかしが当選できた所の原動力は、既存政党や組織に
    縛られていない、いわゆる無党派層。
    今回の名古屋の選挙でも、既存組織だけでは選挙に勝てない。
    無党派層が一番の票田。
    で、その無党派層=一般市民ということになりそうだ。
    そんな組織もない候補者河村たかしが50万票もの得票を獲得し、2位の
    自公支持の候補者にもダブルスコア近くの差で圧勝。

 6. 議会では孤立。(自民、公明、民主の市会議員からも支持されていない)。
    しかし、選挙と言う直近の民意で支持を受けた河村たかし。
    今の市会議員も今までみたいな議会運営をして、反河村たかしという安易な
    議会活動をしている訳にはいかないだろう。

    本当に、名古屋市民のためにはどうしたら良いのか? という
    党利党略に捉われない、真摯な政治活動が要求される。

 7. これは名古屋市役所の公務員も同じ。
    今までどおりは通用しない。自分たちのやり方を変える「勇気」が
    あるだろうか? これは注目に値する。
    「お役所仕事」とという言葉が世間一般では、非常に悪い意味であるのに
    かれら公務員はその定義を変えるくらいの気概が無いのだろうか?

 8. と、このように無党派層から選ばれた河村新市長と議会、市役所職員が
    これからどのように協議・話し合いをしていくか、これは非常に興味深い
    環境が整ったと言える。

 と、まぁ~~~ 非常に長くなったが、以上のような事でこれからの名古屋市政の
 運営は、河村たかしが市長に当選した事によって興味深く、また、有意義になり
 そうな感じになってきた。

 問題は、河村たかしが自分で掲げた公約を、どこまで実行に移せるか?
 市長一人で大丈夫?

 スローガンとか、公約とか垂れ幕までは簡単に作れるが、一番難しいのは
 それらを事実の上で実行していく事。

 期待を持って眺めるのだが、ちょっと心配でもあるなぁ~~~~。(苦笑)


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