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ここまで多くの人々に愛されているブラックバス釣りを絶対に容認すべきだ。
ゾーニングを行い、ブラックバス専用の閉鎖水域で自由に放流を行い、いまや国民的なスポーツフィッシングとなったブラックバス釣りをもっともっと発展させよう。
日本釣り振興会の旗振りで全国的に署名活動も行おう。釣り具メーカーはいくらでも後押ししてくれる。100万人の署名を集め環境省に訴えよう。
こんなに多くの外来生物に囲まれて暮らしている日本で、何故ブラックバスだけが悪者扱いされるのか。一時期、大繁殖した外来種も、やがて落ち着くところに落ち着いて在来の自然に取り込まれてゆくから、そんなに神経質に心配するな。
景気ずけに、もっともっと、いまのうちに放流しよう。死にもの狂いの駆け込み放流が行われ、そのころ、あろうことか北見市近郊の原始の湖、貴重な日本産ヒメマス原種が棲息するチミケップ湖でも、まさかのブラックバスが釣れたことがあります。
これは、もう皆さん忘れてしまったかも知れないがブラックバス容認かどうかで、反対派と賛成派が激しいつばぜり合いをしていた日本での状況です。
このたびは、ニジマスを指定外来魚にするなという署名は2万3000名ほど集まったといううわさです。
しかし、ブラックバス騒動のときは、それこそその何十倍もの署名が集まりました。署名の数だけで物事がきまらないのは前例が証明しています。
こうしてみると、ニジマス釣りもブラックバス釣りも根源的には根が同じといえるかも知れません。
ちなみに、ブラックバス釣りは、移植放流が禁止された今も、我が国では依然大人気の釣りで北海道を除く全国各地では、ひろく盛んに行われているようです。
いまやニジマスは国際的には悪玉外来魚の筆頭グループの仲間入りをしてしまっています。
状況的に日本の環境省や北海道環境局では指定外来魚に指定し何らかのアクションをしなければならない雰囲気になってきました。
ブラックバスと比べるとさほど悪役らしくない姿形からはじまって世界中に放流され、盛んに行われている養殖産業にいたるまで、悪役としての振るまいよりも、良いことをしているほうが多そうな錯覚に陥ってしまうほど身近な存在になっています。
しかし、それは、これまでデカニジマス釣りに酔いしれるあまり、その実体を知らなかっただけのことで、我が北海道ではオショロコマをはじめ多くの川の生き物に、実は多大なる悪影響を与えていることが、 みなさん、うすうすとわかってきたのではないでしょうか。
ニジマスが悪さをしている舞台はみなさんがデカニジマス釣りに夢中になっている本流域ではなく、上流から源流にいたる水域です。そのことが、ニジマスの悪行が広く知られるのを妨げていたのです。
今となってはは 不都合な真実として知らない振りをして勝手気まま、無制限なニジマス放流を続けるべきではありません。
私は個人的にはニジマスは好きです。しかし在来魚に対する振る舞いは看過できません。ニジマスは指定外来魚に指定すべきです。ただこれまでの経緯をある程度尊重すべきです。多少の法的な工夫が必要です。
現実的には ニジマス放流可能水域の指定 と ニジマス放流ライセンス制・報告制 がニジマス遊漁の生き残り策 といえます。
最近、うれしい内容のブログを発見しました。勝手気ままな放流はよくないことに目覚めてくれる兆しが見えはじめました。
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