トークショー2014 in 東京 その３

来週(5月10日)のMUSIC FAIRは、再び50周年特別企画60～70年代選集
ジュリーの映像が流れるそうです。
番組HPはこちらからどうぞ。
昨日の予告では“憎みきれないろくでなし”の映像が流れたとか
あ～失敗した
昨日、MFをチラッと観たのですがつまんなかったのでチャンネルを変えちゃったんですよね
予告を観るのって大好き一週間ワクワクできたのに、残念
ちなみに以前書いた私の“憎みきれないろくでなし”語りがこちらにあります。
我ながら、相当頭の中がお花畑ですね今さらか

気を取り直して、MFの“憎みきれないろくでなし”と言えば、同じ番組内で“サティスファクション”を歌った映像があるのですが、個人的にこの“サティスファクション”が、今でも観ることの出来るジュリーの“サティスファクション”の中でのベスト・パフォーマンスだと思う
「ジュリーの」というより、誰が歌うものよりもジュリーがサイコ―なのは言わずもがなですが
何度見ても、一瞬たりとも目が離せないほど魅力的
あの井上バンドとの一体感
新田さんのブラス・セクションが入ったアレンジもカッコイイ
もうとっくにご存知でしょうが、ツべでもアップされています
は～朝からまたあの映像を観てフンコーしてしまった

さて、トークショーの続きです。

角刈りネタでどっかんどっかん沸かして下さった後は、
「東京五輪ありがとう。
被災地へのプレゼント。」
に沿ったまじめなお話し。

印象的だった話題を羅列させていただきます。
いつも通り、雰囲気でお読みください

東京五輪からいじめ問題にも言及。

「『おもてなし』＝『裏のことばっかり考えている』とは思ってないんだよね。」

サッカー界で話題になっている人種差別問題。

「(被災地に対する思い等)覚えておかなければならないことは、覚えておかないといけない。」

テレビのお話しから、「同棲時代」がオンエア(TBS2で5/24(土) 午後9:30～午後11:00)されるという話になり、
「『同棲時代』かよ～、昔やったんですよ」
と、照れていらっしゃいました

「テレビに出ると言いたいことが言えなくなる。」

「だからって、別にテレビに出て言いたいことがあるわけでななく、うじうじうじうじ思っている。
うじうじうじうじ思っていることを、ここで話している。」

「新聞を読んでも、うじうじうじうじ考えるばっかりで、何にもスッキリしないんですよ。
この世にお酒と言うものが無かったら、本当に楽しいことなんて一つもない。」
(そんなことはないと思いますが)

「7月から始まるコンサートで、この髪の毛でどうやって出て行こうかと思案しているんですが、まさかこの格好(着流し)で歌うわけにもいかず。」

「『悪名』が男の人に評判がいいんですよ再演するとしても2年後です。」
(と言うことは、来年の演目はもう決まっているということですね)

「被災地のために何が出来るんだろうかと考えた時、自分たちに出来ることは何もないんだ。
何もないんだ、というところから始めれば、逆に言えば何でも出来る。
一番の願いは祈りを届けること。
大きな声じゃなくてもいいんです。
小さな声でいいんです、心の声でいいんです。」

オリンピックの話題から、フランスでレコードを出した時のお話し。
「フランスに行っても、何で着物を着てないんだ？と言われてたんですよ。
曲のタイトルが“世界の果てから来た男”ですから。
スペインでもスペイン語で出したんです。」

「嬉しいことは、テレビに出なくても生活が出来る。
人知れず、世間からは忘れられ、知っている人からは、そこそこ熱烈に歓迎され。(ここで会場は大拍手)
声の続く限り、やっていけるのではないかと思っております。」

「今日は、すみません。
うじうじうじうじした私を聴いていただきました。」

クロージングの“櫻舗道”のイントロが流れる中、思いっきり歌うそぶりを見せながらボーカルが始まると同時にサッと踵を返してとっととご退場されました。

正直、タイガースのお話しが全くないのは意外でしたが、ジュリーは常に前を見ている方だから、タイガースのお話しはもう一つの区切りがついた過去のことであり、「今」話すべきは、ジュリー曰く、うじうじうじうじしたこの日のお話しだったのでしょう。

私としては、ジュリーさまには下手なファンサービスなんて考えないで、唯我独尊で突き進んでいただきたいので、今、ジュリーが話したいことを聴く機会に参加出来て感謝しております

とは言うものの、最後は何となく申し訳なさそうな弁も語られていたから、もしかしたら大阪ではサービスして下さるかも
大阪のトークショーに参加される方も、楽しんでいらして下さい