本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

National RX-1830(その1)

2011年04月09日 16時48分20秒 | ラジカセ
 しばらくお休みしていたジャンクいじりを先週から再開しました。

 今回のブツはこれ。


 昭和57年9月に20,600円で発売されたナショナルのモノラルラジカセRX-1830です。以前、ジャンクBCLラジオをオク落したときに出品者がオマケとしてくれたものです。電源は入りますが全ての機能が不動でしたから出品者にとってはゴミ同然だったのでしょう。普段なら食指が動かない代物ですが、捨ててしまうのも不憫ということで生き返らせることに。今回のような災害時にも有用ですしね。


 フロントを開けたところです。シンプルにまとめられています。


 カセットメカ部を取り外したところです。右にあるのがチューナーIC、左にある放熱板付きのものがモノアンプICです。

 まず目に止まったのがアンプ部近くにある電解コンデンサ。膨張して防爆弁が膨らんでいました。


 手持ちの新品に交換。30年も経つとコンデンサも小型化してます。


 ハンダ割れがなさそうだったので、電源を入れて信号の途絶えているところを探します。こんなときはクリスタルイヤホン(昔、ゲルマニウムラジオを作ったときに使用したもの)が便利です。微小信号でも音に変換してくれるので、回路のあちこちに端子を押し当て、音声として信号の有無を探ることができます。


 イヤホンで探ったところ、チューナー部は生きてましたがアンプICが死んでました。使われているICはNECのもので、オールデータシートjpで検索したところ、μPC1212Cというものでした。6ピン目がアウトプット。信号が全然出ていませんでした。

 古いICなので入手できるか不安でしたが、幸い若松通商に在庫がありました。1個147円。早速、通販で注文して・・・・・その2に続く。

 


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