熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

凄い世界新! 2大会連続金メダルの北島康介 (2)

2008-08-11 | 人間ウォッチング

今、テレビ朝日の報道ステーションを見て、また感動した。
もちろん、北京オリンピック100M平泳ぎで、見事に世界新を出し
2大会連続で金メダルを取った北島康介のニュースである。

さすがにテレビ局、この4年間の北島康介について、よく纏めてあり、
改めて北島康介の凄さに感動したのである。
アテネオリンピックで金メダルを獲得してからのこの4年間は、
北島康介にとっては、苦しみの4年間であったと。
そして番組では、この4年間に北島康介を苦しませたものとしては、3つあったと。
 1.ライバルのアメリカのハンセン選手
 2.ひじ や 膝 の故障
 3.モチベーションがなかなか上がらない
肉体も故障、精神的にもモチベーションが上がらない、これではいい成績も
出てこないのが普通だ。 アテネオリンピックで金メダルを取った北島康介も
例外ではなかった。
日本国内の大会でも優勝どころか、3位であったとテレビで紹介されていた。
アテネオリンピック以降、北島康介はず~と不調であったのだ。

この4年間、松岡修造は北島康介に密着取材をしていたのだが、
今から2年前の時には、取材する松岡修造自身も、
”もうこれで北島康介の時代は終わったのでは?”と思ったと、
正直に今日の番組で松岡修造が言っていた。

そして北島康介も、金メダリストのプライドも捨て、松岡修造に
”なんかやってやろう~~~という気持ちが起こってこないんですよね”と
正直に胸の内を吐露していた。

そんな北島康介が2006年8月の大会で、宿敵アメリカのハンセン選手に
完膚なきまでに敗北させられた。 しかも、北島康介の目の前で、
宿敵ハンセン選手はプールの水面を手で叩き喜びを大きく表していた。
実はこの水面を叩き喜ぶパフォーマンス、北島康介が以前にハンセン選手の
前でやった事だったらしい。

この”2年前の完膚なきまで打ちのめされた敗戦”、これが北島康介の
なかなか上がらないモチベーションに、ついに火をつけた。
それからはコーチと2人3脚で、肉体と水泳のフォームの改造に。
水泳のフォーム改造については、これも常識を覆すような事に挑戦したとの事。

それは200メートルの泳ぎ方を、100メートルに取り入れる。
素人の私がこれを聞いてもピンとこないが、これは競泳の世界では
ありえない事だと番組でコメントしていた競泳の技術委員が言っていた。
(蛇足だが、このコメントした技術委員の女性は綺麗だった 苦笑)

100メートルという種目ではスピードが要求され、平泳ぎのピッチも多くなる。
北島康介がアテネオリンピックで優勝した時の50メートルのピッチ数は19.
今日の決勝での前半50メートルのピッチ数はなんと、16だった。
プールサイドで見ていた平井コーチは、この数字を前半の50メートルで確認した時に、 ”これで勝った!”と確信したと番組内で言っていた。

今日の決勝レース前に平井コーチは北島康介に、一言アドバイス、
” 勇気を持って、ゆっくり泳げ ”と。
そのコーチのアドバイス通り、前半50メートルを”勇気を持って、ゆっくり泳いだ”
北島康介は16ピッチという驚異的な少なさで折り返し、ノルウェーのオーエン選手
アメリカのハンセン選手に次いで前半3位で折り返したにも拘わらず、
目論見どおり後半50メートルに温存した体力から驚異的な速さで泳ぎ、
見事に日本の北島康介が世界新で優勝した。

主役は間違いなく北島康介だが、やはり影には名コーチがいるのだと
改めて思った。

テレビでやっていたが、北島康介の実家は東京でミンチカツ屋さんをしている
らしい。 今日のこの北島康介が2大会連続で金メダルを取った後、
実家では無料でミンチカツを周りの人にふるまったそうだ。
さぞや、美味しいミンチカツだったろうなぁ~~~~^^


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李と西川が1軍登録されるのかなぁ? 明日からの広島戦。

2008-08-11 | ドラゴンズ

昨日のブログでは、堂上弟の登録抹消が何故だろう?と
書いたのだが、敬愛し親愛なる同じドラファンの”ドラ気に”さんの
ブログ、”ドラゴンズが気になる”の今日の記事を読んで納得をした。

私はブログを書き始めてやっと3ヶ月の、いわば”ブログのひよ子”。
自分で書き始める2年前から、ドラ気にさんのブログ”ドラゴンズが気になる”と
”Dragong Mega Hit"をドラゴンズが試合があるときは殆ど愛読をさせてもらって
非常にドラファンとしてはドラゴンズの事がよく解り、助かった。
そして両筆者が書かれていることにも共感を覚えたものだった。

ひょんな思い付きから、つい私も自分でブログを書き始めたのが3ヶ月前。
ドラファンの私が書くブログ、当然内容はドラゴンズの事が中心になる。
上に書いた両筆者のブログのように、データも試合内容も完備もしておらず
私の感想中心と言う極めて自己中心的な内容のブログである。(苦笑)
そんな内容が乏しい私のブログにも拘わらず、トラックバックやコメントを
寄せてくれる親愛なるドラファン。  改めて感謝いたします。

同じドラファン、好きな選手や嫌いな選手もそれぞれいても、
皆ドラゴンズが好きでたまらないというのが、よく伝わってきます。
トラックバック先の記事も読んで、参考にしています、いや、楽しみにしています。
”ブログのひよ子”ですが、親愛なるドラファンの皆さん、今後ともよろしく
お願い致します。

堂上弟も抹消され、空いた野手の2つの枠は、日刊スポーツによれば
李と西川になりそうだとのこと。
やはり森野がオリンピックで抜け、左バッターが井上だけというのでは
ちょっと寂しいからか。
もし李選手が明日1軍登録されたら、取り敢えず、私の心は”ニュートラル”にして
李選手のプレーを見守ってみよう~。
果たして、韓国の”イチロー”と言われた李選手、自分の野球史の中で、
この日本プレー時代をどう書き込めるかは、今年の残り約40試合にかかってますよ

北京オリンピックの星野ジャパンと戦ったセリーグ選抜の広島の栗原が、
早くも2009年のWBCに向けて、日本代表入りを口にした。
ドラゴンズの選手も、彼みたいに”より高い目標”を口にする選手が
今の若竜たちから出てきて欲しいものだ。


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凄い世界新! 2大会連続金メダルの北島康介 ( 1)

2008-08-11 | 人間ウォッチング

テレビで100M平泳ぎ決勝を見た。
谷亮子も金メダルを逃がし、昨夜は男子サッカーもナイジェリアに負け、
今回の北京オリンピックでのメダル獲得がなかなか思うように進まない。

こんな状況だから、今日の北島康介の100M平泳ぎ決勝には、
”なんとか、北島、日本に金メダルを”との期待と注目も俄然集まったと思う。

その期待と注目を見事に達成した北島康介、 世界新で優勝、金メダル。
おめでとう~~~!!

テレビで見ていた私も、100M平泳ぎのテレビでの実況中継に
手の拳に自然と力が入った。 50M折り返しではノルウェーのオーエン、
アメリカのハンセンに続き僅差で3位。  大丈夫か? 北島康介。
その後、北島康介がすぐにトップに立ち、そのまま1位でゴール。
やった~北島、 それも世界新で金メダル。

本当に凄い選手だ、北島康介。
まだ25歳の若者?、 いや~、信じられないくらいの人間力を感じた。
100M平泳ぎレース直後の北島康介のインタビュー。
前回のアテネオリンピックで金メダルを獲得した時の、
”超~ 気持ちいい~~~”と喜びを力いっぱい表現していた時とは
対照的だった。

インタビューが始まっても、今回は、 しばらくタオルを顔や頭にあてがい
無言。 私はいつ北島康介が言葉を発するのかと見守っていた。
それでも、なかなか連続金メダルを取った北島康介はタオルで顔を
覆ったまま言葉を発しない。 
やっと、タオルを外し、北島康介の口から出てきた言葉は、
”有難うございます、 皆さんの期待に答えられて嬉しいです。”と。
アテネで金メダルを取った時とは大違いであった。

自分でも自ら、金メダルを取ると公言し、周りの期待も一心に集めてきた
北島康介。 宿敵のライバル、アメリカのハンセンとも大会前からの
厳しいメンタル面での戦いも。 
団体競技とは違って、個人競技が彼の種目。 
戦うのは自分ひとりで、誰もあてにはできない。
最後に信じるのは自分だけという孤独な競技。

テレビでMCをしていた松岡修造が、北島康介に4年間張り付いて経験から
非常に興味深いコメントをしていた。
今回の北京オリンピック、誰もが北島康介の競争相手はアメリカのハンセンだと
信じていた。 ところが昨日の平泳ぎの準決勝から一変したと。
ノルウェーのオーエンがオリンピック記録を出して、北島康介、ハンセンの
前に立ちはだかってきた。

北島康介のそばで見ていた松岡修造は、北島康介の変化を見つけていた。
準決勝が終わってから、北島康介は耳にヘッドホーンをつけて、一切外部から
の雑音を遮断し、自分の世界に入っていたと。
松岡修造が見て思ったところでは、相当北島康介も追い詰められていたと。
アテネからこの北京オリンピックまでの4年間で追い詰められたことよりも、
昨日の準決勝から今日の決勝までの1日での追い詰められ方のほうが
遥かに大きかったと。

そして耳にヘッドホーンをして無言でバスに乗り込もうとした時に、
北島康介が心配そうに見守る松岡修造に一言だけ、
”やるしかないです! ”

明日の決勝を控えたその時の北島康介は、誰よりも一人、自分の中で
自分と孤独な戦いをしていたのであろう。もはや戦う敵はハンセンでも
オーエンでもなく。 自分との戦いをしていたのでは?
(こんな厳しい崇高なことをしたことのない私は、ただ推測するだけだが)

そんな苦しい戦いを1日して臨んだ今日の決勝で、見事に世界新で金メダル!
レース後のインタビューでしばらく言葉を発せられなかった”穏やかな”北島康介
には、前回のアテネオリンピックで金メダルを取った時より、
さらに一段と王者の風格を備えた人間としての勝者の北島康介を私は感じた。

いつも元気いっぱいでハイテンションな松岡修造だが、
彼の4年間の地道な取材密着にも拍手である。
やはり”いい仕事”の影には、地道な仕込みもあるものだ。

             (  (2) に 続く  )


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