オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

礼文島起登臼川のアメマス

2014-10-13 12:44:04 | 渓流魚、蝶、自然
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礼文島起登臼川のアメマス

2009-9-27  朝雨 のち晴

香深井川の次に起登臼川に入った。礼文岳を背景に起登臼(きとうす)の集落と河口付近が見える。



河口の波打ち際からひたすら超小型アメマスばかり。







原生林の中の川沿いの林道を登ってゆく。



山に入って行くと美しく苔むした山岳渓流の雰囲気で昔からここは礼文で一番美しい渓流といえる。自然度は高い。







しかし源流域の取水ダムにいたるまで すべて超小型アメマスばかりであった。数もかってと比べると驚くほど少なくなった。

以前は水量豊な渓流であったが今日は渇水気味で浅く、これといったたまりが無かった。

源流域で20cmほどの暗褐色の1 個体がかかったがこれがこの渓流で最大のアメマスであった。色調から、おおっ、オショロコマだっ と叫んでしまったがよくみるとエゾイワナ傾向のつよいアメマスであった。




はるか昔、無尽蔵にいたここのアメマスはもっぱら食べるために釣っていた。しかし、ここまで少なくなったアメマス個体群は、出来れば大事にしておいた方が良いと思う。

この日撮影させていただいたアメマスたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




本来海にいるはずの海鵜(ウミウ)の一群が小型アメマスを食べるために山奥の川の上流のたまりに飛来していた。

ウミウの一羽はまるで怪我でもしているかのようなピコタンピコタン歩きをするためF氏が猛烈な勢いで追いかけた。

彼はウミウを捕まえる寸前に小枝にあしをとられ激しく転倒。

ウミウは笹の中に逃げ込んだ。

起登臼川のアメマスの敵としては自然環境悪化や釣り人のみならずウミウまでが荷担しているようだ。

かなり入念にさぐったが起登臼川にも結局オショロコマはいなかった。

今回私たちが調べた範囲では礼文島のオショロコマを再発見することができなかった。

断定こそ出来ないが、礼文島には今現在オショロコマはいないように思われる。

釣りチョッキのポケットに入れておいた デジカメ故障。いつも使用するKD500Z ではなく最新型のフジの動画撮影用デジカメが壊れてしまった。ポケット内で偶然スイッチが入って飛び出してくるレンズが押さえ込まれた状態になってしまい長時間がたったせいだろうか。



この日は利尻山にカサ雲がかかっていた。


                  この項、続く。


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