一ヶ月ぶりのカキコとなってしまいました。極々一部には「どむぞうは死んだのではないか」という噂が立ちましたが、仕事内容が変わったことによる気持ちの余裕のなさと連日の暑さで、ジャンク弄りする気力が出なかったまでのことです。心配して電話くれたK君、ありがとう。
さて、久々にジャンク弄り。ジャンク弄りは6月23日のKX-4520以来なので、リハビリとしてウォーキングステレオを。ナショナルが1980年頃に39,800円で発売した「ステレオGO」です。数年前にオクで入手したきり、ジャンク箱に眠っていたブツです。
ドーン!
デカイですね。ウォーキングステレオというにはかなりデカイです。デカすぎです。厚みは3.7センチ、重さは電池込で588グラムもあります。これ、確かにソニーのウォークマンを意識してリリースされたものですが(軽量ヘッドホンも付属してた)、その実態はミニステレオラジカセからスピーカーを省いたって感じのシロモノ。。。カセットレコーダーを「再生専用」として製品化するというパラダイムシフトは、ソニーが初代ウォークマンTPS-L2で実現させたものですが、どうやら松下はそこまで突き抜けることができなかったようです。AM・FM、録音機能、テープカウンタや内蔵マイクまで組み込んでいるのですから、これは従来のラジカセの文脈そのもの。型番も松下のラジカセラインナップのRX-○○○○だし(参考:RX-5700、RX-1830)。ルックスも今見るとかなーり野暮ったいw でも、当時ラジカセを持っていなかった自分としてはウォークマンよりこっちのほうが本命だったりして。結局、どちらも金なくて買えなかったけどw
では、開腹。
今回の症状は「テープ不動」、「ボリュームガリ&バランス悪い」、「ラジオにピーッというノイズが入る」というもの。まずはボリューム周りからやっつけます。
下が音量VR、上がバランスVRです。分解清掃は面倒くさいので、とりあえずエレクトロニッククリーナー を吹きかけてグリグリしてみます。これでダメなら接点復活剤を噴射するところですが、幸いにもクリーナーだけでガリは取れました。なるべく復活剤は使わないほうがいいのだ。そばに鎮座しているのは松下製FM-AMチューナーICのAN7220。確かRX-1830でも使われていたはず。
ついでにラジオ-テープ切替等のスライドスイッチもクリーナー噴射&グリグリしたところ、ラジオのピーノイズが無くなりました。接触不良だったんですかねえ???
テープ不動の原因はモーター軸の固着でした。エレクトロニッククリーナーを噴射してグリグリしたところ回転するようになりました。幸いにもゴムベルトはまだ生きてました。松下のゴムベルトはホント丈夫ですね。
クリーナーだけで3つの不具合が解消されました。で、基板を元通りにするのですが、このときに2箇所注意するところがあります。基板のリーフスイッチ(再生等をオンにする)を押し下げるレバー(左の○)と録音アンプをオンにするスイッチ(右の○)です。それぞれ写真の位置にしておきます。
テープ速度調整は電池ボックス横の基板にある半固定VRで行います。
電池ボックス蓋のスポンジは触ると粉々に・・・新しいのに張り替えます。これは100円ショップに売っている「すきまテープ」を流用。
ハイ、メンテ終了。明日はこいつの機能面を紹介することにします。
さて、久々にジャンク弄り。ジャンク弄りは6月23日のKX-4520以来なので、リハビリとしてウォーキングステレオを。ナショナルが1980年頃に39,800円で発売した「ステレオGO」です。数年前にオクで入手したきり、ジャンク箱に眠っていたブツです。
ドーン!
デカイですね。ウォーキングステレオというにはかなりデカイです。デカすぎです。厚みは3.7センチ、重さは電池込で588グラムもあります。これ、確かにソニーのウォークマンを意識してリリースされたものですが(軽量ヘッドホンも付属してた)、その実態はミニステレオラジカセからスピーカーを省いたって感じのシロモノ。。。カセットレコーダーを「再生専用」として製品化するというパラダイムシフトは、ソニーが初代ウォークマンTPS-L2で実現させたものですが、どうやら松下はそこまで突き抜けることができなかったようです。AM・FM、録音機能、テープカウンタや内蔵マイクまで組み込んでいるのですから、これは従来のラジカセの文脈そのもの。型番も松下のラジカセラインナップのRX-○○○○だし(参考:RX-5700、RX-1830)。ルックスも今見るとかなーり野暮ったいw でも、当時ラジカセを持っていなかった自分としてはウォークマンよりこっちのほうが本命だったりして。結局、どちらも金なくて買えなかったけどw
では、開腹。
今回の症状は「テープ不動」、「ボリュームガリ&バランス悪い」、「ラジオにピーッというノイズが入る」というもの。まずはボリューム周りからやっつけます。
下が音量VR、上がバランスVRです。分解清掃は面倒くさいので、とりあえずエレクトロニッククリーナー を吹きかけてグリグリしてみます。これでダメなら接点復活剤を噴射するところですが、幸いにもクリーナーだけでガリは取れました。なるべく復活剤は使わないほうがいいのだ。そばに鎮座しているのは松下製FM-AMチューナーICのAN7220。確かRX-1830でも使われていたはず。
ついでにラジオ-テープ切替等のスライドスイッチもクリーナー噴射&グリグリしたところ、ラジオのピーノイズが無くなりました。接触不良だったんですかねえ???
テープ不動の原因はモーター軸の固着でした。エレクトロニッククリーナーを噴射してグリグリしたところ回転するようになりました。幸いにもゴムベルトはまだ生きてました。松下のゴムベルトはホント丈夫ですね。
クリーナーだけで3つの不具合が解消されました。で、基板を元通りにするのですが、このときに2箇所注意するところがあります。基板のリーフスイッチ(再生等をオンにする)を押し下げるレバー(左の○)と録音アンプをオンにするスイッチ(右の○)です。それぞれ写真の位置にしておきます。
テープ速度調整は電池ボックス横の基板にある半固定VRで行います。
電池ボックス蓋のスポンジは触ると粉々に・・・新しいのに張り替えます。これは100円ショップに売っている「すきまテープ」を流用。
ハイ、メンテ終了。明日はこいつの機能面を紹介することにします。
この頃は、似たような感じのSONYのWA-33が欲しかったです。
(買えなかった反動で、現在3台所有してますがw)
なんか、この頃のミニラジカセ?の音って、好きなんです、何か落ち着く。
どむぞうさんはそんなことありませんか?
WA-33って初めて知りました。やはりこれもあまり売れなかったんでしょうねえ・・・3台も入手するのは大変だったのでは?でもその気持ち、わかります。実を言うと自分もこの「GO」、3台持ってます(爆)
この時代のミニラジカセの音はけっしていい音ではないんですが、自分はその音を聴くと、あの時代の空気感みたいのが蘇ってきて「萌え萌えきゅん」となります。自分の周りはみんなこの手のものを持ってて、羨ましく思いながらも聴かせてもらってましたから。特に松下の「旅カセ」はカッコよかった。オクで狙ってみましょうかねえ・・・
いかにも松下らしい、なんと色気のないデザイン…硬派っちゅうか、なんちゅうか。
SONYで言えばWA-66的かと。
WA-33、三田寛子効果である程度、売れたようです。
売れなかったのはWA-11,44,55,44,77で、
殆ど見かけることはありません。
このNational RX-1950を所有している者です。先日、速度調整するために分解をしました。速度調整は無事終わったのですが、電源がオフにならないのです。
モーターだけ回ってます。停止ボタンのところがカチッカチッという音を立てて電源が切れません。電池を抜かないと電源が切れない状態です。この場合どうすれば治りますでしょうか?
よろしくお願い致します。