さて、CFS-F70の続きです。
この機種はフロントパネルを取り付けてしまうと、テープスピード調整用の半固定VR(モーターの背面にある)にアクセスできなくなってしまいます。仕方ないのでむき身の状態で12Vを印加し、スピード調整と一通りの機能を確認。
パネルは取り付け前にSPユニット等を取り外して風呂場で丸洗いします。SPユニットは10センチフルレンジが付いてました。強力な磁力なので防磁板が被せられていました(写真は防磁板を外したとこ)。
ちなみにSPユニットのホコリ取りには100円ショップで買ったシェービング用のブラシを使っています。いい塩梅です。
この後一気に組み上げ、修理完了となるはずでしたが・・・最終チェックであることに気づきました。なんと電源オフにしてもモーターの回転が止まらないのです。。。
仕方ないので、また中身を取り出してカセットメカの具合を確認しましたが、どうもメカには問題無さそうだし、メカ裏の制御ICにも不具合がなさそうです。いろいろ調べた結果、犯人はファンクションスイッチではないかと推測。唯一分解清掃をしなかったスイッチです。
本来なら分解清掃したいところですが、このタイプは分解不可能。なので、次の手順で内部の接点をクリーニングしました。
1 スイッチ全体をクリンボーイまみれにし、一晩寝かせる。
2 クリンボーイが溶けて内部まで行き渡ったのを確認してから、超音波洗浄器にかける。
3 エアダスターを噴射し、内部の水分を吹き飛ばす。
この工程を二度おこなったところ内部接点の汚れが取れたようです。取り付けて確認すると、電源がきちんと落ちるようになっていました。で、再度組み上げてフィニッシュ。
次回は機能等を紹介していこうと思います。
この機種はフロントパネルを取り付けてしまうと、テープスピード調整用の半固定VR(モーターの背面にある)にアクセスできなくなってしまいます。仕方ないのでむき身の状態で12Vを印加し、スピード調整と一通りの機能を確認。
パネルは取り付け前にSPユニット等を取り外して風呂場で丸洗いします。SPユニットは10センチフルレンジが付いてました。強力な磁力なので防磁板が被せられていました(写真は防磁板を外したとこ)。
ちなみにSPユニットのホコリ取りには100円ショップで買ったシェービング用のブラシを使っています。いい塩梅です。
この後一気に組み上げ、修理完了となるはずでしたが・・・最終チェックであることに気づきました。なんと電源オフにしてもモーターの回転が止まらないのです。。。
仕方ないので、また中身を取り出してカセットメカの具合を確認しましたが、どうもメカには問題無さそうだし、メカ裏の制御ICにも不具合がなさそうです。いろいろ調べた結果、犯人はファンクションスイッチではないかと推測。唯一分解清掃をしなかったスイッチです。
本来なら分解清掃したいところですが、このタイプは分解不可能。なので、次の手順で内部の接点をクリーニングしました。
1 スイッチ全体をクリンボーイまみれにし、一晩寝かせる。
2 クリンボーイが溶けて内部まで行き渡ったのを確認してから、超音波洗浄器にかける。
3 エアダスターを噴射し、内部の水分を吹き飛ばす。
この工程を二度おこなったところ内部接点の汚れが取れたようです。取り付けて確認すると、電源がきちんと落ちるようになっていました。で、再度組み上げてフィニッシュ。
次回は機能等を紹介していこうと思います。
このモデルはほんとにいい音します。アンプ部といいSP部といい、ホントお金がかかってますね。でも、正しいお金のかけ方のような気がします。当時はソニーにもこんな生真面目さがあったんですね。
盲点でした。自分もそこはノーチェックてした。メカ部ばかり気を取られて、考えてなかったですよ。
しかしF70、スピーカーも強力ですね!なんか時代の豊かさを感じてしまいます。アンプ部とあいまって良い音なんでしょうね?
中々、アンプとスピーカーのバランスが取れたラジカセって少ないですよね。